プレスリリース
〜家庭に眠った太陽光の環境価値を掘り起こし、企業の脱炭素化に貢献〜
オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:細井俊夫、以下、OSS)は、これまで家庭で埋没していた太陽光発電の自家消費電力量を環境価値※1として収集・活用するサービス「みんなでつくるエコ活サークル」を2022年1月中旬にリリースします。
OSSは、本サービスの提供を通じて太陽光発電の自家消費を推進するとともに、再生可能エネルギーの普及を進め、持続可能な社会づくりに貢献してまいります。
「みんなでつくるエコ活サークル」は、マルチ蓄電プラットフォーム「KPBP-Aシリーズ」のハイブリッド蓄電システム※2を設置した家庭を対象に、OSSがCO2削減量を環境価値として取りまとめ、国の地球温暖化対策「J-クレジット制度※3」を活用してユーザーにポイントなどで還元するサービスです。
これまで、各家庭の太陽光発電設備で発電した電力を自家消費する際に発生する環境価値を収集・活用するためには、追加機器の設置や自家消費電力量の報告手続きが必要になることもあり、見過ごされてきました。そこでOSSは、追加機器・追加費用なしで各家庭における自家消費電力量を自動で収集して環境価値とし、ポイント化してユーザーに還元する本サービスを実現しました。
ユーザーはサービスに加入すれば、太陽光発電で発電した電気を普段どおり自家消費するだけでポイントが得られ、集めたポイントをAmazonポイント※4など、日常の買い物などに利用できる各種ポイントに交換することができます。※5また、OSSはユーザーから収集した環境価値を取りまとめて脱炭素に取り組む企業に提供し、脱炭素経営を支援するとともに、本サービスで得た収益の一部を再生可能エネルギーの普及や持続可能な社会づくりに貢献する団体に寄付する予定です。
[画像: https://prtimes.jp/i/765/73/resize/d765-73-b1a258ea3033038df075-1.jpg ]
OSSは、本サービスを2022年1月中旬より提供開始し、3年間で50,000件のサービス提供および44GWhの環境価値収集を目指します。さらに本サービス提供を通じ、蓄電システムの普及を進めるとともに企業の脱炭素への取組を支援し、レジリエントで持続可能な社会づくりに貢献してまいります。
サービスの特長
・家庭における太陽光発電電力の自家消費電力量を環境価値としてポイント化しユーザーに還元、
Amazonポイントなどの各種ポイントに交換してご利用いただけます。
・自家消費量のデータは自動で収集でき、ユーザーは追加機器を設置することなく無料でサービスに加入でき
ます。
・対象機種を既に設置されているユーザーもサービスに加入できます。
・サービスの加入は全てWEB上で行うことが可能です。
・収集した環境価値は、脱炭素に向けた取り組みを行う企業に販売します。環境価値は、「RE100」や「CDP」「SBT」などのイニシアチブにおいて再生可能エネルギーの調達量として報告できます。
※1 発電時にCO2を排出しないことで、CO2削減に貢献している電力に対して与えられる価値。
※2対象機種(形式):KPBP-A-SET-HYB□□-N/KPBP-A-SET-HYB-□□-T/KPBP-A-SET-HYB□□-NS/K
PBP-A-SET-HYB-□□-TS
単機能蓄電システム(形式:KPBP-A-SET-AC□□-N/ KPBP-A-SET-AC□□-NS)についてはPVユニット
(形式:KP-DDP66/KP-DDP66-S)を追加することで本サービスを利用することができます。
(□□は164、98、65のいずれか)
※3 省エネルギー機器の導入や森林経営などの取組による、CO2などの温室効果ガスの排出削減量や吸収
量を「クレジット」として国が認証する制度。
※4 AmazonポイントはAmazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
※5 ポイントサービスは2022年春頃にリリースする予定です。還元内容はリリース時に変更になる可能性が
あります。
オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社について
オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社は、これまで独自のオートメーション技術により、自動改札機などの駅務自動化システムをはじめ、世界初・日本初の社会公共システムを数多く生み出してきました。これからも労働力不足やエネルギー、レジリエントなどの社会課題をいち早く捉え、IoT・AI・ロボティクスなどの最先端技術、ソフトウェア、運用・メンテナンスのトータルサービスでソリューションを構築し、安心・安全・快適な社会づくりに貢献してまいります。
プレスリリース提供:PR TIMES