プレスリリース
日本最大級のヘルスケア分野特化型ピッチイベント
日本貿易振興機構(以下、JETRO京都:所長 庄秀輝)、および、京都リサーチパーク株式会社(以下、KRP:代表取締役社 小川信也)は、7月に開催を予定する、ヘルスケア分野に特化した英語のピッチイベント「HVC KYOTO 2022」のピッチ登壇者、ならびにパートナーシップに参加される企業を募集します。 ヘルスケア分野でグローバル市場に打って出る志高いベンチャー企業および起業志向の研究者のご応募をお待ちしています。あわせまして、当該分野の新規案件に関心をお持ちの企業さまにパートナーシップ*1へのご参加をお願いします。
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■関西におけるイノベーション・エコシステムを盛り上げる
HVC KYOTO(Healthcare Venture Conference KYOTO)は、ヘルスケア分野で革新的な技術を持つベンチャー企業のグローバルな事業展開をサポートするための日本最大級の英語ピッチイベントです。2016年の発足以来、京都の産学公が連携して毎年開催しています。国のスタートアップ・エコシステム グローバル拠点都市*2および経済産業省「産学融合拠点創出事業」*3に基づく、関西におけるエコシステム形成の取り組みの一環として、関連する行政・経済団体・公的支援機関などの共催並びに後援を頂いています。
近年は、HVC KYOTOが単発のピッチイベントにとどまることなく、主催者一同、京都をゲートウェイとした、国際的なイノベーション・エコシステムの一翼を担う持続可能な取り組みとなるよう努め、年間を通じ成長機会をご提供*4しています。
■HVC KYOTOピッチ登壇者になる5つのメリット
1.専門家*5による事前メンタリングを実施。国際展開を視野に入れた出口戦略を提示できるよう、丁寧な指導をうけることができます。
2.ピッチ動画を制作します。
3.事業提携や共同研究の相手を探索されているパートナー企業にピッチ動画を共有。1対1の面談をセットします。
4.事業成長に必要な視点を広く関係者に共有する価値があるとされた応募者は、ファイナリストとして、当日ピッチ登壇し、公開メンタリング*6をうけることができます。
5.当日の基調講演では、米国など、世界的にヘルスケアや先端科学の事業化が盛んな地域からエコシステムのキーパーソン*7を招請、最新動向に触れることができます。
(参考動画) https://youtu.be/0nCdaE32Km4
■ヘルスケアベンチャーの登竜門〜過去登壇者の累積資金調達額は約150億円超〜
過去6回で延べ117件*8のピッチがありました。HVC KYOTOピッチ登壇者は、技術的な背景を重視して選抜されることもあって、登壇後の累積資金調達額は、約150億円超(公開情報ベース・国内企業限り)に達しているほか、著名な賞や大型の国家プロジェクトに採択されています。ヘルスケア分野の、ベンチャー企業・研究者からは登竜門として、事業会社・VCからは良質な案件にいち早く出会える場として、認知されつつあります。
7回目となるHVC KYOTO 2022開催に向け、ピッチ登壇者と、ヘルスケア分野の新技術・新サービスに関心の高い事業会社およびVC等によるパートナーシップを募ります。ご応募ご参画のほどお願い申し上げます。
HVC KYOTO 2022ホームページ: https://www.krp.co.jp/hvckyoto/detail/2655.html
■HVC KYOTO 2022概要
開催日:2022 年7月5日(火)9:30〜18:00(開場9:00)
事前メンタリングは5月・6月に実施予定
会場:KRP4号館 地下1階「バズホール」他(京都市下京区粟田町93)およびオンライン
主催:独立行政法人日本貿易振興機構、京都府、京都市、京都リサーチパーク株式会社
共催(予定):関西イノベーションイニシアティブ(代表幹事機関 公益財団法人都市活力研究所)
京都大学産官学連携本部(略称SACI)、京都大学イノベーションキャピタル株式会社
定員:関係者のみ来場可。オンライン含め300名程度
参加費:無料 事前登録要。※一般参加のご案内は、6月初旬の予定。
言語:英語
内容:基調講演(Stanford大学SPARK*9をはじめグローバルに活躍されているヘルスケアベンチャー・エコシステムのキーパーソンを招請)
ヘルスケアベンチャーによるピッチ15件(予定)、パートナーとの個別面談・併設展、招待制交流会
(参考)HVC KYOTO 2021報告 https://www.krp.co.jp/hvckyoto/detail/2204.html
■ピッチ発表のご応募について
対象:創薬からデジタルヘルスまで幅広なヘルスケア分野の起業家および研究者(学生・海外企業も応募可)
応募方法:エントリーシートをダウンロードし、必要事項をご記入の上、hvckyoto@krp.co.jpまでメール添付で 送付ください。 ※ダウンロード⇒ https://business.form-mailer.jp/fms/6b19426b163020
応募締切:2022年4月4日(月)
スケジュール:4月末頃 書類選考により20件前後に応募者を選抜します。
(選抜された方は事前メンタリング会に参加していただきます。)
5月〜6月 事前メンタリング会(5月・6月各1回)にて、ピッチを洗練し動画を制作します。ま
た、イベント当日に会場で登壇し、公開メンタリングを受けるファイナリストを選抜します。
7月5日(火) イベント当日、ファイナリストによるピッチと公開メンタリングを実施します。
(事前メンタリングに参加した全員がパートナー企業との個別面談、併設展、および、交流会に参加できます。)
