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プレスリリース

そーせいグループ株式会社

当社提携先のTempero Bio社がアルコールとその他の物質使用障害を対象としたTMP-301の臨床試験実施に関するFDAの承認を取得

(PR TIMES) 2023年01月05日(木)10時45分配信 PR TIMES


G タンパク質共役受容体(以下「GPCR」)に対する構造ベース創薬(SBDD)および開発の世界的リーダーである当社グループは、提携先のTempero Bio Inc.(以下「Tempero Bio社」)が米国食品医薬品局(FDA)に対して、アルコールとその他の物質使用障害(Substance Use Disorder:SUD)を対象としたTMP-301(旧開発コード:HTL0014242)の新薬臨床試験開始申請(IND)を行い、承認されたと発表しましたので、お知らせいたします。Tempero Bio社は、米国国立薬物乱用研究所(NIDA)から最近交付された530万米ドルの助成金を活用し、2023年第1四半期にTMP-301の健常人を対象とする第I相臨床試験を開始する予定です。Tempero Bio社の発表全文はこちらをご覧ください。https://www.temperobio.com/news2023-jan04


当社グループ英国研究開発ヘッドのマット・バーンズは次のように述べています。「Tempero Bio社がこの重要なマイルストンを達成したことを喜ばしく思います。同社は深刻なアルコールおよびその他の物質使用障害の患者さまに対する効果的な治療薬の開発を目指しており、TMP-301およびmGluR5ネガティブアロステリックモジュレーター(NAM)のパイプラインの臨床開発のさらなる進展に期待しています。」

Tempero Bio社は、物質使用障害および不安障害を標的とした治療薬開発を目的として、当社グループが創出したTMP-301を含む強力かつ経口投与可能な代謝性グルタミン酸受容体5(mGluR5)ネガティブアロステリックモジュレーター(NAM)のポートフォリオの臨床開発を前進させるために、医薬品業界で事業経験が豊富なジョー・ヒメネスとマーク・フィッシュマンによって共同設立されたベンチャーキャピタルであるAditum Bio社が、2020年に当社グループと共同で設立した会社です。

本契約に基づき、Tempero Bio 社は、当社グループが保有していたmGluR5 NAMのポートフォリオに関するグローバルでの独占的権利を取得しました。その対価として、当社グループは戦略的株式持分としてTempero Bio社の株式を受領するとともに、将来の成果に応じて開発および商業化マイルストンを受領し、さらに将来の製品販売からの段階的なロイヤルティを受領する権利を有しています。

なお、本件によるTempero Bio社から当社グループへのマイルストンの支払いは発生しません。

以上


Sosei Heptaresについて

当社グループは、Gタンパク質共役受容体(GPCR)をターゲットとした独自のStaR(R)技術ならびに構造ベース創薬(SBDD)技術から生み出される新薬候補物質の探索および初期開発にフォーカスした、国際的なバイオ医薬品企業グループです。当社グループは神経疾患、免疫疾患、消化器疾患、炎症性疾患など複数の疾患領域において、幅広いパイプラインの構築に取り組んでいます。

これまでアッヴィ社、アストラゼネカ社、バイオヘイブン社、ジェネンテック社(ロシュ・グループ)、GSK社、Kallyope社、イーライリリー社、ニューロクライン社、ノバルティス社、ファイザー社、武田薬品工業株式会社、Verily社などの大手グローバル製薬企業および新興バイオ医薬品企業と提携しています。当社グループは、東京に本社を置き、英国のケンブリッジに研究開発施設を有しています。

「Sosei Heptares」は、東京証券取引所に上場しているそーせいグループ株式会社(証券コード4565)のコーポレートブランドです。「そーせい」、「Heptares」、当社グループのロゴおよびStaR(R)は、当社グループの商標または登録商標です。


詳しくは、ホームページhttps://soseiheptares.com/をご覧ください。

LinkedIn: @soseiheptaresco
Twitter: @soseiheptaresco
YouTube: @soseiheptaresco

プレスリリース提供:PR TIMES

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