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医師の画像診断を支援するクラウド型サービス「EIRL Cloud」、異常陰影候補領域の対象所見を拡大した新プランを発売

(PR TIMES) 2024年10月01日(火)16時40分配信 PR TIMES


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/10005/75/10005-75-827d450d9e7e6059188ceed8903b881c-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 エルピクセル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:鎌田富久、以下「エルピクセル 」)は、医師の画像診断を支援するEIRLシリーズのクラウドサービス「EIRL Cloud」について、胸部X線画像から肺がんが疑われる肺結節候補域を検出する機能(1)に加え、4つの異常陰影(結節影、浸潤影、無気肺、間質性陰影)に類似した特徴をもつ領域を検出する機能(2)を追加した「EIRL Chest XRプラン」の提供を開始いたしました。医療施設のニーズに合わせて、従来の肺結節候補域を検出する「EIRL Chest Noduleプラン」と新たにリリースした「EIRL Chest XRプラン」を選択いただけます。
 クラウド型のEIRL Cloudは、オンライン接続環境があれば、新たな機材の設置やシステム連携が不要となるだけでなく、より安価で簡便にEIRL製品をご利用いただくことが出来ます。今回リリースした新プランでは、従来プランと比べて検出対象となる異常陰影が増えたことから、比較的小規模なクリニックにおける健康診断や日常診療の胸部X線検査をより包括的に支援することが可能となります。


【機能拡充の背景】
 EIRLシリーズは、これまで800以上の医療施設に導入され、解析件数は640万件を突破(3)するなど医師の画像診断を支援する「医療AI」として、日本各地の医療施設に導入が進んでいます。しかし、クリニックなど小規模医療施設にとっては、EIRLを導入するための機器設置や外部システム連携、それに伴う初期導入費用は大きなハードルとなっています。
 その状況を解決すべく、従来の「オンプレミス型」に加え、導入コストを低減した新たな選択肢として「クラウド型」を提供してまいりました。オンライン接続環境があれば、新たな機材設置やシステム連携を要することなく、より安価で簡便にEIRL製品のご利用が可能になります。Webサイトからお申し込み後、同サイト上の管理画面から画像をアップロードするだけで、EIRLの解析結果をご覧いただけます。
 既に多くの医療施設様にEIRL Cloudをご活用いただいていますが、結節影以外の異常陰影についても幅広く見落し防止を支援して欲しいというご要望を多くいただいたため、今回のプラン追加にいたりました。
 今後もより包括的な支援を目指して、オンプレミス型と合わせてクラウド型の機能追加を進めてまいります。


【EIRL Cloud の特長】
- 月額2万円から始められる定額制の医療AI
EIRL Cloudは、検査数によらず月額料金の一定料金のため安価に始められます。
※ 初期費用200,000円(税抜)、14日間のトライアル期間中のご契約の場合は100,000円(税抜)

- ニーズに合わせて選べるプラン
肺結節候補域の検出に特化した「EIRL Chest Noduleプラン」は月額20,000円(税抜)で、より包括的なサポートを可能とする「EIRL Chest XRプラン」は月額25,000円(税抜)で利用いただけます。

- 気になる症例をいますぐ解析可能
アカウント登録後すぐにご利用開始できるため、気になる症例をいますぐ確認できます。どちらのプランも14日間の無料お試し期間でトライアルいただけます。

- 機器買い替え、外部システムの連携不要
クラウド型のため、周辺機器との接続費用やサーバ設置、機器入替等は必要ありません。



【ご利用画面イメージ】
・アルゴリズムの選択画面

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/10005/75/10005-75-6df1a35389c084bf7256f38e8f50a71a-468x352.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


・画像アップロード画面
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/10005/75/10005-75-63834cf7612c4d520cefcbd28d728474-582x286.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



・解析結果画面
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/10005/75/10005-75-03d990b89cae516451874ec6b911f3fe-668x338.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


※ いずれもイメージであり、実際の製品とは異なる場合があります。


【サービスご利用の流れ】
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/10005/75/10005-75-c483975ddd760c6b9579839eaafb92d1-1530x570.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


最初の14日間は無料でご利用いただけますので、ご興味をお持ちの医療施設様はお気軽に下記よりお申し込みください。
▼EIRL Cloud プロダクトサイト https://eirl.ai/ja/eirl-cloud/


【サービス対象ソフトウェア:EIRL Chest XRについて】
 EIRL Cloudでは、胸部X線画像から「肺結節」の疑いがある候補域を検出し、医師の読影をサポートするAIソフトウェアEIRL Chest Noduleに加え、結節影のほか浸潤影、無気肺、間質性陰影に類似した特徴を持つ領域を検出する機能を持つEIRL Chest XRもご利用いただけます。
 医師単独で読影した場合と比べ、本ソフトウェアを用いて読影した場合には、専門医で11.1%、経験5年未満の非専門医で15.5%の感度が上がることが認められました。また、読影試験における診断性能を表すJAFROC解析によるFOM(Figure of Merit)値は、本品を併用すると専門医で0.059ポイント向上し(p<0.001)、診断精度の向上が認められました(4)。


【結節影、浸潤影、無気肺、間質性陰影とは】(5)
・結節影について
円形・類円形の陰影で悪性の肺腫瘍(肺がん)のほかに良性肺腫瘍や様々な限局性の肺疾患が疑われる所見です。
・浸潤影について
結節影よりも広い範囲に及ぶ陰影で、主に肺炎や肺結核などの肺感染症に見られる画像所見です。
・無気肺について
肺が虚脱した状態を示す所見で、肺葉レベルから末梢の細気管支レベルまで生じる可能性があります。
・間質性陰影について
索状影、網状影、線状影などの特徴をもつ間質が変化した場合の所見です。

(1) 販売名:医用画像解析ソフトウェア EIRL X-Ray Lung nodule 製造販売承認番号:30200BZX00269000
(2) 販売名:医用画像解析ソフトウェア EIRL Chest XR 製造販売承認番号:30400BZX00285000
(3) 2024年6月時点
(4) 医用画像解析ソフトウェア EIRL Chest XRの読影試験の結果を記載しております。読影試験の詳細説明/異常陰影が認められる有所見画像88症例及び正常画像266症例の胸部単純X線画像を対象に、10名の医師による読影試験の結果。読影試験を行った10名の医師の内訳は以下の通り。放射線科専門医:3名、専門外医:7名(経験10年以上:3名、経験5年未満:4名)。
(5) 参考:“胸部X線” 公益社団法人日本人間ドック・予防医療学会(https://www.ningen-dock.jp/inspection_chest-x/


【製品に関するお問い合わせ】
エルピクセル株式会社 営業本部
TEL:03-6259-1713 Mail:eirl-cs@lpixel.net
URL:https://marketing.eirl.ai/ja/contact/


【AI画像診断支援技術について】
高度化するモダリティとともに、医療画像診断の作業は増加の一途をたどっています。AIを活用した独自のアルゴリズムによって、脳MRI、胸部X線などの医療画像情報を解析し、効率的で、正確な診断ができる環境の提供を目指します。
EIRLプロダクトサイト(医療従事者向け):https://eirl.ai/ja/


【エルピクセル株式会社について】
エルピクセル株式会社は、ライフサイエンス領域の画像解析に強みを持ち、医療・製薬・農業分野において画像解析技術、とりわけ人工知能技術を応用することで、高精度のソフトウエアを開発してまいりました。医師の診断を支援するAI画像診断支援技術「EIRL(エイル)」、創薬に特化した画像解析AI「IMACEL(イマセル)」を軸に事業を展開しています。



プレスリリース提供:PR TIMES

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