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株式会社 ベイシア

近畿大学とニチレイフーズが開発した「アセロラ真鯛TM」お客様の高評価を得て、養殖業者との連携で商業生産し2月26日(土)からスーパー「ベイシア」全店舗※で販売開始

(PR TIMES) 2022年02月22日(火)18時45分配信 PR TIMES

近畿大学(大阪府東大阪市)と、アセロラ事業を手掛ける大手食品メーカーの株式会社ニチレイフーズ(東京都中央区)は、共同開発した「アセロラ真鯛TM」を、北関東中心に食品スーパー136店舗を展開している株式会社ベイシア(群馬県前橋市)の全店舗※で、令和4年(2022年)2月26日(土)から販売します。
近畿大学(大阪府東大阪市)と、アセロラ事業を手掛ける大手食品メーカーの株式会社ニチレイフーズ(東京都中央区)は、共同開発した「アセロラ真鯛TM」を、北関東中心に食品スーパー136店舗を展開している株式会社ベイシア(群馬県前橋市)の全店舗※で、令和4年(2022年)2月26日(土)から販売します。
「アセロラ真鯛TM」は、令和3年 (2021年)11月にベイシアで試験販売し、実際に購入されたお客様のアンケートにおいて、品質について非常に高い評価を受けました。試験販売では、近畿大学発のベンチャー企業である株式会社アーマリン近大において養殖した商品を販売しましたが、今回はそれに加え、養殖業者の堅田漁協(和歌山県西牟婁郡)および飼料メーカーと連携し、初めて商業ベースで生産した商品を販売します。
◆「アセロラ真鯛」は、株式会社ニチレイの商標です。 ※ベイシアマートを除く
[画像1: https://prtimes.jp/i/69349/84/resize/d69349-84-9f55cdfb111186eb6e1d-1.jpg ]


1.本件のポイント
・アセロラの強い抗酸化作用による食味向上でお客様から高い評価
・養殖業者と飼料メーカーとの連携で初めて商業生産した魚を販売開始
・人工種苗による持続可能な養殖業を認証する「SCSA認証」に申請中

2.本件の内容
養殖真鯛は我が国において重要な養殖魚であり、寿司や刺身で欠かせない食材です。そのため、他の養殖魚と同様に、加工してから消費者の口に入るまで品質を保持することが課題です。
ニチレイフーズではアセロラ商品を生産・供給していますが、その生産過程で搾りかすが副産物になります。搾りかすにはアントシアニン系のポリフェノールとビタミンCが多量に含まれており、これを養殖魚の食味と色の改善に役立てようと、近畿大学とニチレイグループが平成30年(2018年)から共同研究を開始しました。「アセロラ真鯛TM」は、アセロラの搾りかす粉末を配合した餌で養成した養殖真鯛で、アセロラ由来のポリフェノールとビタミン類の抗酸化作用による後味の良さの向上と品質の保持(肉質の保持や色味の保持)を期待して開発しました。令和3年(2021年)11月にベイシアで試験販売を行った際、消費者の直接的な意見を検証するためにスマホアプリ「ベイシアアプリ」で食味等についてのアンケートをとったところ、「満足」50.5%、「やや満足」25.8%と、合わせて76.3%が高評価で、「普通」の21.0%を加えると、97.3%から普通以上の評価をいただきました。また、期待した「色合い」では71.0%、「生臭さの抑制」では81.4%から高評価を得ました。

〈ベイシアアプリによるアンケート結果〉
[画像2: https://prtimes.jp/i/69349/84/resize/d69349-84-e2a9d04e0b5c510e42b6-0.png ]

対象者:2021年11月16日(火)〜11月28日(日)の期間に実際に商品を購入したベイシアアプリ会員
アンケート調査期間:2021年11月29日(月)〜12月5日(日)
回答者数:601人

お客様からの評価を受け、養殖業者(堅田漁協)および飼料メーカーと連携し、商業生産を開始。近畿大学発ベンチャー企業である株式会社アーマリン近大で生産された「アセロラ真鯛TM」約4,000尾、それに続き堅田漁協で生産された約6,000尾を、アーマリン近大の関連会社である株式会社食縁が活〆してフィレ加工し、ベイシアにて販売します。また、この度販売する「アセロラ真鯛TM」は、人工種苗による持続可能な養殖業による生産物であることを証明する第三者認証「SCSA認証」を受けた商品となるよう申請を進めています。

3.販売の概要
日  時:令和4年(2022年)2月26日(土)から2か月程度(売り切れ次第終了)
販売店舗:ベイシア全店舗(ベイシアマートを除く)
価格等 :サク 100g 537円(税込)
お造り 6切 429円(税込)
生寿司単品(5貫) 429円(税込)
※いずれも売り切れ次第終了
[画像3: https://prtimes.jp/i/69349/84/resize/d69349-84-033f42f5f1d0ab6bf9e7-2.jpg ]


