プレスリリース
更なる耐久性を考慮した高度封止技術採用の「耐高温高湿タイプ」も登場
LONGi Solar Technology株式会社(代表取締役社長:南洋、東京都港区)は、分散型太陽光発電市場向けの太陽電池モジュール(太陽光パネル)ブランド「Hi-MO X6」(ハイモ・エックスシックス)に、両面発電・ダブルガラスモデルとして「Hi-MO X6 Explorer」と「Hi-MO X6 Guardian 耐高温高湿タイプ」を投入します。
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今回の新製品ではダブルガラス構造による耐久性により、リニア出力保証の期間は30年間になります(従来からの片面ガラスモデルでは25年間)。更に、Hi-MO X6 Guardian 耐高温高湿タイプは高温高湿環境下での耐久性を考慮し、水蒸気の侵入を防ぐための高耐水性シーラントや高品質の接着フィルム工程などの高度な封止技術、及び、高温高湿環境下でも劣化し難いカスタマイズ電極ペーストを採用しており、リニア出力保証の値は更に優れた値(1年目:-1%、2年目以降:-0.35%/年)となっています。
Hi-MO X6に採用しているLONGi独自のHPBC(Hybrid Passivated Back Contact)セル技術は、技術的難易度が高いバックコンタクト技術の一つですが、セルの表(おもて)面に配線(バスバーやフィンガー)が無いことにより、シンプルで美しい外観を実現しながらも、変換効率と出力が大幅に向上し、低い入射角や低照度での発電性能も向上しています。また、配線が裏面側で一直線になっていることから、配線によるセル端部への応力が減少し、長期信頼性も向上しています。このような製品特長によりHi-MO X6は、一昨年(2022年)11月の発表(発表時のブランド名は「Hi-MO 6」)以来、世界の分散型太陽光発電市場でご好評をいただいています。
両面発電・ダブルガラスモデルは、両面発電による裏面側でのプラスアルファの発電(※1)と、ダブルガラス構造や耐高温高湿タイプによる耐久性・長期信頼性が、優れた生涯発電量をもたらし、更なる発電コストの低減が期待できます。この様な新製品をラインナップに加え、Hi-MO X6シリーズは、営農型、カーポート、水上などの様々な設置方式や、様々な設置条件や設置環境にもお応えできるシリーズとなりました。
Hi-MO X6 Explorerの両面発電・ダブルガラスモデルは、展示会「PV EXPO 2024」(2月28日〜3月1日、東京ビッグサイト)において先行で展示発表していましたが、Hi-MO X6 Guardian 耐高温高湿タイプと共に、2024年第2四半期(4月〜6月)から出荷予定です。
【新製品ラインナップ】
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■LONGi(LONGi Green Energy Technology Co., Ltd.)について
2000年設立のLONGiは、世界有数の太陽光発電テクノロジー企業として、エネルギー転換のシナリオを自ら描き、顧客視点の価値創造に注力することを使命としています。「太陽エネルギーを利用してグリーンエネルギーの世界を創る」という使命と「堅実で信頼できる技術リーダーシップ」というブランド哲学のもと、LONGiは技術革新に専念し、単結晶シリコンウェハ、セル・モジュール、商業・産業用分散型太陽光発電ソリューション、グリーン電力ソリューション、水素設備という5つの事業分野を構築しています。同社はグリーン電力を提供する能力を磨き、最近ではグリーン水素の製品及びソリューションも加え世界のゼロ・カーボン化を支援しています。
www.longi.com/en
■LONGi Solar Technology株式会社(ロンジ日本法人)について
ロンジ・グループの日本法人として2016年5月に設立、2017年秋から日本市場で単結晶太陽電池モジュールの本格的な営業活動を開始。
www.longi.com/jp
※1:設置条件、日射条件などにより異なります。
※2:ご提供できる出力は納入時期等により異なり、かつ、限定されます
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プレスリリース提供:PR TIMES