プレスリリース
〜バイオガス(メタン発酵)発電による再生可能エネルギーを生成〜
鈴与商事株式会社(本社:静岡市清水区入船町11-1/本部:静岡市葵区栄町1-3鈴与静岡ビル/資本金:20億円/代表取締役社長:加藤正博、以下、鈴与商事)は、2021年4月より、菊川市から受託し運搬処分していた菊川市立菊川学校給食センターの食物残渣に加え、2022年4月より新たに、菊川市立総合病院並びに菊川市立おおぞら認定こども園の調理過程や食べ残し等で発生する食物残渣の収集運搬および中間処分を受託し、菊川市直営施設から排出される食物残渣の全量を、鈴与菊川バイオガスプラント(菊川市西方4035番)にて受け入れ開始することをお知らせ致します。受け入れた食物残渣は、同プラントにおいてメタン発酵によるバイオガス発電に活用致します。
当社は2016年6月に鈴与菊川バイオガスプラントを設立、食品系廃棄物を原料としたメタン発酵を行い、微生物の作用によって生成されたバイオガスを燃料としたバイオガス発電事業を展開しております。
これまで、給食残渣の利活用について協議をしておりました菊川市(市長:長谷川 ェ彦)より、地域の未利用資源である食品廃棄物のエネルギー化再利用について賛同いただき、2021年4月より菊川市学校給食センターの食物残渣を鈴与菊川バイオガスプラントにてメタン発酵原料として受け入れ、再生可能エネルギーへの変換を行って参りました。
この度、2022年4月より新たに、菊川市立総合病院及び菊川市立おおぞら認定こども園の食物残渣の受け入れを開始することにより、菊川市直営施設から排出される食物残渣の全量を鈴与菊川バイオガスプラントにてバイオガス(メタン発酵)化し、再利用することとなりました。
また、今後も菊川市と連携し、同プラントを情操教育のフィールドとして活用する等、地域と密着した取り組みを進めて参ります。
鈴与商事は、鈴与菊川バイオガスプラントにて培ったメタン発酵に関する技術や知見を基に、地域に賦存する食品廃棄物等の未利用バイオマスを有効利活用する地域循環型のメタン発酵プロジェクトを推進し、脱炭素化を中心とした持続可能な社会の実現に取り組んで参ります。
鈴与菊川バイオマスプラント概要
■住 所 静岡県菊川市西方4035番
■メタン発酵原料 有機系廃棄物 6.7t/日
・食品工場から排出される食品製造残渣
・菊川市営施設にて発生する食物残渣
・地元にて発生する農作物残渣
■ガ ス 発 生 量 855N-CH4/日
■発 電 規 模 120kW(60kW発電機 2機)
[画像: https://prtimes.jp/i/75524/77/resize/d75524-77-6e7443bacfd14b5ab949-0.jpg ]
以上
プレスリリース提供:PR TIMES