4.本件の背景
株式会社ニチレイフレッシュ、株式会社ニチレイフーズ、豊田通商株式会社、近畿大学、株式会社アーマリン近大、株式会社食縁の6社は、「我が国における持続可能な養殖業の推進」のために協働を進めており、その一環として「アセロラ真鯛TM」の研究開発が行われています。
また、株式会社ベイシアと株式会社食縁は、平成29年(2017年)に「持続可能な養殖水産物の普及に関する協定」を締結し、天然資源を減らすことがない持続可能な養殖業の推進に取り組んでいます。「アセロラ真鯛TM」は酸化による商品の劣化を遅らせることを目指した技術であり、この技術で食品のロスの軽減を目指します。

5.SCSA認証について
人口増加と経済成長を背景に、世界的な水産物需要の拡大と水産資源の枯渇が問題になっており、持続可能な水産物供給が世界の食糧確保のために重要なテーマとなっています。「NPO法人 持続可能な水産養殖のための種苗認証協議会」は、人の手で必要な稚魚を必要な分だけ作る「人工種苗」による養殖が、天然資源への依存度を下げ、持続可能な水産業に寄与するとの考えのもとで設立されました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/69349/84/resize/d69349-84-87bfe6b3351f5a031f62-3.jpg ]


SCSA認証は、人工種苗という技術を中心にした持続可能な養殖業を普及させるための制度であり、SCSAの認証を受けた養殖施設や加工会社は、第三者の認証機関によって人工種苗の生産から飼育、そして店舗に並ぶまでの工程や履歴を厳しく管理されています。与える餌や加工時の衛生環境まで細部にわたって管理するため、食の安全にも貢献します。近畿大学では、昭和20年代にいち早く持続可能な水産養殖の必要性を提唱し、獲る漁業からつくり育てる漁業への転換を図ってきました。その取り組みの成果を消費者に伝えるべく、平成30年(2018年)に人工種苗による養殖の推進を目指す「SCSA認証」を取得しています。
詳細の情報はこちら URL : https://www.scsa.or.jp/
【SCSA認証に関するお問合せ】
特定非営利活動法人持続可能な水産養殖のための種苗認証協議会
和歌山県西牟婁郡白浜町3153  E-mail:Info@scsa.or.jp

6.近畿大学について
学 長:細井 美彦
所在地:大阪府東大阪市小若江3丁目4番1号
設 立:大正14年(1925年)

7.株式会社ニチレイフーズについて
代 表 者:代表取締役社長 竹永 雅彦
所 在 地:東京都中央区築地6丁目19番20号 ニチレイ東銀座ビル
設   立:平成17年(2005年)
資 本 金:15,000百万円
売 上 高:225,450百万円(令和3年(2021年)3月期ニチレイフーズグループ連結)
従業員数:11,371名(令和3年(2021年)3月期ニチレイフーズグループ連結)
事業内容:冷凍食品・レトルト食品・缶詰・包装氷等の製造・加工並びにこれらの製品の販売。ニチレイフーズグループのアセロラ取扱高はグローバルシェアNO.1で、昭和61年(1986年)にアセロラドリンクを発売以来、アセロラの持つ効能を研究し続けています。

8.株式会社ベイシアについて
代表者:代表取締役会長 土屋 嘉雄
代表取締役社長 橋本 浩英
本部所在地:群馬県前橋市亀里町900
営業開始:平成9年(1997年)3月
資本金:30億9,950万円
事業内容:ショッピングセンターチェーンの経営
従業員数:9,401名(令和4年(2022年)1月末時点)
店舗数:136店舗
県別店舗数:福島県 2、茨城県 7、千葉県 20、栃木県 13、群馬県 40、埼玉県 25、
長野県 6、山梨県 3、東京都 1、神奈川県 1、新潟県 2、静岡県 7、愛知県 6、岐阜県 1、滋賀県 2

9.株式会社食縁について
株式会社食縁は、近畿大学発ベンチャー企業アーマリン近大の出資(ファンドを除く82%)と支援を受け、日本の養殖業の成長を目指して、新規市場開拓に取り組み、世界の衛生基準(北米HACCP、EUHACCP)に合致した工場で、我が国の養殖魚の加工・販売を行っている6次産業化事業体です。
代表者:代表取締役 有路 昌彦(近畿大学世界経済研究所教授)
所在地:和歌山県新宮市佐野2122-3
設立:平成25年(2013年)5月事業内容:アーマリン近大の出資と技術支援を受け、持続可能な養殖業を確立することを目的に、人工種苗(完全養殖)の普及と消費者の期待に応える質の養殖水産物の一次加工品(フィレやロイン)を供給し、新規市場を開拓する。

10.本資料の配布先
東商記者クラブ、水産庁記者クラブ、文部科学記者会、科学記者会、大阪商工記者会、
大阪科学・大学記者クラブ、東大阪市政記者クラブ、和歌山県政記者クラブ、
和歌山県政放送記者クラブ、和歌山地方記者室、新宮中央記者会、新宮記者クラブ

【関連画像の提供】
本件に関する画像を以下サイトでご提供します。
ご自由にお使いください。https://goo.gl/66nurK



プレスリリース提供:PR TIMES

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