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【「今年の食卓2022」は「お米リバイバル」と「アルモンデ」】値上げラッシュの1年、食卓はお米の魅力再発見と賢い節約料理がトレンドに/2,800万枚の料理写真SNS「スナップディッシュ」が発表

(PR TIMES) 2022年12月02日(金)14時45分配信 PR TIMES

〜23年は、アルモンデの進化系「オルタナ食材(代替・置き換え)」がトレンドの兆し〜

料理SNS「スナップディッシュ」を運営するヴァズ株式会社(所在地:東京都武蔵野市、代表取締役:舟田 善)は、2022年の食卓トレンドを表す「今年の食卓2022」を選出しました。当社では、年間100万枚を超えるユーザーの食卓投稿の中から、その年を象徴する食卓投稿をスナップディッシュ編集部が選出し、代表的なユーザー投稿と共に発表します。

食品の値上げラッシュや輸入肉の高騰など、お財布事情が厳しかった22年。食卓ではさまざまな「食の見直し」が起こりました。そのトレンドを表す「今年の食卓2022」は「お米リバイバル」と「アルモンデ」に決定しました。物価高騰の中でも毎日続く家庭料理。何かを我慢するのではなく、あるものの新たな価値を再発見し、その情報交換をシェアして楽しむ大きなトレンドが見られました。長引くコロナ禍を経て、SNSを通じおうち時間の楽しみを共有する文化が根付いたことも背景にあると見ています。

当社は、時代やライフスタイルと共に変化する「食卓の今」を、累計2,800万超の料理投稿をもとに分析し、その時々のトレンドや次なる予測を発表することで、食の新たな楽しみ方を提案します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/7310/90/resize/d7310-90-84e96bf43dd1cde0c0f1-15.jpg ]



今年の食卓2022は、「お米リバイバル」と「アルモンデ」

今年の食卓では、小麦などの穀物を代表とする食品が高騰する中、価格が安定しており食卓への出現が上昇した「お米」の価値の再発見が起こりました。近年は高級食パンやベイキングブームで消費量が下がりつつありましたが、再びその魅力に注目が集まり、家庭の食卓ではお米や派生食材を使った新たなトレンドが多数生まれていることから、今後消費量も伸びていくと予測しています。

・米粉
22年の食品値上げの筆頭、小麦粉の値上げをきっかけに米粉を使う料理が急増。特に米粉をメインとするパンやスイーツが増えました。また、肉や魚料理、揚げ物などで小麦粉の代わりに使ってみると、カリッと仕上がる、もちっとした食感など、米粉ならではの新たな魅力の発見にも繋がったことも後押しとなり、使い始めた人からのクチコミによってトレンド化したと言えます。また、米粉は小麦アレルギーの人でもパンやケーキなどトレンドスイーツを楽しむことができ、グルテンフリーで低GI食品でもあることから、コロナ禍以降の健康志向にもマッチしており、今後さらに使う人が増えると見ています。

[画像2: https://prtimes.jp/i/7310/90/resize/d7310-90-b37c0170ece23a5143dd-2.jpg ]

左:秋鮭の米粉ムニエル(https://snapdish.co/d/yuO4Sa
右:おうちカフェ/米粉のカヌレ(https://snapdish.co/d/aeDTPa
  「ほうじ茶と黒糖で米粉のカヌレ、思い付きのニューバージョン(笑) ※米粉なら寝かす手間なく簡単です」

・南印度の炊き込みご飯「ビリヤニ」
ここ数年続く南インド料理のブームから派生して、22年はビリヤニの人気が顕著でした。インドやその周辺国で食べられているスパイスとお肉の炊き込みご飯「ビリヤニ」は、日本の「松茸ごはん」、スペインの「パエリア」と並ぶ世界三大炊き込みごはんのひとつと言われ、米食好きの日本人に馴染みやすくトレンド化。宮廷料理にルーツがある「ビリヤニ」は本来手間暇のかかる料理ですが、コロナ禍以後に定着した海外料理を家庭でも楽しむトレンドも相まって、自宅で何種類ものスパイスや高級米バスマティライスを使って本格的にチャレンジする人から火がつき、次第に日本米で代用してビリヤニ風に作る、市販の「ビリヤニの素」を使って炊飯器で作る、鯛出汁を使って和風にアレンジするなど、オリジナルの楽しみ方も広がってきています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/7310/90/resize/d7310-90-7c904708956027f40b9a-0.jpg ]

