プレスリリース
〜『ミリ波・テラヘルツ波技術の未来展望』(監修:東京工業大学名誉教授/松澤昭)2023年10月24日に発売〜
株式会社シーエムシー出版(本社:東京都千代田区、代表:辻賢司)は、書籍『ミリ波・テラヘルツ波技術の未来展望』を2023年10月24日に発刊いたします。定価は税込71,500円(本体価格65,000円+税)で、当社ECサイトおよび全国の書店でご注文を受け付けております。
目次などの詳細については以下の当社サイトをご覧ください。
https://www.cmcbooks.co.jp/products/detail.php?product_id=9274
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刊行にあたって
ミリ波の5G通信への適用によりミリ波は研究開発のフェーズから実用化開発のフェーズになり,研究開発はテラヘルツ波にシフトしている。テラヘルツ波によりより空間分解能が高いレーダや,より超高速信号伝送が可能な無線通信が期待されるが,高周波化とともに電力効率が低下するので,消費電力の増大が懸念される。低雑音増幅器や電力増幅器はInPなどの化合物を用い,その他の回路はCMOSで構成するなどの異種デバイスのハイブリッド集積が改善の鍵を握るものと思われる。ミリ波の普及状況を鑑みると無線通信でのテラヘルツ波の実用化は少し先になるものと思われるが,着実に研究開発が進むことを期待したい。(「刊行にあたって」より抜粋)
主な目次
【開発編】
第1章 ミリ波フェーズドアレイトランシーバ
第2章 ミリ波増幅回路設計のための電磁界シミュレーション技術
第3章 非遠方界領域直角座標系2次元直交多重伝送用アンテナ
第4章 ミリ波帯フェーズドアレイアンテナモジュール技術
第5章 ミリ波近接無線
第6章 ミリ波・テラヘルツ波帯アンテナ測定技術
第7章 ミリ波帯誘電体基板の材料定数測定技術
第8章 ミリ波誘電体基板材料定数測定技術
第9章 ミリ波吸収メカニズムとその材料設計への適用
第10章 電波吸収体,遮蔽材,透過材のミリ波特性評価法
【応用編】
第1章 ミリ波通信モジュール用基板材料及びパッケージング技術
第2章 ミリ波4K8Kワイヤレスカメラ
第3章 車載ミリ波レーダーの測定
第4章 車載ミリ波レーダー用電波吸収ゴムシートの特性と適用事例
第5章 ミリ波レーダー対応ガーニッシュ開発のこれまでと今後の方向性
第6章 ミリ波レーダによる速度情報に着目した物標識別技術
第7章 インジウムを利用した塗装「インジウムミラーコーティングシステム」
第8章 アルミナセラミックスを用いた誘電性電波吸収体
第9章 テラヘルツ通信の応用展開
第10章 ミリ波帯アレーアンテナの一体型モジュール技術
商品詳細はコチラから
https://www.cmcbooks.co.jp/products/detail.php?product_id=9274
プレスリリース提供:PR TIMES