プレスリリース
アリババグループは、4月14日、中国のZ世代消費者が同社のTmall(天猫、Tモール)において新しいニッチ商品の消費を促進していることが、同プラットフォームから収集した豊富なデータにて明らかになったと発表しました。
タオバオとTmallのマーケティング部長である韓斐は、「新製品の購入者が若年化している傾向が見られます。若者は新しいライフスタイルを求めており、支出額も多いです」と述べました。1996年から2010年に生まれたZ世代の消費者は、中国の人口の約15%しか占めていませんが、ニッチ市場における平均年間支出は、Tmall 全体の平均よりも20%高くなっています。
Tmallは、ブランドが新製品発売日を調整し、Z世代の消費者に成功裏に訴求できるよう、消費者インサイトやマーケティング支援策を提供しています。Tmallによると、2022年には、500以上のブランドが新製品販売において1億元(約20億円)以上を売り上げ、50,000以上の新製品が100万元(約2,000万円)を超える流通取引総額(GMV)を達成しました。また、Tmallにおける2022年の新製品数は、調理済み食品やペットケアといった分野で最も著しい増加が見られ、全体では前年比137%増でした。このような旺盛な新製品への需要は、ブランドが中国のZ世代のニッチな消費トレンドに乗るよい機会だと言えます。
多くのブランドがトレンドを発見し、新製品を中国市場で成功させるための販売戦略を試すために、Tmallの消費者インサイトを活用しています。中国の玩具ブランドであるPOP MARTはその一例であり、同社はTmallの消費者インサイトを活用することで、コレクターズ・トイに対する関心の高まりに乗じ、新製品発売を成功させました。同社はTmallのマーケティングチャネルである「スーパーブランドデー」を活用し、昨年夏にディズニー/ピクサー「トイ・ストーリー」のバズ・ライトイヤーコレクションを発売した際、顧客の事前予約数に基づいて需要を予測し、十分な在庫を確保することにより、1,000万元(約2億円)を超える売上を達成しました。POP MARTのカスタマー・オペレーション担当最高責任者である周淑英氏は、「中国のEコマースプラットフォームの中でも、消費者の興味や関心をオンライン販売につなげるのに常に最も効果的なのは、Tmall です」と述べています。
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Tmallは今後数ヶ月にわたり、新製品発売を促進するため、カテゴリー別の新製品人気ランキングや、キーオピニオンリーダーとの協力による製品テストなど、より多くのマーケティング支援策導入を予定しており、Z世代向け新製品発売を目指すブランドにとって最も効果的なプラットフォームであり続けるよう尽力します。
プレスリリース提供:PR TIMES