左:プローン・ビリヤニ(https://snapdish.co/d/brGu4a
  「バスマティライスはないけど、普通のお米で」
右:ビリヤニの元で炊飯器で簡単ビリヤニ(https://snapdish.co/d/PCKibaa
  「坪和さんの商品『ぴっ』を使った簡単美味しいビリヤニを作りました。めちゃくちゃ美味しく出来上がります」

・韓国の混ぜ込みおにぎり「チュモッパ」
漬物や韓国のりなどを混ぜた一口サイズの韓国おにぎり「チュモッパ」。「韓国版悪魔のおにぎり」、「やみつきになる美味しさ」とのクチコミや、見た目も丸い形が可愛く、カラフルな具材がSNS映えすることから注目を集めました。味の面でも、ごま油や韓国海苔など日本人も大好きな食材が使われ、子どもから大人まで楽しめることがヒットの要因と見ています。22年は「チュモッパの素」が発売され、レシピの数も増えるなど、今後さらに多く方が楽しむ流れが生まれています。
[画像4: https://prtimes.jp/i/7310/90/resize/d7310-90-b6c0a3d1b857091cb789-1.jpg ]

左:チュモッパ(https://snapdish.co/d/CXSrbaa
  「韓国料理が大好きなので、チュモッパに挑戦してみました」
右:チュモッパ(https://snapdish.co/d/eWrjva
  「キンパも大好きだけど、チュモッパはそれより簡単に出来るから、サイコー」

【アルモンデ】
食品値上げラッシュの影響で投稿数が顕著に増えた「アルモンデ」。新たに食材を買って料理をするのではなく、その日「あるもので」工夫して作る料理のことで、2013年に料理SNS「スナップディッシュ」のユーザーが「あるもので、アルモンデ」と称したことから生まれました。一部のユーザーの間で使われていたワードでしたが、22年は投稿数が急増。値上げへの対応を節約や我慢と捉えるのではなく、賢く美味しくアレンジするアイデアのキーワードとして「アルモンデ」という呼び名を得たこと情報交換が楽しまれるようになりました。今年はテレビでも注目され、言われてみればみんな心当たりのある「アルモンデ」。レシピのないの料理ですが、トレンド料理もいくつも生まれてました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/7310/90/resize/d7310-90-27d0d7190a5ee84a07ff-17.jpg ]

左:うどんスープでほっこり煮物(https://snapdish.co/d/KL1Tza
  「冷蔵庫に少しずつ残った半端野菜や冷凍庫の生麩~アルモンデ作ったとは思えないほっこり煮物になりました」
右:厚揚げとトマトとゆで卵のピザ(https://snapdish.co/d/OCLGbaa
  「ピザ焼きました。具材はいつものアルモンデ。厚揚げが残っていたので、1枚は厚揚げピザにしよ。」

・韓国のアルモンデ料理「ジョン」
韓国料理で、食材に小麦粉と溶き卵をつけて焼くピカタのような料理「ジョン」。余り野菜や、中途半端に残ってしまったお肉、お魚など、食材を選ばず何でも作ることができることから、「余り食材がごちそうになる!」と評判になり、節約志向と韓国料理ブームの波に乗って投稿が急増。ズッキーニやカニカマ、豆腐など、お財布に優しい具材を使った投稿が多く見られました。
[画像6: https://prtimes.jp/i/7310/90/resize/d7310-90-8a8dfb872ec71aff25ab-3.jpg ]

左:豆腐のジョン黒酢ひき肉餡掛け(https://snapdish.co/d/GvCq1a
  「豆腐と少しのひき肉、卵が1個~これでおかずができる。豆腐のジョンはピンチの時の救世主」
右: 余り野菜でジョンヾ(  )ヨシヨシ(https://snapdish.co/d/vPnjna

・アルモンデを格上げする「アウトドアスパイス」

キャンプブームからキャンプ専用調味料がヒット。「ほりにし」を代表とするアウトドアスパイスが数多く発売され、また百円ショップでお手頃にアウトドアグッズが手に入るようになったことも追い風となり、お家でも気軽にキャンプ気分を味わって楽しむ人が急増しました。中でも、アウトドアスパイスは万能調味料として、いつもの料理を簡単に美味しく格上げできることから、アルモンデ料理への活用とマンネリ解消に重宝されており、今後も食卓への定着が進むと見ています。
[画像7: https://prtimes.jp/i/7310/90/resize/d7310-90-e74dba8b25d2a7533d87-12.jpg ]

