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プレスリリース
JTBコミュニケーションデザインとTerra Motorsがグリーントランスフォーメーション(GX)の実現をめざしEV充電インフラ網を核とするサステナブルツーリズム基盤構築にむけ業務提携
JTBコミュニケーションデザイン(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:古野 浩樹)とTerra Motors株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:徳重 徹)は、グリーントランスフォーメーションをめざし、EV※1 充電インフラ網を核に、環境の保全、エネルギー利用の最適化、地域経済の活性化、を実現する持続可能な移動・観光基盤の構築に向けて業務提携いたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/21206/84/resize/d21206-84-22330f67d8bd3cde42f7-0.png ]
環境問題の深刻化と技術革新の加速により、電気自動車(BEV※2、PHEV※3)の普及は急激に進むと見込まれますが、国内における移動のためのEV充電インフラと、そのインフラを利活用したサービスの課題は多く、早急な改善が求められています。そこで両社は、生活基点と目的地双方のEV充電インフラ網を拡充していくと共に、移動情報を活用した、利用者に最適な情報・サービスを提供する基盤を構築する事で、脱炭素社会を前提とした新たな移動・観光様式を提案し、サステナブルな社会に貢献します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/21206/84/resize/d21206-84-421beeab10f6c89c2abe-3.png ]
電気自動車は充電時間が長い、走行距離が短い、利用充電スポットに偏重がある等、幾つかの課題を抱えています。両社の連携により最適な充電スポットを提供するだけでなく、充電中の過ごし方の提案(サイクルシェアなどのアクティビティやグルメなどの観光情報の提供)による回遊周遊を促し、滞在時間の拡大や消費拡大に寄与します。更に、地域のエネルギー需要に合わせた充電使用料の設定(ダイナミックプライシングや充電特典付与等)、再生可能エネルギーの地産地消を可能とするなど、利用者と目的地側双方にとって有益なEV充電インフラサービスの基盤を構築することで、快適なEVライフの創出と、地域経済の活性化、低炭素社会の実現に寄与することを目指します。
EV※1:電気自動車
BEV※2:バッテリーEV(100%電気自動車)
PHEV※3:プラグインハイブリッドEV(充電可能なハイブリッド自動車)
[画像3: https://prtimes.jp/i/21206/84/resize/d21206-84-bbc3f51798babb09fc59-5.png ]
業務提携及びビジネスモデルの概要
1.基礎充電、目的地充電機能として、Terra Charge(Terra Motors充電器)の設置
・分譲マンション、商業施設、公共施設、スーパー等の基礎充電インフラ設置 10,000基
・宿泊施設、レジャー施設、アウトレット等の目的地充電インフラ設置 5,000基
(2025年までの新規設置目標)
2.設置したEV充電インフラを利用するアプリケーション及び提供サービスの構築
・有償での充電サービスの提供
・移動先、移動中の周辺コンテンツ情報のタイムリーな提供機能
・設置した充電器周辺の飲食店等のお得なクーポン提供機能(充電中の過ごし方の提供)
・設置した充電器に併設するサイクルシェア等のモビリティサービスとの連携(域内回遊の促進)
3.データの活用やエネルギーマネジメントシステムとの連携
・充電データ・移動データ・移動中のコンテンツ購買データ等を活用した、ユーザーにパーソナ
ライズされた情報の発信(見込み客への確度の高い情報発信による誘客)
・地域のエネルギー需要に合わせた、ダイナミックプライシングや出力調整によるエネルギー
マネジメントへの寄与
・地産エネルギー(再生可能エネルギー)の供給によるエネルギーの地産地消の促進
業務提携にかける両社の想い
株式会社JTBコミュニケーションデザイン(JCD)
