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プレスリリース

KDDIがO-RAN準拠の5Gスタンドアローン仮想化基地局にHPEのTelco基盤を利用

(PR TIMES) 2022年03月02日(水)14時15分配信 PR TIMES

Open RAN/vRANワークロードに最適化されたHPEのサーバーは、基地局への収容効率・電力効率・優れた耐性により、5Gの大規模展開をサポート


ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)(日本ヒューレット・パッカード合同会社 本社:東京都江東区、代表執行役員社長:望月 弘一)は本日、KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 高橋 誠、以下 KDDI)が商用ネットワークで運用を開始した、O-RAN準拠の5Gスタンドアローン基地局にHPE ProLiant DL110 Gen10 Plus - Telco サーバー( https://www.hpe.com/jp/ja/product-catalog/servers/proliant-servers/pip.1013324922.html )が利用されていることを発表しました。

KDDIは、5Gネットワークのスピーディーな全国展開を図るにあたって、5G基地局の構築を加速しています。このたび、KDDIが利用したHPE ProLiant DL110 Gen10 Plus - Telco サーバーは、Open RANおよびvRANワークロードを処理するために設計されており、高帯域幅・低遅延を必要とするエッジアプリケーション向けに最適化されています。

KDDI株式会社 執行役員常務 技術統括本部長 吉村和幸氏は次のように述べています。
「この度、私たちはO-RAN標準に準拠した5G仮想化基地局を開発し、商用での運用を開始することができました。KDDIは、基地局のオープン化と仮想化で、利用用途に応じた高度な通信サービスを柔軟かつ迅速にお客さまに提供することを目指します。今後も、KDDIは革新的なネットワーク技術の開発を主導するとともに、お客様に安心かつ安全な通信と新たな体験価値を提供し続けていきます。」

HPEは、分離されたRANインフラとワークロードの展開においてゼロタッチに近い一貫した運用体験を実現し、基盤の自動化と管理に加え、ネットワークおよびサービス管理を、単一の集中化されたクラウドベースのプラットフォームで実現できるよう、通信事業者と共に取り組んでいます。

日本ヒューレット・パッカード合同会社 代表執行役員社長 望月 弘一は次のように述べています。
「DXが加速されるなかで5Gへの期待もますます高まっていますが、今回、KDDI様のお取り組みを支援させていただけることを大変光栄に感じております。HPEがイノベーションを重ねながら、30年以上にわたって培ってきた通信事業者様との実績を、5G時代の経済の変革に活かし、持続可能な社会に貢献できる機会をいただいたことに感謝申し上げます。」

HPE ProLiant DL110 Gen10 Plus - Telco サーバーは、セキュリティを内蔵し、インテリジェントな管理の自動化をサポート、オープンな標準ベースのアーキテクチャをベースに、さまざまなベンダーのソフトウェアベースのRANソリューションをサポートしています。セキュリティはシリコンレベルで実現します。運用管理の効率は自動化とソフトウェア定義により実現し、プロビジョニング、メンテナンス、展開の時間短縮を支援します。キャリアグレードのサーバーは、複数の機能(ベースバンドユニット、リレーゲートウェイ、セルサイトゲートウェイルーター)を統合し、5G基地局に必要とされる収容効率・電力効率を実現します。

デジタル体験の充実と拡大にともない指数関数的にデータが増加していることと相まって、通信需要が高まっています。このような背景もあり、高速・大容量・低遅延の通信を実現する5G の本格展開が急がれていますが、膨大なインフラの構築と維持、運用管理を支える品質とコスト効率に優れた技術が求められています。5Gがオープンスタンダードで開発されている背景には、コスト低下、イノベーション促進への期待があり、HPEはO-RAN AllianceとTelecom Infra Project(TIP)に参画し、通信業界が迎えている大きな変革期をサポートしています。

HPE ProLiant DL110 Gen10 Plus - Telco サーバーは、HPE 5G Core Stackを補完するHPE Open RAN Solution Stack の重要な構成要素です。HPE Open RAN Solution Stackは、通信事業者がコアからエッジまでのリソースやアプリケーションを、共通の集中型の基盤から包括的に設計、展開、管理できるよう支援します。いずれのソリューションもHPE Communications Technology Group(CTG)( https://www.hpe.com/us/en/newsroom/blog-post/2021/02/introducing-the-hewlett-packard-enterprise-communications-technology-group.html )が開発しています。CTGは、市場で最も広範な通信事業者向けポートフォリオを提供しており、通信事業者や企業が、オープンで相互運用可能なソリューションスタックのファミリーによって、巨大な5G市場への対応を支援します。

HPE ProLiant DL110 Gen10 Plus Telco サーバーに関する詳細:
https://www.hpe.com/jp/ja/product-catalog/servers/proliant-servers/pip.1013324922.html

通信事業者および企業向け5Gソリューションに関する詳細:
https://www.hpe.com/jp/ja/solutions/5g.html


■KDDI株式会社について
KDDIは、個人・法人のお客さま合わせて約6,000万の契約数を有し、通信を中心に周辺ビジネスを拡大する「通信とライフデザインの融合」を推進しています。個人のお客さまには主に「au」、「UQ mobile」、「povo」ブランドの移動通信と固定通信サービスに加えて、コマース・金融・エネルギー・エンターテインメント・教育などのライフデザインサービスを提供しています。海外では、ミャンマーとモンゴルにおいて個人のお客さま向けサービスを提供し、「通信とライフデザインの融合」モデルを展開しています。さらに、法人のお客さまには、5GやIoTなどの技術を活用し、パートナー企業との連携によりお客さまのデジタルトランスフォーメーションをサポートするほか、KDDI「IoT世界基盤」や「TELEHOUSE」を軸に、グローバル規模でお客さまのビジネスに貢献するサービス・ソリューションをワンストップで提供しています。KDDIグループは、”社会の持続的な成長に貢献する会社”として、SDGsの取り組みを加速させ、お客さまや社会とともに持続的な成長・発展を目指していきます。

■ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)について
Hewlett Packard Enterprise (NYSE: HPE) は、グローバルedge-to-cloudカンパニーとして、あらゆる場所に蓄積される全てのデータの価値を解き放ち、事業の成果を加速させる支援をします。人々の生活そして働き方の向上を目指し、数十年にわたって未来の再考とイノベーションを重ね、HPEは独自でありながら、オープンでインテリジェントなテクノロジーソリューションをアズ・ア・サービスで提供しています。クラウドサービス、コンピュート、HPC & AI、インテリジェントエッジ、ソフトウェア、ストレージを全てのクラウドとエッジにわたって一貫したエクスペリエンスで提供することで、お客様が新たなビジネスモデルを創出し、新たなエンゲージメントを展開し、運用のパフォーマンスを最大化できるようサポートしています。詳細はhttps://www.hpe.com でご確認ください。


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https://www.hpe.com/jp/ja/japan/newsroom/press-release.html

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プレスリリース提供:PR TIMES

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