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[レポート]2024年APAC地域パブリッシャーの非ゲームモバイルアプリ市場に関するインサイト

(PR TIMES) 2024年08月21日(水)10時45分配信 PR TIMES

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[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100064/71/100064-71-3f0a87a1d31c9867c62376a83e1c418c-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


2024年上半期のAPAC地域パブリッシャーの非ゲームモバイルアプリトップ30の総収益は前年同期比20%成長し、65億ドルを突破しました。『TikTok』は世界のモバイルアプリ収益のトップを維持しており、ショートドラマアプリの収益は前期に比べ4倍増え、世界の累計収益は7億ドルを超えました。

本レポートではAPAC地域パブリッシャーの非ゲームモバイルアプリ収益の動向、収益ランキングとダウンロード数ランキング、および日本、韓国、東南アジアとインド市場におけるAPAC地域の主要非ゲームモバイルアプリの人気について分析するとともに、ケーススタディを通じて『Temu』と『DramaBox』の成功事例について紹介します。
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注:本レポートではアプリストアにおける収益のIAP推定値のみを集計しており、広告収入およびサードパーティのAndroidマーケットでの収益は含まれていません。
2024年上半期のAPAC地域の非ゲームモバイルアプリトップ30の総収益は前年同期比20%成長、65億ドルを突破
APAC地域パブリッシャーの非ゲームモバイルアプリの世界収益は引き続き増加しており、2024年上半期のAPAC地域の非ゲームモバイルアプリトップ30の総収入は前年同期比で20%成長し、65億ドルを突破しました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100064/71/100064-71-8354a201f02e7d5277e492f983484554-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


『TikTok』は世界におけるモバイルアプリ収益のトップを維持
動画、ショートドラマ、音楽、ソーシャルネットワーキング、オンライン小説や漫画などのエンターテインメントアプリはAPAC地域の非ゲームモバイルアプリ収益ランキングにおいてトップ30を占めています。『TikTok』の人気は衰えることなく、2024年上半期の収益は前期に比べ8%成長して26億ドルとなり、世界のモバイルアプリ総合収益ランキング(ゲームを含む)のトップを維持しています。同時に、APAC地域の非ゲームモバイルアプリ収益成長量とダウンロード数ランキングのトップに躍り出ました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100064/71/100064-71-8b99a55f288bd96da30101bd01920c16-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


人気独占配信ドラマ『与行』『余年第二季』のリリースは『WeTV』の1日あたりの収益を一気に高め、2024年上半期『WeTV』のIAP収益は4億7,000万ドルに達し、APAC地域の非ゲームモバイルアプリ収益ランキングの2位を占めました。人気ウェブドラマとバラエティーのリリースは『QIYI』の収益ランキング3位ランクインに貢献しました。『WeTV』と『QIYI』の海外版は東南アジア市場で人気が高く、2024年上半期の現地市場におけるAPAC地域非ゲームモバイルアプリ収益ランキングの4位と8位を占め、そのうち『WeTV』の収益はインドネシアの主要メディアアプリ『VidioTV』に次いでいます。

収益ランキングにおいて、『ピッコマ』が5位、『LINEマンガ』が6位、『WEBTOON』が19位となってます。2024年4月に『ピッコマ』は8年目を迎え、2024年7月現在『ピッコマ』の累計IAP収益は29億ドルを突破し、2024年第4四半期の収益は30億ドルの大台に乗ると予想されています。また、『LINEマンガ』の27億ドル近い総収益は『ピッコマ』に迫っています。『ピッコマ』同様、『LINEマンガ』の収益のほとんどは日本市場からによるものです。『WEBTOON』はそれとは異なり、8億1,000万ドルの世界総収益のうち、アメリカ市場が37%、韓国市場が35%を占めています。

2024年上半期、デザインアプリ『Canva』の収益は前期に比べ17%増加して1億8,000万ドルになり、収益ランキングの7位を占めました。2014年10月のリリース以来、『Canva』は簡単な操作と豊富なデザインテンプレートで10年連続で着実に成長しており、2024年7月現在『Canva』の世界累計収益は9億ドルに達しています。

