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プレスリリース

八十二銀行が融資先企業への支援タイミングを早期に検知するAIを7月8日より運用開始DataRobot AI Cloudプラットフォームによってモデル構築および運用の内製化を実現

(PR TIMES) 2022年07月08日(金)21時40分配信 PR TIMES

・従来の財務指標を活用した融資から口座取引を中心として、融資先の動態を学習したAIモデルにより、これまでよりも迅速なお客さま支援を実現。
・匿名化した自行のお客様データを活用することで、予測を高精度化。
・DataRobot AI Cloudプラットフォームを利用することで、お客さまの業況変化を予測するAIモデルを内製化し、将来の経済状況の変化に対応したモデル管理・運用体制も構築。

AI CloudのリーディングカンパニーであるDataRobot, Inc.(本社:マサチューセッツ州ボストン、CEO:Dan Wright、以下「DataRobot」)は、この度、株式会社八十二銀行

(本店:長野県長野市、取締役頭取(代表取締役):松下正樹、以下「八十二銀行」)が7月8日から本格稼働を開始する融資先企業への支援タイミングを早期に検知するAI実現(業況変化予測AIモデル構築と運用)のため、AI Cloudプラットフォーム「DataRobot AutoML」で信頼性あるAIモデルを開発し、継続性あるAI運用を実現する「DataRobot MLOps」を導入し、AI構築から運用までのAIライフサイクルを内製化したことを発表しました。

これにより、八十二銀行ではこれまで属人的な対応かつ財務諸表の公開時期などのタイミングが中心となっていた顧客支援を、お客様が必要とするタイミングに合わせてスピーディに対応することが可能となります。さらに、AIモデルの監視体制の整備に加え、DataRobot MLOpsを活用することでAIモデルの稼働状況を常に監視し、データの経年変化や精度劣化などによる異常時にはアラートを発出するなど、信頼性と継続性を両立させ、常に最新の経済環境変化に対応したAIモデルの運用を実現します。

・与信管理業務におけるこれまでの課題
これまでの顧客支援は、顧客から決算書類を徴求するタイミングに偏っており、ビジネスが順調に成長または即時の支援が必要な場合にもかかわらず、適切な支援ができないこともありました。さらに、人に頼ったルールベースによる審査基準値の設定などによって、膨大な工数が発生することでお客様との対話や支援に十分な時間を確保できないなどといった本来であれば最優先として対応すべき業務を逼迫する原因にもなっていました。

・AI Cloud プラットフォーム「DataRobot」によって”真にデータで戦える銀行”を目指す
業況変化予測AIモデルを導入することで、スピーディーな融資対応の実現に加え、顧客の最適なタイミングで融資を提供することが可能になります。今回、AIモデルの構築に全国の企業から集めた一般的な財務データを活用せず、八十二銀行のお客様における口座の出入金記録や財務諸表など700項目のデータを匿名化して活用することで県内企業の特徴を的確に捉えることができ、予測精度の向上に繋がっています。

また、八十二銀行では業況変化予測AIモデルの構築・運用を担当するメンバーを中心に、7月1日よりシステム部内にAI推進チームを新たに発足しており、別業務におけるAIの導入・活用も見据えたAI推進の体制強化も進めています。

今回のAI導入にあたり、八十二銀行 システム部 AI推進チーム 調査役 角田大輔氏は次のように述べています。
「激動の時代において、将来にさまざまな不安を抱えるお客様への寄り添い方を常に考えてきました。今回 、業況変化予測AIモデルを導入・内製化できたことにより、お客様に対する迅速な支援はもちろん、より早く最新の状況に対応できる体制となりました。今後もお客様のさまざまなデータを真に活用できる組織として、データで戦う組織を実現し、お客様に寄り添ったサービスの提供に注力して参ります」

DataRobotは、今後も八十二銀行が推進する信頼性と継続性のあるAI運用を実現するため、ソリューションとAIサクセスプログラムによる支援を行ってまいります。


■「DataRobot, Inc.」について( https://www.datarobot.com/jp/
DataRobot AI Cloud は次世代の AI です。AI Cloud は、あらゆるデータタイプ、あらゆるユーザー、あらゆる環境を統合し、業界・業種を問わずすべての組織に対して重要で価値あるビジネスインサイトを提供することをビジョンとしています。DataRobot は、Fortune 50の3分の1を含む、業界や業種を超えたグローバルな顧客から信頼を得ています。

■ 商標関連
・「DataRobot」はDataRobot, Inc.の登録商標です。
・その他の会社名、製品名、サービス名等は、各社の登録商標または商標です。


本情報(「資料」)には、DataRobot, Inc.(以下、「当社」)における将来の予想に関する記述が含まれている場合があります。当社は、いつでも、いかなる理由でも、また受取人への通知や補償なしに、本資料を変更する権利を留保します。本資料に含まれる将来予測に関する記述にかかわらず、本資料は将来の製品機能を保証するものではなく、いかなる購入決定においても依拠してはならないものです。実際の製品業績は、当社および顧客の技術変化、経済情勢および市場の動向、他社との買収、従業員の採用・退職などにより、記述されている見通しとは大きく異なる結果となる可能性があります。本資料は、情報提供のみを目的としたものであり、特定の成果を保証するものではありません。当社は、お客様が将来予想に関する記述を信頼した結果、被ったいかなる費用、経費または損失についても、お客様に対して責任を負うものではありません。

プレスリリース提供:PR TIMES

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