特典:国内旅費実費支給(条件付)、表彰制度あり(例.パートナー企業賞、ジェトロ賞、KRP賞)
(参考)過去のピッチ登壇者一覧 https://www.krp.co.jp/hvckyoto/detail/2148.html
■パートナーシップへのご参画について
対象企業イメージ:製薬、診断、医療機器、AI / IoT、VC、金融機関、不動産開発など
特典:20件超のピッチ登壇者との個別面談・メンタリング・併設展・交流会など
※ピッチ登壇者の情報を共有いただくタイミングや個別面談等の指名権限などは、パートナーシップメニュ
ーに依拠します。
(参考)過去のパートナー企業 https://www.krp.co.jp/hvckyoto/detail/944.html
*1 パートナーシップについて
[画像2: https://prtimes.jp/i/30270/87/resize/d30270-87-8ea0f1a4bffd7d6c64b6-0.png ]
※ピッチ登壇者との接点(情報共有時期、指名権など)は金額に依拠します。
* 会期終了後もピッチ動画視聴および登壇者との接点機会確保が可能です。
**ピッチ登壇者から指名された場合のみ、かつ、最大3社まで個別面談が出来ます。
***企業賞授与先に限り個別面談の指名権あり。ピッチ登壇者から指名された場合は上限なし。
*2 世界に伍する日本型のスタートアップ・エコシステムの拠点の形成と発展を目指し、スタートアップや支援者の一定の集積と潜在力を有する都市において、地方自治体、大学、民間組織等が策定した拠点形成計画を内閣府が認定し、その中でも重点的に支援を実施する都市として選定されるもの。京都市,京都府,(一社)京都知恵産業創造の森,経済団体,民間組織等30団体で構成する「京都スタートアップ・エコシステム推進協議会」が、大阪、ひょうご神戸の各コンソーシアムと連名で組織する「大阪・京都・ひょうご神戸コンソーシアム」が採択されている。 https://www8.cao.go.jp/cstp/openinnovation/ecosystem/kyotentoshi.html
*3 https://www.meti.go.jp/policy/innovation_corp/j_nexus.html
関西イノベーションイニシアティブ https://ksii.jp
*4 2021ポストイベント
1 ウェルネスシンポジウム https://www.krp.co.jp/hvckyoto/detail/2687.html
2 イノベーション・エコシステム形成に向けて https://www.krp.co.jp/hvckyoto/detail/2693.html
3 BioLabsによるエコシステム形成セミナー
[画像3: https://prtimes.jp/i/30270/87/resize/d30270-87-d5391a61d56f7a8ec512-1.jpg ]
*5 リードメンター 小柳智義 博士(理学)。
現職は、筑波大学医学医療系教授 つくば臨床医学研究開発機構 (T-CReDO) TR 推進・教育センター。SPARK 創始者の Daria Mochly-Rosen 博士に師事。日米両国で Biotech 企業における事業開発、マーケティング職を経て、京都大学大学院医学研究科「医学領域」産学連携推進機構(KUMBL) 特定准教授。KUMBLにいた2016年に自らのスタートアップでの経験に基づき、起業前からグローバル市場への展開を念頭に置いてビジネスモデルを描く重要性を説き、HVCKYOTOを提唱。筑波大学では、医師・臨床開発、VC などのプロフェッショナルとチームを組み、起業やシーズの実用化を目指す若手研究者を対象とした医療系スタートアップのトレーニングプログラム Research Studio powered by SPARKを運営している。小柳先生の他、共催団体・プラチナパートナーなどから参加頂いている。
*6 前回メンター https://www.krp.co.jp/hvckyoto/img/df553bb1397653082e25bf9e706a8c0c88bb8e60.pdf P.11参照
*7 前回基調講演 同上 P.12参照
*8 過去ピッチ登壇者 https://www.krp.co.jp/hvckyoto/detail/2148.html
*9 SPARKとは、創薬シーズを基礎研究から臨床試験まで推し進めていくトランスレーショナルリサーチ(橋渡し研究)を推進するために必要な教育やメンタリングを提供するStanford大学の産学パートナーシッププログラム。産業的なスタンダードを用いてより低額に Proof of Concept(POC:概念実証)を行うため、Daria Mochly-Rosen教授により、2007 年に設立された。専門家へのアクセスや専用の研究施設、研究開発を進めるための資金援助がある。これまでエントリーした110プログラムのうち73プログラムが完了していて、その59%が起業、ライセンスアウト、あるいは、臨床試験へ進んでいる。 https://sparkmed.stanford.edu/
■京都リサーチパークとは:
全国初の民間運営によるサイエンスパークとして1989年に開設。京都府・京都市の産業支援機関などを含めて500組織・6,400人が集積。オフィス・ラボ賃貸、貸会議室に加え、起業家育成、オープンイノベーション支援、セミナー・交流イベント開催など、新ビジネス・新産業創出に繋がる様々な活動を実施。「ここで、創発。〜Paving for New Tomorrow〜」をブランドスローガンとして、イノベーションを起こそうとする世界中の方々に、魅力的な交流の舞台、事業環境を提供することを通じて、世界を変える新たな事業が生まれることに貢献します。
プレスリリース提供:PR TIMES