2012年に観光地の環境保全と集客を目的に、全国にEV充電器を設置しその運用を続けてきました。今後は、モビリティシフトに備えるEV充電インフラ整備という観点に加え、利用者の利便性向上に資する充電器整備や情報サービスの提供を実施するとともに、動く電池としてのEVのバッテリー蓄電機能による地域における再生可能エネルギーの課題解決に取り組みます。また、EVのデメリットとしてあげられる走行距離、充電時間、充電場所などを、逆にメリットとして捉え、充電スポットにおける誘客、消費拡大等、EVによる新たな旅のスタイルをデザインする事で、地域の活性化にも貢献します。地球環境と地域経済を共生させ、人々が豊かな自然、文化、歴史とふれあうことを持続可能なものにしていくためには、グリーントランスフォーメーションによる、サステナブルツーリズムの実現が不可欠です。Terra Motors様との業務提携を機に、両社でしっかりタッグを組んで、基盤構築に取り組んで参りたいと思います。
Terra Motors株式会社
私たちは創業以来12年、一貫してEV事業に取り組んできました。考え抜かれた革新的なビジネスモデルの構築力と推進力に強みを持ち、FinTechやIoTも取り入れた、単なるメーカーの立場に留まらない事業展開をしています。満を持してEV充電インフラ「Terra Charge」事業を立ち上げ、日本のEV充電インフラを担っていきたいという当社の想いに共感いただき、今回、JCD様との業務提携に至りました。充電設備を設置するだけではなく、社会インフラとプラットフォームの提供を通して、日本の新産業創出に邁進いたします。
今後、日本のEV充電インフラの整備、サービスの利用ユーザー数の拡大を進めるために、両社で協調した取り組みを進めてまいります。サービス利用時に使用する「Terra Charge」アプリ内でも、JTBグループとのサービス連携強化により、充実した生活を実現するプラットフォームとなることを目指すと同時に、移動情報に基づく移動目的自体の満足度向上を実現する、進化型MaaSモデルの構築に取り組みます。
Terra Chargeとは
EVの充電設備だけでなく、充電時間の設定や料金決済を行う専用アプリ・管理クラウドの提供、サービスの提供開始に必要なマンション管理組合等へのご説明、充電設備の設置工事、ハードおよびソフトの管理運営までを一貫して担います。既設分譲マンションに対しては、導入障壁となっている合意形成課題を解決すべく、初期費用無料・ランニングコスト無料でサービス提供し、想定をはるかに超えるペースで導入決定数が伸長しています。日本中の充電インフラ環境を整備すべく、既設分譲マンションのみに留まらないサービス提供を進めることで、日本でEVがもっと身近になる環境づくりを目指しています。
Terra Charge サービスページ:https://terramotors.co.jp/terra-charge/
株式会社JTBコミュニケーションデザイン(JCD) 会社概要
設立:1988年4月
資本金:1億円
所在地:〒105-8335 東京都港区芝3-23-1セレスティン芝三井ビルディング12階
URL:https://www.jtbcom.co.jp/
事業概要:MICE(ミーティング・コンベンション・各種イベント・展示会運営、試験運営、オンラインイベント)、プロモーション、周年事業、組織活性・人材育成(モチベーション・ホスピタリティ)、エリアマネジメント(施設運営プロデュース、地域活性プロデュース)、地域活性事業(地域プロモーション、電力供給等)、訪日インバウンド支援(集客プロモーション、コンテンツ開発、観光案内所運営等)、スポーツ・エンタテインメント、デジタルソリューション、等の事業を展開しています。あらゆるコミュニケーションに関するプロフェッショナルとしてそのノウハウとスキルを融合させ、サービスと知見を提供、お客様の想いの先まで実現します。
Terra Motors株式会社 会社概要
設立:2010年4月
資本金:19億円(資本準備金を含む)
所在地:〒105-0004 東京都港区新橋3丁目9-10
URL:https://terramotors.co.jp/
事業概要:「新産業を創造し、社会をより便利にする」ことをミッションに掲げ、持続可能な e-Mobility 産業におけるリーディングカンパニーを目指す、日本発のグローバルベンチャーです。電気自動車(EV)向け充電インフラ構築、及びEV2輪・3輪の開発から販売までの全行程を行います。日印を本拠点に、日本、南アジア、東南アジアにおけるモビリティ・プラットフォームを実現し、テラの強みである共創文化によって、EVがより身近な世界の実現に向けて貢献してまいります。
【事業に関するお問い合わせ】
・株式会社JTBコミュニケーションデザイン
コーポレートソリューション部 プロデュース局 MaaS領域事業開発
担当:黒岩、日比野
TEL:03-5657-0611
・Terra Motors株式会社
Terra Charge事業部
担当:中川
TEL:03-6823-4959
プレスリリース提供:PR TIMES