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スペクティ、AIで浸水被害を3Dマップにシミュレーション

(PR TIMES) 2021年07月13日(火)11時15分配信 PR TIMES

島根県で発生した浸水状況をリアルタイムに可視化

防災テックベンチャーの株式会社Spectee(本社:東京都千代田区、代表取締役:村上建治郎、以下スペクティ)は、島根県出雲市で2021年7月12日に発生した河川の氾濫による周辺地域の浸水状況について、AIでリアルタイムに解析し地図上にシミュレーションを行いました。
台風や線状降水帯による集中豪雨など、近年多発するする水災害において、災害発生時に被害状況をいち早く把握することは喫緊の課題となっています。スペクティでは、河川の氾濫直後に、ほぼリアルタイムに浸水範囲と浸水深を推定し、2D及び3Dのマップ上に再現する技術の開発を進めており、被害状況をわかりやすく可視化することで、災害対応の迅速化に役立てていくことを目指しています。

7月12日に発生した島根県出雲市を流れる稗原川で発生した氾濫は、出雲市内の各地で浸水・冠水による被害をもたらしました。スペクティでは、現在開発を進めているAIによるリアルタイム浸水推定技術を用いて、SNSに投稿された画像をもとに、浸水の推定範囲及び深さ解析し、2D及び3Dの地図上にシミュレーションしました。(尚、図は本技術に基づいた推定値です。現在、本技術の開発と並行して精度検証を行っています。)
[画像1: https://prtimes.jp/i/16808/87/resize/d16808-87-1111d317c988dec657d5-0.png ]



[画像2: https://prtimes.jp/i/16808/87/resize/d16808-87-90ab92446345f7cebcc0-3.png ]


スペクティでは、AIを用いて、SNSに投稿された画像や河川カメラ・道路カメラの映像から浸水した場所や深さを自動的に割り出し、降水量、地形データ等と組み合わせて統合的に解析することで、氾濫発生から10分以内に浸水範囲と各地の浸水深を地図上に表示する技術の開発を進めています。また、被害が進行した場合の予測値や予想最大被害範囲など、浸水による被害を多角的に可視化することを目指しています。

現在、本技術を通じて得られる各地点における詳細な緯度経度情報や浸水深(推定値)などのデータの提供を行っています。学術研究や企業の実証実験等でお使いいただけます。

尚、スペクティが提供するAI防災・危機管理情報ソリューション『Spectee Pro』では、SNSからの投稿や気象データ、停電や交通状況など100以上のカテゴリーで、災害・緊急情報をリアルタイムに配信しています。すでに多くの自治体や企業で採用されています。こちらは無料トライアルも受け付けています。

『Spectee Pro』無料トライアル受付中 https://spectee.co.jp/


[画像3: https://prtimes.jp/i/16808/87/resize/d16808-87-1c10fc70cb64c3fa34d7-2.jpg ]



■ 株式会社Spectee について

国内企業契約社数No.1、自治体契約数No.1のAI防災・危機管理ソリューション『Spectee Pro』を中心に、AI等の最先端の技術を活用したビッグデータ解析を通して、災害関連情報や企業のリスク情報などをいち早く提供する他、デジタルツイン技術による被害のシミュレーションや予測などを行っています。「危機を可視化する」をスローガンに、すべての人が安全で豊かな生活を送れる社会の創造を目指しています。
ホームページ:https://spectee.co.jp/



プレスリリース提供:PR TIMES

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