プレスリリース
デジタルによる創発・共創のマッチングプラットフォーム「YOKOHAMA Hack!」
横浜市では、DX推進の取組として、事業やサービスにおける課題(ニーズ)と、民間企業が有するデジタル技術(シーズ)をマッチングし、課題の解決を目指す創発・共創のオープンなプラットフォーム「YOKOHAMA Hack!」の運営、およびIoTやAIなどのテクノロジーを活用した社会課題解決への貢献や、新たなビジネスモデルの創出等に向けた実証実験支援を実施しています。
この度、保育所等における園外活動時に、子どもの置き去り等の事故を防止するサービスの開発に向けて、株式会社アルファメディア(神奈川県川崎市)、余白文化株式会社(愛知県名古屋市)、株式会社フォーカスシステムズ(東京都品川区)、株式会社ワイイーシーソリューションズ(神奈川県横浜市)の各社と協定を締結し、保育所等と4製品の実証実験を行います。
実証実験の概要
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/99300/71/99300-71-7691d2f6d72c10c8e0b8378d38c4eaab-1073x680.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
※BLE(Bluetooth Low Energy): 低消費電力で無線通信を行う技術。スマートフォンなどに広く利用されています。
※GPS(Global Positioning System): 人工衛星からの電波を受信して、地球上の位置や時刻を測定するシステムです。
(これまでの経緯)
・実証実験に向けたワーキング参加者の募集
https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/digital/2023/0803hack.html
・実証実験に向けたソリューション提案の募集
https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/digital/2023/1013hack.html
事業者・園及び各実験内容
実証実験では園から公園へ徒歩(またはカート)で移動し、園児の活動中に機器の装着感や使用感等を検証し、各事業者の製品開発・改善等に活かします。移動時間を含み1.5時間〜2時間の予定です。実験は各園で3〜5回程度行う予定です。
事業者1.
株式会社アルファメディア
実験内容
ビブスを用いて装着するBLEタグを使用し、装置の使い勝手や見守り機能を検証
製品名
見守り(MM-AP01) - ぜったい一人にしないから -
協力園
しらとり台保育園(青葉区しらとり台17-58)
実験場所
しらとり台第四公園
事業者2.
株式会社フォーカスシステムズ
実験内容
帽子や名札バッチを用いて装着するBLEタグを使用し、装置の使い勝手や見守り機能を検証
製品名
Cotchi(こっち)
協力園
横浜市立太尾保育園(港北区大倉山4-24-7)
実験場所
太尾第二公園、太尾南公園
事業者3.
株式会社ワイイーシーソリューションズ
実験内容
クリップ等を用いて帽子や衣服に装着するBLEタグを使用し、装置の使い勝手や見守り機能を検証
製品名
りりーふなっぷ びーこんうぉっち(R)
協力園
うちゅうこども園たんまち(神奈川区上反町1-10-5)
実験場所
反町公園、フラワー緑道
事業者4.
余白文化株式会社
実験内容
マグネットで服などに挟んで装着するGPS発信機を使用し、装置の使い勝手や見守り機能を検証
製品名
Hikids(ハイキッズ)
協力園
横浜市立大曽根保育園(港北区大曽根2-5-1)
実験場所
大倉山公園梅林、大倉山記念館周辺
スケジュール(ワーキング募集〜実証実験)
課題解決のための実証実験の実施に向けたソリューション提案募集の結果、実証実験に参加いただいた民間企業の皆さまには、実証実験の結果を踏まえて、製品化・販売に向けて取り組んでいただきます。
令和5年9月21日:民間企業様と保育相談員・巡回相談員とのワーキング
10月13日〜11月10日:ソリューション提案募集
11月中旬〜1月末:審査・事業者決定、協定締結、実証実験準備
令和6年2月:プロトタイプによる実証実験 (現在)
令和6年3月:実証実験終了、効果検証
令和6年4月以降:民間企業の皆さまにおいて製品化、販売
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プレスリリース提供:PR TIMES