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都市型データセンターの開発、運用を目的とした新会社を設立

(PR TIMES) 2024年11月11日(月)16時45分配信 PR TIMES

東京都心で約1,000億円を投資、第一弾を東京都港区に2028年度開設


 株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:蓮輪賢治)は、データセンター(以下DC)の開発および運用を目的とした新会社「MiTASUN(ミタサン)株式会社」を設立し、都市型DC事業に参入します。
 2028年度には第一弾となるDCを東京都港区に開設し、将来的には、東京都心で総額約1,000億円を投じ、「ハイパースケール」と呼ばれる大規模DCに匹敵するDC群の構築を目指します。


1. 設立の背景
 大林グループは、中期経営計画2022に掲げる「持続的成長のための事業ポートフォリオの拡充」として、多様な事業領域で培った技術及びネットワークなどの強みを活用し、積極的な投資による新たなビジネス機会の創出に取り組んでいます。
 DCの需要は、人工知能(AI)などの進歩やクラウドサービスの利用拡大に伴い、2022年に2兆円だった市場規模(売上高)が2027年には4兆円に拡大すると見込まれるなど高水準に推移していくと考えられます。今後は、大都市圏の郊外部に集中する大規模なDC(郊外型DC)に加え、エッジコンピューティング(※)のニーズを背景に、データ需要地に近接した都市型DCの需要が高まると見ています。
 都市部にDCを建設するうえで、特に事業用地の確保が課題となりますが、大規模オフィスビルの大量供給等により慢性的に空室を抱えた中規模ビルを活用することでこれを解決できると考えています。
 新会社は、大林グループがこれまでに培った建設事業におけるノウハウや技術力と開発事業におけるネットワークや知見を活用して、空室を抱える既存ビルを中容量の電力消費に抑えたDCに改修または建て替えることで、都市に新たな価値を創出し社会基盤の充実に貢献します。

2. 事業概要
 2024年11月に新会社を設立し、2028年度には第一弾となる都市型DCを東京都港区に開設します。すでに都内で第二弾の用地も確保しており、今後10年以内に総額約1,000億円を投資する計画です。同時に、国内外多方面のパートナーとのアライアンスを積極的に進め、他社が保有するビルのDC化や、他DC事業者との相互接続により、2031年度までに40MW級のDC群を構築し、その後も持続的に成長させていきます。

 大林グループは、今後も引き続き、技術とビジネスのイノベーションを通じて、社会課題に対して多様なソリューションを提供することでその解決を図り、サステナブルな社会を実現していきます。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/118168/72/118168-72-dfe8c7e3b265c71fbfb9cb1119c4c0f9-1884x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
 東京都港区に2028年度開設予定の都市型データセンター(完成イメージ)
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/118168/72/118168-72-7a5e7746ed667f48885a8d83357b93a9-1703x2458.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
都市型DC群の構築イメージ


設立会社の概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/118168/table/72_1_4fca2caaa4f3ffe86582d7e7675c0647.jpg ]

※ エッジコンピューティング
利用者や端末と物理的に近い場所に処理装置を分散配置して、ネットワークの端点でデータ処理を行う技術



プレスリリース提供:PR TIMES

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