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アサヒグループホールディングス株式会社

岡山県真庭市と協業、「森のタンブラー 茅」 5月21日発売

(PR TIMES) 2022年05月18日(水)18時45分配信 PR TIMES

蒜山(ひるぜん)高原に自生する茅(かや)を活用し、自然環境の維持や地域産業活性化を目指す


 アサヒユウアス株式会社(本社 東京、社長 高森志文)は、有機資源を用いたリユースカップ「森のタンブラー」を活用し、地域と連携した環境負荷低減の取り組みに力を入れています。今回、岡山県真庭市と協業し、蒜山高原に自生する茅(ススキ)を活用した「森のタンブラー 茅」を製造します。5月21日・22日に真庭市で開催される環境イベント「ACT NOW! GREENable HIRUZEN」(※1)と、公式オンラインショップ「ユウアスモール」で、数量限定で販売します。
[画像: https://prtimes.jp/i/58947/87/resize/d58947-87-cf3620b5a19f2adb5383-0.jpg ]


 茅はススキやイネ、ヨシなど茅葺きに使用する植物の総称です。茅は古くから屋根材や牛馬の飼料、田畑の肥料などに利用されてきましたが、現在は茅葺き建物の減少などにより暮らしの中で草を使うことが減り、全国的に草原が減少しています。茅を刈取り、草原を利用することで多様な里山の生態系が維持(※2)できることもあり、真庭市では蒜山茅刈出荷組合と連携し草原の資源である茅の持続的な活用に取り組んでいます。

 「森のタンブラー 茅」は、蒜山高原に自生するススキを主原料に55%使用しています。アサヒユウアスは、茅を使用したタンブラーを展開し、使用用途を広げることで、茅の魅力を発信し価値を高め、自然環境維持や地域産業活性化に貢献することを目指します。

 タンブラーの正面には建築家・隈研吾氏が設計したサイクリングセンターの装飾に使用されている茅のデザインモチーフを刻印しています。隈研吾氏は2021年7月に真庭市に開業した観光文化発信拠点施設「GREENable HIRUZEN(グリーナブルヒルゼン)」を設計しています。施設内にある「サイクリングセンター」は茅を軒下や天井に活用しており、資源を生かし循環させる新時代の建築を体現する建物として注目されています。

 アサヒユウアスは、環境イベント「ACT NOW! GREENable HIRUZEN」に出店し、「森のタンブラー 茅」やサステナブルクラフトビール(※3)を販売します。真庭市の茅活用に加え、プラスチックごみ削減やフードロス削減などの取り組みの認知拡大を図り、地域と連携したサステナブルな取り組みの活性化を目指します。
<「森のタンブラー」について>
・「森のタンブラー」は “使い捨て”という消費行動自体を変革することを目標とし、“使い捨て”しない飲料容器としてアサヒビールとパナソニック(株)が2019年に共同開発したリユースできるエコカップです。
・通常の「森のタンブラー」は、間伐材などの木材から精製したパルプを主原料とした「高濃度セルロースファイバー成形材料」を使用しており、製造時のプラスチック使用量を削減できます。

※1:人と自然の共生をコンセプトにする「GREENable HIRUZEN」での取り組みに賛同したサステナブルファッションブランド「ECOALF」、アサヒユウアス、パナソニック等が、真庭市と共同で企画した環境イベントです。公園の清掃活動やエシカルファッションショーなどを実施します。
※2:里山は田畑や森、草原、ため池、水路など人里近くにある生活に結びついた自然の総称です。適度に人の手が入ることで生態系のつりあいがとれ、人にも自然にもいい環境が保たれてきました。蒜山高原では、古くから茅刈りや山焼きを行うことで、雑木の進入を防ぎ、植物の新芽の成長を促し、多様な動植物が生息する草原を保っています。近年茅葺きの建物が減り、飼料などとしての需要も減っていくなかで、蒜山の草原をはじめとした里山が荒廃しているという課題があります。
※3:フードロス削減や地域産業活性化、多様な働き方の創出などを目的として製造したクラフトビール(酒税法上は発泡酒)。2022年5月現在、4アイテムを販売しています。第一弾は、廃棄コーヒー豆を原料に使用した「蔵前BLACK」、第二弾は、サンドイッチ製造で発生し活用しきれない“パン耳”を乾燥加工し原料に使用した「蔵前WHITE」、第三弾は埼玉県狭山茶のこれまで利用価値が低く使い切れなかった “ケバ茶”を使用した「狭山GREEN」、第四弾は、千葉県山武市でコロナ禍によりイチゴ狩りの観光客が減少したため残ってしまった冷凍イチゴを使用した「さんむRED」です。

【ご参考】
アサヒユウアスHP https://www.asahi-youus.com/
アサヒユウアスECサイト「アサヒユウアスモール」 https://asahiyouus.official.ec/
アサヒユウアスInstagram https://instagram.com/asahi_youus
アサヒユウアスYouTube https://www.youtube.com/channel/UCxfnoakynyFoGQ4OG9Wyxcw

プレスリリース提供:PR TIMES

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