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株式会社ネットスターズ

ネットスターズがホテル向けの決済プラットフォームを提供開始

(PR TIMES) 2023年10月13日(金)14時15分配信 PR TIMES

第1号として藤田観光が導入、海外旅行エージェントとの請求業務のDX化を実現

株式会社ネットスターズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長CEO:李 剛、以下「ネットスターズ」)は、世界的に決済ソリューションを提供するWorldpay from FISの日本法人であるWorldpay株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:小森英哉、以下「Worldpay」)と協力し、国内外で64施設を運営するホテル業界大手の藤田観光株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役兼社長執行役員:伊勢 宜弘、以下「藤田観光」)に、マルチキャッシュレス決済ソリューション「StarPay」をホテル向けに発展させた決済ソリューションを提供し、9月より試験運用を開始、11月1日より本格導入します。今後は、藤田観光の全ホテルでの運用を目指していきます。バーチャルカード番号(VCN)を使っての請求・支払い業務に特化した海外のトラベルエージェントと国内ホテルをつなぐプラットフォームの開発・提供は、先進的なものです。
このホテル向け決済プラットフォームサービスの導入により、宿泊施設は海外のオンライントラベルエージェント(OTA)および海外トラベルエージェントとの取引発生時の精算業務を、Mastercardが提供するMastercard バーチャルカード番号(VCN)※を通じて対応・処理できるようになります。特に日本国内で決済手段がなかった海外トラベルエージェントとの請求・消し込み業務をWEBサイト上で一元管理でき、また、新規に取引を開始する海外トラベルエージェントとの間でもVCNでの入金管理とすることで預り金管理などの業務負荷も大幅に削減できます。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/19526/83/19526-83-c69f1578a96a2f153786d82a304b9891-778x445.png ]

【導入の背景】
ホテル各社は、インバウンド需要を取り込む一環で海外トラベルエージェントとの取引を拡大する傾向にあります。一方で海外旅行エージェントは、日本以外の各国とは日本で一般的な銀行経由の海外送金ではなく、VCNを使って支払う傾向があり、日本のホテルでのVCN対応は、海外トラベルエージェント側からの要望として課題になっていました。
さらにクレジットカード決済の一種であるVCNでの支払いを日本のホテルが受け入れるには、クレジットカード情報の管理等のセキュリティ面の課題、実際に精算・経理業務を担う担当者の業務負荷といった運用面の課題があり、ホテル側としてはそのまま取り入れるのは難しいという状況にありました。

【決済プラットフォーム化実現に、藤田観光も協力】
ネットスターズとWorldpayは、両社の強みである「開発力」「グローバルスタンダードでの決済方法」を活かし、Worldpayの決済サービスとネットスターズのマルチキャッシュレス決済ソリューション「StarPay」を接続。さらに藤田観光のユーザー目線での意見を取り入れてホテル向けの決済プラットフォームサービスに発展させました。同サービスを利用するホテルは、OTAを含む海外トラベルエージェントとの精算業務にVCNでの決済に対応できるようになることで、インバウンド需要の取り込みにさらに力を入れることができます。ネットスターズは、クラウド型サービスとして提供することで導入ハードルを低くし、より多くのホテルに提供してまいります。

※Mastercard バーチャルカード番号(VCN)とは
法人向けMastercardクレジットカード(パーチェシング・カード)を親番号として発行されるバーチャル子番号です。VCNは、親番号の与信枠の範囲内で、用途別に1回の取引だけ、あるいは決められた回数や期間のみ利用できるよう複数発行でき、ひとつのVCNに対して「利用可能額」や「利用期間」など、利用の制限や条件を設定することが可能です。ご利用分は一括して、親番号のカード名義に請求されます。

【期待される効果】
ホテルはクレジットカード番号を決済端末に入力等することなく、海外トラベルエージェントの要望であるVCNを使った支払いに対応できます。海外トラベルエージェントからの支払いに対して、消し込み業務の手間が減り、業務効率化や省人化を実現します。
今後は本プラットフォームと観光業界の既存サービスや予約システム等と積極的に連携することで、観光庁が掲げる観光DX(デジタルトランスフォーメーション)にも貢献していきます。

■藤田観光株式会社について
1955年設立。“潤いのある豊かな社会の実現”を目指し観光業を軸に国内外に事業を展開しています。「ホテル椿山荘東京」や「箱根小涌園 天悠」「ワシントンホテル」「ホテルグレイスリー」などの宿泊施設、「箱根小涌園ユネッサン」「下田海中水族館」などのレジャー施設、そのほか婚礼施設などを運営し、お客様の様々なニーズに寄り添いお迎えしています。
公式HP:https://www.fujita-kanko.co.jp/

■Worldpay from FISについて
Worldpay from FISはグローバルオムニコマースを活性化させる独自の機能を持ったペイメントテクノロジーカンパニーです。業界屈指のスケールと一体化したテクノロジープラットフォームで、Worldpayはシングル接続を通してお客様に総合的なプロダクト・サービスをグローバルに提供します。Worldpayは年間400億件以上の取引件数を、300以上の決済手段、146の国、126の通貨で提供しています。当社の成長戦略では、グローバルEコマース、総合的ペイメント、B2Bを、成長の著しいマーケット、業界、顧客層へ拡大していくことを目指しています。

■株式会社ネットスターズについて
2009年の創業以来ゲートウェイ事業を展開。2015年にQRコード決済サービス「WeChatPay」を代理店として日本に初めて導入。以降、国内外のQRコード決済をはじめとするキャッシュレス決済を店舗に一度に導入・管理できるマルチキャッシュレス決済ソリューション「StarPay」を展開。現在は「StarPay」の技術力を基盤に、多角的なサービス展開に取り組んでいます。
公式HP: https://www.netstars.co.jp/



プレスリリース提供:PR TIMES

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