左:ソース焼きそば(https://snapdish.co/d/Tj0Dra
  「#ほりにしブラック で焚火調理したかのようなスモーキーな仕上がりになった」
右:フライパン焼きもろこしのスパイスクリスピーがけ(https://snapdish.co/d/4O5iPa
  「スパイシーなクリスピーをちょっとかけるだけで、おつまみにもピッタリ」

【スイーツ部門】時代を映すチーズケーキ、令和の「バスクチーズケーキ」は進化系へ広がり
コロナ禍初期のベーキングブームに乗ってトレンドとなったバスクチーズケーキ。作りやすさから家庭でも定番化した様子が伺え、22年はさまざまなアレンジを楽しむことがトレンドに。チーズケーキは、昭和の時代から、ベイクドチーズケーキ→レアチーズケーキ→スフレチーズケーキ→ニューヨークチーズケーキ→バスクチーズケーキと数年サイクルでトレンドが変わる「時代を映すスイーツ」として今後も目が離せないスイーツと言えます。
[画像8: https://prtimes.jp/i/7310/90/resize/d7310-90-5b4a3d2f445ef248d968-5.jpg ]

左:バスクチーズケーキ柚子風味(https://snapdish.co/d/WSDv4a
右:竹炭パウダーで真っ黒バスチー ラズベリーソース添え(https://snapdish.co/d/1iq1La
  「ハロウィン仕様で、表面も中も黒いバスクチーズケーキ焼いてみた!」



23年の食卓トレンド予測は、アルモンデはさらに進化し「オルタナ食材」(代替・置き換え)へ


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・あり合わせから意識的な置き換えへ、「アルモンデ」の進化系「オルタナ食材」がトレンドと予測。
コロナ禍で加速した健康志向と、食品値上がりによる節約から22年トレンドとなった「アルモンデ」はさらに進化し、健康的な食材や備蓄性の高い食材、サステナブルな食材など、よりプラスの価値をもつ食品に積極的に置き換えていく「オルタナティブ(代替・置き換え)」な食品「オルタナ食材」がトレンドになると予測します。米はオートミールに、小麦粉は米粉や玄米粉に、砂糖はラカントやステビア、甘酒に、お肉は大豆ミート、高野豆腐、厚揚げ、車麩、乳はオーツミルクやアーモンドミルクにとオルタナ食材は増え続けており、2023年もまだまだ新商品や新食材の登場が期待されます。豆などを使った低糖質高タンパクのヘルシーな代替麺も、もっと主流になってくると予測しています。

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左:The焼き飯(  )オートミールだけど(https://snapdish.co/d/j0yy9a
  「お米は絶ってるので、オートミールで。普通に美味い」
右:グルテンフリー玄米麺で汁なし韓国冷麺(https://snapdish.co/d/WOKP8a

・米粉ブームに続き、23年は玄米粉
22年は小麦粉の高騰が続き米粉がトレンドとなりましたが、小麦代替として大豆粉や片栗粉などの粉類だけでなく、おからパウダーやオートミールなどヘルシーさも取り入れる人が増える中、23年は、ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素が豊富な玄米粉に注目が集まると見ています。玄米を炊いて食べるより手軽に玄米の栄養が摂れ、お菓子作りやパンに加えたり揚げ物の衣にするなど活用法が幅広いことから、NEXT米粉として期待されるオルタナ食材です。
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左:大根のゆかり唐揚げ(https://snapdish.co/d/nny48a
 「衣は、玄米粉、米粉、ゆかり玄米粉で、芳ばしく、カリカリ!」
右:甘酒と米粉(玄米粉)のクレープ(ハート) 周りカリッと中もっちりで小麦粉で作るより好きかも!(https://snapdish.co/d/me558a

・中華料理発!オルタナ食材のニューフェイス「豆腐干(とうふかん)」
豆腐を脱水し、圧縮して麺状に切ったもので、低糖質高タンパクのヘルシーさと、美味しくアレンジが効く使い勝手の良さで、家庭料理でも流行の兆しが見られます。その形状から麺の代わりにもなるし、タンパク質なのでお肉の代わりにもなり、「糖質オフ」を実現する新たなオルタナ食材となりそうです。
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左:豆腐干の豆乳担々麺(https://snapdish.co/d/CezKSa
  「良く噛んで食べる。少量でもお腹いっぱいになる。低糖質で高たんぱく。ダイエットに良いかも」
右:干豆腐のチンジャオロース風味(https://snapdish.co/d/X8O0Pa
  「お肉の代わりに干豆腐」