ショート動画の大流行とユーザーの動画制作に対するニーズは増加を続けていることから、ByteDance傘下の動画編集アプリ『CapCut』の収益とアクティブユーザーの規模は増加傾向にあります。2024年上半期の『CapCut』収益は前期比で76%増加し、1億7,000万ドルに達しました。2024年7月現在、『CapCut』の累計収益は3億6,000万ドルを突破し、MAUは3億3,000万に達しました。『CapCut』の総収益のうち、44%は海外市場からによるものです。海外収益で最高なのはアメリカ市場で、当該市場の2000年代生まれのユーザーは50%近くを占めています。
9つのショートドラマアプリがAPAC地域非ゲームモバイルアプリ収益成長量のトップ20にランクイン
2024年はショートドラマアプリが世界的に飛躍した年でもあります。Sensor Towerのデータによると、2024年上半期の世界におけるショートドラマアプリIAP収益は前期に比べ4倍近く増え、4億8,000万ドルに達したことを示しています。2024年7月現在、ショートドラマアプリの世界累計収益は7億ドルを超え、7月の収益は前期に比べ15%成長しました。『DramaBox』『ReelShort』『ShortMax』『GoodShort』『Kalos TV』『MoboReels』『DreameShort』『FlexTV』『MiniShorts』の9つのショートドラマアプリは、APAC地域の非ゲームモバイルアプリ収益成長量のトップ20にランクインし、収益はランキングリストの半数近くのシェアを占めています。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100064/71/100064-71-a83d2cba27e0f554cd9f465affbbf57c-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


2024年4月初め、欧米の人気ショートドラマ『I Wish it Were You』のリリースによって『DramaBox』の1日あたりの収益が急増し、2024年4月12日には過去最高の120万ドルに達しました。また、2024年第2四半期における世界収益が最高のショートドラマアプリとなり、収益成長量の2位を占めました。2024年7月現在、『DramaBox』の累計収益は1億6,000万ドルに迫り、このうちアメリカ市場での収益が57%を超えています。『DramaBox』は東南アジアやラテンアメリカなどの新興市場でも人気があり、この2つの市場での『DramaBox』の総ダウンロード数(4,000万)はそれぞれ32%と20%を占めました。

2024年7月現在、『ReelShort』の収益は過去最高の2,600万ドルを超え、累計IAP収益は2億ドルに迫り、総収益が最高のショートドラマアプリです。

『ShortMax』の2024年上半期の収益は前期に比べ10倍近く増加して5,000万ドルに迫り、APAC地域非ゲームモバイルアプリ収益成長量の6位にランクインしました。7月は『The Back of the Unwanted Bride』『The Divorced Billionaire Heiress』などの人気ショートドラマのリリースと広告投入を増やしたことにより、『ShortMax』の7月の収益は前期比で100%成長し、2,200万ドルになりました。
8つのモバイルECアプリがAPAC地域非ゲームモバイルアプリダウンロード数ランキングのトップ30にランクイン
『Temu』『SHEIN』『Meesho』『Shopee』『Flipkart』『AliExpress』『Alibaba.com』『Shopsy』の8つのモバイルECアプリがAPAC地域非ゲームモバイルアプリのダウンロード数ランキングのトップ30にランクインしました。

2024年上半期に『Temu』はさらに世界的な成長を遂げました。ダウンロード数は再び9%増加、7月のダウンロード数の記録を塗り替え、5,500万以上となりました。2024年上半期、『Temu』のラテンアメリカと日本市場におけるダウンロード数は前期比で17%成長、中東では50%、韓国市場では77%成長しました。また東南アジアでは722%、アフリカ市場では827%と激増しました。『Temu』はすでに欧米、ラテンアメリカ、中東、日韓、アフリカなどの市場においてダウンロード数が最高のECアプリとなっています。2024年7月現在、発売から2年足らずの間に、『Temu』の世界累計ダウンロード数は6億3,000万に迫り、世界的な拡大率はモバイルEC分野において新記録を樹立しています。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100064/71/100064-71-d3b2379628c20f33ae87e2f77358acaf-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


ファストファッションECアプリ『SHEIN』のダウンロード数は安定しており、2024年上半期のダウンロード数は1億4,000万と、APAC地域非ゲームモバイルアプリダウンロード数の4位を占めています。北アメリカ、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、中東市場では『Temu』に次ぐECアプリとなっています。現在、『SHEIN』の世界累計ダウンロード数は10億の大台を突破し、『Amazon ショッピングアプリ』に次いで2番目にダウンロード数が10億を超えたECアプリになりました。

2024年3月から5月のインドクリケットスーパーリーグ(Tata IPL)開催期間中、試合の実況放送権を有するメディアプラットフォーム『JioCinema』のダウンロード数が急増。2024年上半期の『JioCinema』のダウンロード数は9,600万近くになりました。今期のインドでのダウンロード数が最高のローカルアプリとなり、APAC地域非ゲームモバイルアプリダウンロード数ランキングの5位を占めました。

詳細情報は弊社ウェブサイトに記載しています:
https://sensortower.com/ja/blog/top-apac-non-gaming-apps-2024-JP
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Sensor Towerは、Pocket Gamer Mobile Games Awards 2022において、Best Analytics / Data Tool賞を受賞しました。
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Sensor Tower日本オフィス代表
谷内 照吾(Shogo Yachi)

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