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中国マクドナルドがサステナブル・シーフードのメニューをMSCラベル付きに

(PR TIMES) 2023年06月23日(金)14時40分配信 PR TIMES


中国マクドナルドとMSC(海洋管理協議会)は、中国国内のマクドナルド5,000以上の店舗で販売しているフィレオフィッシュ、ダブル・フィッシュバーガー、キッズ・フィッシュフィレバーガーにMSCラベルを付けることを発表しました。

これにより、マクドナルドは持続可能な水産物調達の世界的な取り組みを拡大し、上記の製品で使用されている魚が、世界基準のMSC認証規格を満たした持続可能な漁業で獲られたものであるという安心を中国の消費者に提供できることになります。最近の消費者調査( https://www.msc.org/understanding-seafood-consumers )では、中国の消費者は持続可能な水産物をますます重要視するようになってきており、「環境に優しい、あるいは持続可能な漁業から調達されている」ことは、水産物を購入する動機として第4位にランクしています。

中国マクドナルドでは、毎年3,500トン近いMSC認証の白身魚が販売されており、ウェイダオやタイソン・フーズなどのサプライヤーおよびMSCと協働して持続可能な魚を調達しています。

今回の発表は、MSCが中国に事務所を開設してからちょうど10年にあたる節目の年に行われました。開設から10年を経て、中国におけるMSCラベル付き製品の数は、10品目から200品目以上にまで増えました。また、MSCプログラムに参加する中国のサプライチェーン企業、小売業者、漁業の数も大幅に伸びています。

本製品の発売を記念して中国を訪れたMSCの最高責任者ルパート・ハウズは、次のように述べています。「マクドナルドとMSCは、2011年から持続可能な水産物を共同で推進しています。マクドナルドはMSCの重要なパートナーとして、MSCラベル付き製品をヨーロッパ、アメリカ、日本など、多くの国々の消費者に届けてきました。今回の取り組みは、中国という重要な市場で私たちのパートナーシップを構築し、中国における持続可能な水産物に対する消費者の需要の高まりに応えていくための重要な機会となります」

中国マクドナルドのチーフ・インパクト・オフィサーである顧磊(Gu Lei)氏は、次のように述べています。「中国マクドナルドは、消費者に新鮮で安全な天然の高品質食材を提供することにこだわると同時に、水産物調達の際に環境への負荷を減らすために、持続可能なサプライチェーンを積極的に構築しています。信頼あるMSCの認証を取得することができたことを、大変うれしく思います。質の高い水産物を継続して供給できるようにするための、中国マクドナルドのサプライチェーンへの働きかけが認められたということです。私たちは、生命あふれる海を守るためにこれからも取り組みを続けてまいります」

2023年6月8日(木)の世界海洋デーに行われた発表を記念して、マクドナルドの上海龍騰大道店では、お客様に海にいるかのように感じていただけるようなディスプレーが施されました。また、新たにMSCラベルが付いた製品を購入したお客様には、海洋プラスチックを再生利用した魚の形のキーホルダーがプレゼントされました(写真参照)。
[画像1: https://prtimes.jp/i/59178/79/resize/d59178-79-39aa927684c9a185746b-0.png ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/59178/79/resize/d59178-79-bf403554d061f08cef6e-1.png ]











注記
最近の消費者調査について、独立分析調査機関であるグローブスキャンは、2022年1月から3月にかけて、各国でオンラインによる消費者調査パネルを通して回答者を募集しました。中国では調査に参加した2,245名のうち、定期的に水産物を購入している人(最近2カ月間に自分または家族の誰かが魚介類を購入したと回答した人)は2,025名でした。
本調査は オーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、中国、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、イタリア、日本、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、シンガポール、南アフリカ、韓国、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリス、アメリカなど世界23カ国で実施されました。

中国は世界最大の漁業国です。https://oceans-and-fisheries.ec.europa.eu/facts-and-figures/facts-and-figures-common-fisheries-policy/fisheries-and-aquaculture-production_en
また、中国ではほかの国よりも魚が食べられており、一人当たり年間約40kgを消費しています 。https://ourworldindata.org/grapher/fish-and-seafood-consumption-per-capita


MSC(海洋管理協議会)について
将来の世代まで水産資源を残していくために、認証制度と水産エコラベルを通じて、持続可能で適切に管理された漁業の普及に努める国際的な非営利団体です。本部をロンドンとし1997年に設立され、現在は約20か国に事務所を置き世界中で活動しています。MSCジャパンは2007年に設立。MSC「海のエコラベル」の付いた水産品は、2021年度には世界62カ国で20,000品目以上、日本では500品目以上が販売されました。国内ではイオングループ、生協・コープ、セブン&アイグループ、マクドナルドなどで購入できます。
持続可能で適切に管理された漁業のためのMSC漁業認証規格は、世界で広く認知されており、最新の科学的根拠に基づき策定されたものです。FAO(国連食糧農業機関)とISEAL(国際社会環境認定表示連合)双方の要求事項を満たした世界で唯一の漁業認証プログラムでもあります。漁業がこの規格を満たすためには、(1)水産資源が持続可能なレベルにあり、(2)漁業による環境への負荷が最小限に抑えられており、(3)長期的な持続可能性を確実なものにする管理システムが機能していることを、第三者審査機関による審査を通じて実証することが求められます。

詳しくはMSCウェブサイトをご覧ください:https://www.msc.org/jp

MSC「海のエコラベル」について
MSCの厳正な認証規格に適合した漁業で獲られた水産物にのみ認められる証、それがMSC「海のエコラベル」です。
[画像3: https://prtimes.jp/i/59178/79/resize/d59178-79-3e30b5646e5f85b69e6c-2.png ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/59178/79/resize/d59178-79-57e31344a1b399128efb-3.png ]



プレスリリース提供:PR TIMES

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