• トップ
  • リリース
  • YOMIKO、世界10都市を対象に 住民の街への愛着や誇りを測定する「グローバル・シビックプライド調査」を実施

プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2
  • 記事画像3
  • 記事画像4
  • 記事画像5

YOMIKO、世界10都市を対象に 住民の街への愛着や誇りを測定する「グローバル・シビックプライド調査」を実施

(PR TIMES) 2023年12月25日(月)22時40分配信 PR TIMES

日本の主要都市(東京・大阪)の「シビックプライド」は世界の各都市を下回ることが明らかに


株式会社読売広告社(本社:東京都港区/代表取締役社長:菊地英之) 都市生活研究所では2008年より市民や街に関わる人達が、その地域や街に対してもつ意識「シビックプライド/ CIVIC PRIDE(R)」に関する研究を行っています。この度、ヨーロッパ、アメリカ、アジアにおける主要10都市※に居住する20代〜60代の市民を対象に、街への愛着や誇りなどの評価を明らかにする「グローバル・シビックプライド調査」を実施しました。また、合わせて各都市に居住するライフスタイル・リサーチャーへのインタビューを行い、対象都市それぞれの「シビックプライド」の評価構造・背景に関する分析を行いましたので、その結果概要についてお知らせいたします。
※10都市…ニューヨーク、ロンドン、パリ、ベルリン、バルセロナ、ローマ、ヘルシンキ、上海、東京(23区)、大阪
■世界10都市の「シビックプライド」総合ポイント結果

対象都市のなかで、「シビックプライド」の総合ポイント*が最も高かったのは「上海」となった。以降、「バルセロナ」「ロンドン」と続き、日本は「大阪」9位、「東京」10位と対象都市のなかでは低い評価となった。     

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/6104/81/6104-81-9aa7561cdaabcd7cae2bdf50b317f51f-1257x713.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

※「シビックプライド」総合ポイントは「愛着」「誇り」「共感」「継続居住意向」「他者推奨意向」5指標のスコアを足し上げ1000点満点化したものです。なお、各指標のスコアについては、各質問内容を[非常にあてはまる〜まったくあてはまらない]の7段階で聴取し、[非常にあてはまる]を7点[まったくあてはまらない]を1点とし、平均値を算出しています。


■「街への愛着」「街への共感」「街への誇り」の結果

「愛着」「共感」「誇り」のいずれも「上海」が最も高い評価となった。「愛着」と「共感」では「ローマ」「ロンドン」が、「誇り」では「ローマ」「ニューヨーク」が次いで高い評価となった。日本の2都市については「大阪」が「愛着」で「ヘルシンキ」「ベルリン」を上回る評価となった。一方「東京」はいずれの項目も最も低い評価となった。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/6104/81/6104-81-641af3a6b1d1f5c9d55a77997e0c0c84-1031x398.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/6104/81/6104-81-6cafe5816c413b30f1677bd9d99e53dc-1034x415.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/6104/81/6104-81-f86b41ca7050fe83217ea8180f2c7370-1066x449.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

■調査結果と課題の考察

調査では、日本の2都市の「シビックプライド」に対する評価が欧米の都市や上海といった都市に比べて低い評価であることが明らかになりました。「シビックプライド」は都市をより良い場所にするために自分自身が関わっているという当事者意識に基づく自負心であり、市民自身の主体性が大きなポイントとなります。
今回、合わせて実施した現地在住のライフスタイル・リサーチャーへのインタビュー調査においては、多様性や個の存在・生き方・暮らし方を尊重しながらも社会や地域とつながるための様々な活動やコミュニティがあること、また自治体などがその市民の主体性や創造性を最大限に生かすサービスや場の提供を積極的に行っていることがみえてきました。今後、日本においても「シビックプライド」が大きく育ってゆくためには行政・企業・市民が一体となって、より社会や地域とつながる場や機会を作ってゆくことが重要であると考えられます。

■調査レポートとお問い合わせ先

各都市の調査結果詳細及び、ライフスタイル・リサーチャーのインタビュー内容を掲載した
「GLOBAL CIVIC PRIDE SURVEY 2023 REPORT」を2024年1月中旬以降に発行予定です。ご興味のある方にデータにて提供させていただきますので以下の担当者までお問い合わせください。
担当:都市生活研究所 関、城、水本 civic-pride@yomiko.co.jp
※当社の判断により、競合他社など一部の方へのご提供をお断りさせていただく場合がございます。
■「グローバル・シビックプライド調査」概要

【グローバル10都市 「シビックプライド」評価把握 定量調査】
・調査手法 WEB調査
・調査対象 世界対象10都市に住む、20代〜60代の男女
・調査内容 現在住んでいる街に対する意識、街のイメージ、地域コミュニティへの参加など
・有効回収数 3,000s *各都市300s
・調査時期 2023年1月【グローバル8都市 現地居住者の街への意識に関するインタビュー調査】
・インタビュー対象:対象都市(海外8都市)に複数年居住する日本人ライフスタイル・リサーチャー※8名
・インタビュー内容:定量調査から得られた各都市のCivic Pride評価について
その背景や関連づけられる街及び市民の実態に関するヒアリング
・インタビュー時期:2023年8月〜9月

※海外8都市居住リサーチャーについて
株式会社TNCが主宰する70ヵ国100地域600人の海外在住日本人のネットワーク「ライフスタイル・リサーチャー(R)」に所属する対象地域在住メンバー。現地に5年以上在住し、現地人のパートナーや現地での仕事をもち、現地のライフスタイルに精通したメンバーで構成される。 株式会社TNC https://www.tenace.co.jp/
■CIVIC PRIDE ポータルサイトについて




読売広告社は、「シビックプライド」の調査や事例など様々な情報を発信する「CIVIC PRIDEポータルサイト」 を運営しています。今回の「グローバル・シビックプライド調査」についても同サイトに結果を掲載しています。
「CIVIC PRIDEポータルサイト」https://civic-pride.com/


[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/6104/81/6104-81-4ac94388230fa7170beda77d364ca595-1208x671.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


*「シビックプライド/CivicPride」「CIVIC PRIDE」は、株式会社読売広告社の登録商標です。



プレスリリース提供:PR TIMES

このページの先頭へ戻る