プレスリリース
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/124365/70/124365-70-454879071b24a099653a9c4ee075ed1b-1910x2700.jpg ]
日本の「公害」には、現在に語られる環境危機の先例が満ちています。高度成長期には全国の産業地帯で環境問題が露わになり、その被害の記憶と記録物が今も各地に残ります。この会では、公害事件を写し残すさまざまな痕跡を振り返り、今の我々が向き合う社会的課題にそれらをどう生かせるのか、参加者各々の「かたり」を通して考えてみます。
2月16日(金)は、研究者が登壇し、公害記録の研究活用を考えるワークショップを行います。写真家・豊田有希氏によるトークも予定しています。
メインイベントとなる2月17日(土)は、ゲスト講師・金澤敏子氏(1951年生 富山県在住)による「ひとりがたり」講演を行います。金澤氏は北日本放送アナウンサーを経て、テレビ・ラジオのドキュメンタリーを40本あまり制作され、近年はイタイイタイ病訴訟で原告患者の筆頭になった小松みよ氏の生涯を「ひとりがたり」として伝えています。水俣病資料館語り部の杉本肇氏とのトークセッションもございます。
皆様のご参加をお待ちしています。
※ 大学構内の駐車場は有料です、できるだけ公共交通機関をご利用ください
【日 時】令和6年2月16日(金)15:00〜18:30 / 2月17日(土)13:30〜16:20
【場 所】熊本大学黒髪北地区 文法棟1階 A3教室(熊本市中央区黒髪2丁目40番1号)
【対 象】一般の方(興味がある方はどなたでも)
【参 加 費】無料、予約不要
【主 催】科学研究費補助金事業 基盤研究(A)22H00036「21世紀における他者の痛みの交差性」
代表:慶田勝彦(熊本大学)/
基盤研究(B)22H00613「環境汚染と映像の詩学」、
若手研究19K12989「水俣病の「記録」と映像表現」代表:洞ヶ瀬真人(福山大学)
【協 力】熊本大学文書館、熊本大学キャンパスミュージアム推進室、
熊本大学大学院人社系国際人文社会科学研究センター学際領域
【お問い合わせ先】
熊本大学文書館
TEL:096-342-3951 FAX:096-342-3952
Email:archives※jimu.kumamotou.ac.jp(※ を@に書き換えてご使用ください。)
プレスリリース提供:PR TIMES