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特定非営利活動法人シャイン・オン・キッズ

静岡県立こども病院のファシリティドッグ、タイと退院した子どもたちの再会「シャイン・オン!ピクニック」を開催します。

(PR TIMES) 2022年10月14日(金)11時15分配信 PR TIMES

小児がんや重い病気の子どもたちを支援する認定NPO法人シャイン・オン・キッズ(理事長キンバリ・フォーサイス https://ja.sokids.org/)は、普段ファシリティドッグと会うことができない退院した子どもたちを対象に、タイとの再会イベント「シャイン・オン!ピクニック」を開催します。
ファシリティドッグとは、医療施設などある特定の施設に常勤し活動するために、専門的なトレーニングを受けた犬のことです。 2010年に小児がんの子どもたちへの支援を目的として、認定 特定非営利活動法人 シャイン・オン・キッズは日本初のファシリティドッグを静岡県立こども病院のご理解により導入しました。タイは現在同病院の3代目のファシリティドッグです。現在国内の4つのこども病院でシャイン・オン!キッズの4頭のファシリティドッグが活躍しています。
ファシリティドッグは入院中の子どもたちに寄り添い活動するため、退院したお子さんと会う機会はありません。しかし、退院したお子さんやご家族から「ファシリティドッグにまた会いたい」という声が多く寄せられています。
そこでこの度、一般財団法人CBGMこども財団の協力のもと、静岡県立こども病院を退院した子どもたちを対象に、院外の施設でタイに再会するイベント「シャイン・オン!ピクニック」を10月23日(日)に開催する運びとなりました。病院勤務のファシリティドッグには退院すると会えないことから、「またタイに会いたい!」という多くの声がきっかけとなっています。

[表: https://prtimes.jp/data/corp/23199/table/80_1_b0c8b0e7d6d6c5277899d04c335f0295.jpg ]



[画像: https://prtimes.jp/i/23199/80/resize/d23199-80-06c5adb4b37242d1ece9-0.jpg ]


シャイン・オン!キッズのファシリティドッグ


病院に常勤し医療チームの一員として働けるよう専門的なトレーニングを受けている
臨床経験のある看護師であるハンドラーとチームで活動
入院中の子どもたちを支えるため、触れ合い活動はもちろん、採血など痛みや不安を伴う検査や処置の付き添い、手術室等への同伴、ベッド上安静の際に添い寝を行うなど、活動は多岐に渡る
イベントに登場するタイは静岡県立こども病院にハンドラーの谷口めぐみと2021年9月より常勤
国内ではタイを含め4頭のファシリティドッグがこども病院で活躍中



■シャイン・オン!キッズとは
小児がんや重い病気の子どもたちとそのご家族を心のケアのプログラムで支援。ファシリティドッグ・プログラム(動物介在療法)、ビーズ・オブ・カレッジ プログラム(アート介在療法)、キャンプカレッジ(小児がん経験者のコミュニティ運営)、シャイン・オン!コネクションズ(オンラインで心のケアや学習支援アクティビティを提供)、シャイン・オン!フレンズ(小児がん経験者のWEBコミュニティ)などを運営。2006年設立、2022年9月現在全国26病院にて活動中。(https://ja.sokids.org/)
住所:東京都中央区日本橋本町 3-3-6 ワカ末ビル 7 階 Tel: 03-6202-7262 理事長:キンバリ・フォーサイス

■シャイン・オン!キッズの原点であるタイラーについて〜創設者キンバリからの設立時のメッセージ〜
私の息子タイラーは、生後1ヵ月にも満たない時に急性リンパ性白血病と診断されました。当初から見通しはかなり厳しかったものの、幸運にも23ヵ月もの時を共にすることができました。タイラーは天からの贈り物であると同時にひらめきの源でもありました。生後5ヵ月で骨髄移植を経験し、その後の二回にわたる敗血症との闘いでは、それぞれ1ヵ月間集中治療室に入りました。また、病状が逆戻りしたことも二度あり、集中再寛解導入療法がそのつど行われました。そしてついには真菌感染が肺から脳へと広がり、それがタイラーの最後の闘いとなりました。こんなに数々の闘いに挑んでいたにもかかわらず、彼が微笑みを絶やすことはありませんでした。タイラーは驚くほどハッピーな赤ちゃんだったのです。幸運にもタイラーに会えた人たちの心に今も残っているのは、タイラーの笑顔、そしてその笑顔こそが、私たちにタイラー基金を設立させ、現在のシャイン・オン!キッズに至らせた原動力なのです。

■シャイン・オン!キッズのファシリティドッグについて
シャイン・オン!キッズのファシリティドッグは病院に常勤して医療チームの一員として働けるように、専門的なトレーニングを受けています。 看護師経験のあるハンドラーとペアになって活動し、単なる患者との触れ合いにとどまらず、小児がんや重い病気の治療にも関わっています。
現在シャイン・オン!キッズでは静岡県立こども病院、神奈川県立こども医療センター、東京都立小児総合医療センター、国立成育医療研究センターの4病院でファシリティドッグ・プログラムを展開しています。ファシリティドッグの大きな特徴は、毎日同じ病院に勤務し、個々の患児とそのご家族ニーズに合わせた活動を行うことです。痛い検査や手術室への付き添い、リハビリ支援、また時には患者さんと添い寝なども行います。いろいろな病院や施設を巡回訪問することはありません。ときどき訪れて短い時間だけふれ合うのではなく、同じ犬がいつもそこにいて多くの時間を繰り返し過ごせることが、入院治療している子どもたちの心の励みとなっています。

プレスリリース提供:PR TIMES

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