・煮えたぎるチーズが悪魔的で映える「溶岩パスタ」
外食ではすでにトレンドとなっている「溶岩パスタ」、たっぷりのチーズがグツグツと溶岩のように煮えたぎり、チーズを突き破って下にあるミートソースやホワイトソースを絡めながらパスタを取り出す見た目は、動画に撮りたくなる悪魔的料理としてSNSで急激にバズった料理です。もともとはコロナ禍にあえぐ飲食店が10〜20代に刺さるSNS映えする料理として世に出した戦略的料理。ヘルシー志向と逆行するシズル感と背徳感たっぷりパスタは、23年新スタイルとしてすぐに家庭料理に流行が波及すると予測しています。
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溶岩パスタ(https://snapdish.co/d/8eDjza

・【スイーツ部門】SDGs時代の断面映えスイーツ「ボトルスイーツ」
フルーツ大福やマリトッツォに続くSNS映えするスイーツとして、22年は京都「果朋」が火付け役となり瓶に入ったみたらし団子がSNSを賑わせました。瓶や缶に入ったスイーツやお土産品がすでに増えてきており、23年は差し入れやお持たせに瓶を使った「ボトルスイーツ」を手作りする人が増えると見ています。透明な瓶できれいな層を見せられることはもちろん、プラスチックを減らしリユースできることも支持される理由のひとつではないでしょうか。
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左:果朋みたらしの空き瓶に!(https://snapdish.co/d/8KmGTa
  「可愛い瓶なんかは、一回きりじゃもったいないですよね!今度は、何入れようかな〜(ハート)」
右:ボトルアイスケーキ(https://snapdish.co/d/yu94ma
  「職員の皆さんにお口汚しに持っていきました。#瓶スイーツ #ボトルケーキ」


スナップディッシュ「今年の食卓2022」概要

・選出方法について
2022年1月1日〜2022年11月20日のスナップディッシュユーザーの食卓投稿の中から、2021年と比較して増加しているキーワードの出現投稿数、それらの投稿へのコメント数、いいね数、シェア数等のリアクションデータをもとに、スナップディッシュ編集部が選考し、決定しています。

・スナップディッシュ編集長・佐々木真理

[画像15: https://prtimes.jp/i/7310/90/resize/d7310-90-095b597e759cc1b10713-14.jpg ]



スナップディッシュ編集長、イベントディレクター。2016年ヴァズ入社後、2017年より現職。元ソムリエールの経験を活かし、料理記事や投稿企画のディレクション、Instagramでのトレンド発信、料理クリエイターとのコラボ事業立ち上げ、双方向コミュニケーション型のオンライン体験イベントのディレクション等、幅広く手掛ける。年間数6万件以上の食卓投稿に触れている知見を基に、料理高感度層に共感を生むコミュニケーション設計の企画・運営実績多数。2021年に食体験のオンラインストア「スナップディッシュマーケット(β版)」を新規事業として立ち上げ、2022年より新サービス「食卓を紡ぐおたより便」をプロデュース。編集記事やリーフレット、YouTubeライブでは自らのことばでサービスの魅力を発信。


料理写真共有アプリ「SnapDish」/ ヴァズ株式会社について


[画像16: https://prtimes.jp/i/7310/90/resize/d7310-90-98698c8e6ca0d89274c7-13.png ]

「SnapDish(スナップディッシュ)」は、料理写真専用の投稿アプリ。ユーザーからの2,800万を超える料理投稿データを解析し「美味しそう」をスコア判定する「AI料理カメラ」を搭載。運営者であるヴァズ株式会社では、これらの料理に特化したコミュニケーションプラットフォームを活用し、主に食関連メーカー向けにファンマーケティング支援事業をおこなっています。21年4月には、食体験のオンラインストア「スナップディッシュマーケット(β版)」を、22年4月には、新たな食体験のサブスクリプション型サービス「食卓を紡ぐおたより便」の提供を開始しました。

-スナップディッシュ:https://snapdish.co/
-スナップディッシュマーケット:https://snapdish.stores.jp/
-定期便サービス「食卓を紡ぐおたより便」:https://snapdish.co/s3/projects/otayoribin/index.html
-ヴァズ株式会社:https://snapdish.jp/



問い合わせ

ヴァズ株式会社 広報担当:落井(おちい)
電話/FAX 0422-24-6341(土日祝を除く9:30〜18:30)



プレスリリース提供:PR TIMES

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