プレスリリース
「身近に、くまもと」News Letter vol.7 熊本の“創造的復興”を支えるコラボレーション企画が満載!いま知っておきたい熊本県のアート特集
〜熊本土産にしたい、職人技が光る粋な「伝統工芸品」もご紹介〜
平成28年熊本地震や令和2年7月豪雨の被害から、”創造的復興”をテーマに掲げ、前進し続けている熊本県。実は、漫画『ONE PIECE』の作者・尾田栄一郎氏や、ミニチュア写真家・見立て作家として世界的に活躍する田中達也氏の出身地としても広く知られており、これまで多くの「復興プロモーション」を実施してきました。本号では「アート特集」として、”創造的復興”を支えるコラボレーションの実績や、熊本県が古より守ってきた伝統工芸品の情報など、アートの魅力を発信してまいります。
1. 熊本県が掲げる “創造的復興” とは?
■ 熊本県の創造的復興
熊本県に甚大な被害をもたらした平成28年熊本地震からまもなく6年。被災からの1日も早い復旧・復興を目指し、「被災された方々の痛みの最小化」、「創造的復興の実現」、「熊本の更なる発展につなげる」という三原則を基本に日々復旧・復興に取り組んでいます。 「創造的復興」とは、英語で"Build Back Better"といいますが、「震災前より良いものを創る」という哲学を基本に置いています。一歩一歩復興に向けて前進していた中、令和2年7月豪雨の被害や、昨今の新型コロナウイルスの感染拡大など、度重なる困難が熊本県を襲いました。こうした状況の中で、様々な苦難に見舞われながらも、全国の方々からのあたたかいご支援や県民の皆様からのご協力をいただきながら、 ”創造的復興”の実現に向けて着実に歩みを進めています。
■ “創造的復興” を達成するために
熊本県では、「熊本地震からの創造的復興」をより具体的に取り組んでいくため、「平成28年熊本地震からの復旧・復興プラン」を平成28年に策定しました。その中でも、県民生活に特に深く関わる「重点10項目」を掲げ、1項目ずつ解決していくことで、”創造的復興”の実現を目指しています。
2. “創造的復興” を支えるアート(芸術)プロジェクト
1.見立て作家・田中達也氏とのコラボレーション 『ミニチュアくまもと旅するモン』
■「ミニチュアくまもと旅するモン」とは?
本企画は、平成28年熊本地震及び令和2年7月豪雨という2つの災害からの”創造的復興”に取り組んでいる熊本県の魅力発信を目的とした復興プロモーションです。今回の「ミニチュアくまもと旅するモン」では、熊本県出身であり、ミニチュア写真家・見立て作家として世界的に活躍する田中達也氏の協力のもと、熊本各地の美しい風景をミニチュアアートで再現しています。農産品や伝統工芸品など、県の特産品を風景に見立てて創作された作品では、熊本城や阿蘇地域といった熊本地震からの”創造的復興”を遂げた熊本の様子や、県内各地の魅力的な風景などをご覧いただけます。
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また、作品内にはミニチュアサイズのくまモンが登場。小さなくまモンがさまざまな風景の中を旅する様子は、特設サイト及びSNSで令和3年11月から公開しています。なお、特設サイトでは、田中氏の撮影の裏側や、作品で使用された特産品の詳しい情報もご覧いただけます。
※ 特設サイト:https://miniature-trip-kumamoto.com/
■企画の背景とコンセプト
地震の直後から、熊本県が進めてきた「創造的復興」。通常の復旧とは異なり、「災害前よりも良い形で復興する」という創造性をもった視点で復興に取り組んだことで、熊本の日常と風景は少しずつ、確実に前進してきました。この5年間で得られた考え方や経験は、これから先、日本全ての災害対応力になる資産です。復興の「イマ」を伝えることも重要である一方で、これからはこの資産を継承することにも重きを置くべきであると考え、「創造的復興」の名のもと、ユニークな形で表現し伝えていきたいという思いから、本企画が実現しました。特設サイトでは、日常とは違う視点のミニチュアアートによって、くまモンの旅の記録をアーカイブするとともに、「創造的復興」の教訓を伝えるプラットフォームとして、全国に発信していきます。
●田中達也氏のコメント
これまで作品を通じて熊本の復旧・復興に携わる機会がなかったので、この企画を通じてようやく貢献できることを光栄に思います。今回は、描く風景も使う素材もすべて熊本のものです。僕自身が熊本に住んでいたからこそ、熊本の風土を作品に落とし込めたかなと感じています。
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くまモンといつかコラボしてみたい、という気持ちがずっとあったので、公式にコラボの場を与えてもらえたのもうれしかったですね。活躍めざましいくまモンですが、くまモンは、くまモンのことを知らない人でも目に留まる可愛さがあるので、作品を作る際も純粋に楽しんで作ることができました。これらの作品を通じて、世界中の人がくまモンや熊本に関心を寄せるきっかけになれたらいいですね。
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※ 田中達也氏のインタビュー全文:https://www.pref.kumamoto.jp/site/kini-kuma/120692.html
●豪華プレゼントが当たる!SNSフォトキャンペーン開催中
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スマートフォン1つで、くまモンと一緒に旅している気分を味わえる「スマホARでちっちゃなくまモンを旅させよう!」キャンペーンを実施中です。ARのくまモンが写った、あなたの周りの身近な“熊本”の写真をSNSに投稿し、応募いただいた作品の中から、魅力的な写真・ユニークな写真を選考し、当選者にはフォトパネルなどの豪華オリジナル賞品をプレゼント!
