プレスリリース
「2040年博士号取得者数3倍」に向けた挑戦。次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)採択大学と連携して、博士のキャリア支援を開始
研究エンパワープラットフォームを展開する株式会社LabBase(本社:東京都 港区、代表取締役 CEO:加茂倫明)は、2024年4月から年間を通して、国立大学法人豊橋技術科学大学(所在地:愛知県 豊橋市、学長:寺嶋一彦)の博士学生のキャリア支援及び、博士進学を検討する修士学生への支援を開始しております。LabBaseは、次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)採択大学をはじめとして、各大学と連携しながら博士学生のキャリアを支援して参ります。
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社会背景
修士課程修了者の博士課程への進学率は、2012年以降10%弱と低迷しており、人口100万人当たりの博士号取得者数も120名と他国に比べて低い水準にあります。こうした現状を踏まえ、文部科学省は2024 年3月26日に「博士人材活躍プラン〜博士をとろう〜」を発表し、「博士人材が、アカデミアのみならず 、多様なフィールドで活躍する社会の実現」をビジョンとして掲げています。
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科学技術振興機構(JST)の次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)について
上記のビジョンと軌を一にして、JSTは博士学生の経済的支援やキャリア支援に注力する大学を採択し、各大学に助成金を交付しています。支援内容は各大学ごとに決定し、実行することが求められています。令和6年度は76件が採択され、豊橋技術科学大学でも採択が決定しました。
LabBaseと豊橋技術科学大学の取り組みの内容
豊橋技術科学大学は、今年度から「産学共創キャリア教育センター」を設置し、学部から博士後期課程までの一貫したキャリア教育体制を構築しています。LabBaseは豊橋技術科学大学と連携して、今年4月から年間を通して同大学の博士学生のキャリア支援及び、博士進学を検討する修士学生への支援を開始しています。具体的には、以下の実施を予定しております。
・修士1年生向けの「博士後期課程進学セミナー」
・博士1年生向けの「博士の過ごし方ガイダンス」
・博士進学を検討する修士学生を対象にした相談会
・博士学生との1on1ミーティング
今後の展望
LabBaseは「研究の力を、人類の力に。」をパーパスに掲げ、創業以来一貫して理系修士学生を中心とした理系学生のキャリアを支援してきました。今後はSPRING採択校をはじめ各大学と連携しながら、博士のキャリア支援を拡大し、キャリアの不安なく博士に進学しやすい社会を創って参ります。
SPRINGに採択されている大学や、SPRINGの申請を検討なさっている大学のご担当者の方で本件にご関心をお持ちいただけましたら、ぜひ以下連絡先までお問い合わせください。
連絡先
株式会社LabBase 広報担当
https://labbase.co.jp/about/contact
豊橋技術科学大学 総務課広報係
TEL:0532-44-6506
E-Mail:kouho@office.tut.ac.jp
プレスリリース提供:PR TIMES