【キャンペーン概要】
・キャンペーン名:「スマホARでちっちゃなくまモンを旅させよう!」
・サイトURL :https://miniature-trip-kumamoto.com/oubo/
・応募締め切り :2022年3月6日(日) 23:59
・プレゼント :1.田中達也賞(12名)田中氏サイン入り熊本ミニチュアアートフォトパネル
2.入賞作品(100名)熊本ミニチュアアートフォトオリジナル卓上カレンダー
※詳しい応募方法などは特設サイトよりご覧ください。
※賞品の内容は予告なく変更になる可能性がございます。
【プレゼントについて】
プレゼントの材料には、“創造的復興”の取り組みの一つとして、令和2年7月豪雨災害により熊本県市房ダムに流入した流木を活用。これは、本プロモーションの根幹にある”創造的復興”に込められた「災害前よりも良いものを創る」というメッセージを具現化し、伝えることを目的としています。田中さんのミニチュアアートと“創造的復興”を共存させた、世界にたった12点(各作品1点ずつ)だけの貴重な賞品です。
2.麦わらの一味が復興を応援! 『ONE PIECE 熊本復興プロジェクト』
■「ONE PIECE 熊本復興プロジェクト」とは?
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2016年4月に発生した熊本地震。地震直後の4月17日には熊本県出身の漫画家・尾田栄一郎氏から「必ず助けに行く」という心温まるメッセージが届きました。このメッセージを、復興に向かう熊本の「原動力」としていくため、漫画『ONE PIECE』と熊本県が連携した『ONE PIECE 熊本復興プロジェクト』が立ち上がりました。
熊本県内でスタンプラリーやラッピング列車といった復興プロジェクトの実施をはじめ、熊本城マラソンでは、たくさんのランナーを「麦わらの一味」が応援し、益城町では『ONE PIECE オリジナル返礼品』が製作され、多くのふるさと納税が寄せられました。
さらに、「ONE PIECE」連載20周年に合わせ、尾田氏と集英社から熊本県内の新成人に特別メッセージと記念品が贈呈されるなど、全面的な協力のもと、復興活動をサポートいただきました。そして、2018年の4月には、尾田氏のこれまでの功績を称えるとともに、復興支援へのご尽力に感謝し、熊本県から「県民栄誉賞」を贈呈させていただきました。この受賞を記念して、2018年11月30日に、県内最初のルフィ像が完成し、昨年の2021年には、設置から記念すべき3周年を迎えました。
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その後、2022年現在まで、県内に麦わらの一味の銅像が続々と設置され、麦わらの一味と一緒に、復興への冒険が続いています。
※ 特設サイト:https://op-kumamoto.com/
●「ヒノ国」復興編!麦わらの一味像が県内各地に登場
「ヒノ国」復興編として、県内市町村に麦わらの一味の仲間の像の設置プロジェクトが進んでいます。これまでに、ルフィをはじめ、サンジ、ウソップ、チョッパー、ブルック、フランキー、ナミ、ロビン像が設置され、9体目となる剣士ゾロの像がついに1月22日(土)にお披露目されました。熊本地震の被害によって、「ヒノ国」の住民が苦しんでいることを知った仲間たちは、復興へのエールを送るルフィのもとでの再会を誓い、それぞれの特技を活かして被災地の復興の手助けをしています。
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●今夏新たにジンベエ像の設置が決定!
予定していた9体の像のほか、10体目としてジンベエが麦わらの一味に仲間入りし、像を設置することが決定しました。2022年7月下旬の設置を目標に、現在は設置先を検討しています。
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●阿蘇くまもと空港に巨大壁面パネルが登場
昨年12月、阿蘇くまもと空港の国内線ターミナルビルに、横幅約30mにもわたる麦わらの一味の巨大壁面パネルを設置しました。世界と熊本を繋ぐ空の玄関で、このパネルが皆様をお迎えしてくれます。記念撮影スポットとしてもおすすめです!
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3. 熊本県の伝統工芸品と全国のクリエイターのコラボレーション企画
■ 独創的な作品が多数!「くまもとの伝統工芸×Creema」開催
熊本県は、県内の伝統工芸品の魅力発信を目的とし、年間約1千万点以上が取り引きされる国内最大級のクラフト品販売サイト「Creema(クリーマ)」とのコラボレーションを企画、実施しています。昨今の新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、県内の伝統工芸家が消費者に向けて直接作品を発表、販売する機会が失われているといった背景から、創作活動の支援の一環として実施しています。
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今回の企画では、県内で活躍するあらゆるジャンルの伝統工芸家7名と、「Creema(クリーマ)」で作品を公開している全国のクリエイターが連携し、伝統工芸品の良さを生かした新しい商品開発に取り組んでもらいました。開発された商品は、「Creema(クリーマ)」のサイト上でご覧いただけるだけではなく、購入も可能です。また、県内で展示販売会の開催も予定しています。新たに誕生した伝統工芸作品を通じて熊本の”ものづくり文化”を体感いただけます。
【展示販売会 概要】
・期間:2022年2月23日(水)〜3月1日(火)
・場所:鶴屋百貨店 5階(熊本市中央区手取本町6番1号)
●「くまもとの伝統工芸×Creema」コラボ作品の一部をご紹介!
◆オリジナル四季の花うちわ
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◆2way象がんブローチ&帯留
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◆工芸屏風「つばきのころ」
[画像13: https://prtimes.jp/i/58711/85/resize/d58711-85-74ee4119cc07e12f9912-1.jpg ]
◆コラボ「巾着ポシェット」
[画像14: https://prtimes.jp/i/58711/85/resize/d58711-85-127ba04cfbc6a3fdaa7e-3.jpg ]
※その他コラボ作品:https://lp.creema.jp/event/kumamoto-2021
プレスリリース提供:PR TIMES