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診断エキスパートチームが全国の診断困難症例の解決をサポート、E-コンサルで未診断症例の無料相談窓口を開設

(PR TIMES) 2024年10月11日(金)13時40分配信 PR TIMES


株式会社Medii(本社:東京都新宿区、代表取締役医師:山田裕揮、読み:メディ、以下Medii)は、医師専用オンライン専門医相談サービス「E-コンサル」において、診断に特化したエキスパートチームを新たに編成しました。このチームは、診断学の権威でもある志水太郎先生(獨協医科大学 総合診療科 主任教授・診療部長)がオーガナイザーを務め、難病、希少疾患や非典型症例など複雑な症例の診断に深い知見を持つエキスパート専門医で構成されています。診断に悩む医師からの相談を無料で受け付け、主治医が抱える疑問の解決をサポートし、その先にいる患者への負担を軽減することを目指します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60898/69/60898-69-cacf94cb799a8f03757e7a74f4a63589-1350x760.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


現代医療における診断の課題
医学の進歩と高度化に伴い、専門分野がさらに細分化される中で、一人の医師があらゆる領域の疾患に精通することはますます難しくなっています。その結果、現代医療が進歩しているにもかかわらず、診断がつかない患者が一定数存在する現状は、医療現場が直面する深刻な課題となっています。


実際に、2023年に行われた医師の日常診療に関するアンケート調査(※1)では、勤務医の約9割が「診断・治療で困った経験がある」と回答し、その中でも約4割の医師が次のような状況に直面したと報告しています。
- 特徴的な所見がない(39.0%)- 複数の疾患から絞り込めない(38.8%)- 専門外で対応できる自信がない(38.8%)

こうした状況が続くことで、適切な診断に至るまでに時間がかかり、患者の治療開始が遅れ、患者と医師双方の負担が増大する可能性があります。これらの課題に対処するためには豊富な経験と高度な専門知識を持つエキスパートのサポートが不可欠です。


※1 日経BP社が日経メディカルOnline会員を対象に実施したアンケート結果(2023年3月実施、有効回答数 7,769人)

取り組み内容
Mediiでは、希少疾患や難病の早期診断と治療の最適化を目指し、医師専用オンライン専門医相談サービス「E-コンサル」を提供しています。この度、診断に悩む主治医を支援するため、診断に特化したエキスパート専門医チームを新たに編成し、主治医が抱える診断の悩みを無料で相談できる「診断なんでも相談窓口」を開設しました。


「診断なんでも相談窓口」で回答する診断エキスパートチームは、診断学の権威でもある志水太郎先生がオーガナイザーを務め、各分野の第一線で活躍する専門医によって構成されています。総合診療、感染症、神経・遺伝学、リウマチなど多岐にわたる専門性をもち、高度な専門知識と豊富な経験を活かし、診断におけるあらゆる複雑な問題に対応されている先生方です。このようなエキスパートの先生方によるグループディスカッションを通じて、多様な視点から未診断症例の診断に悩む主治医のサポートができる体制を構築しました。


E-コンサルは、オンラインで24時間アクセス可能であり、医師はいつでもどこでもエキスパート専門医にチャットで相談することができます。Mediiはこの取り組みを通じて、医療現場の負担軽減を図り、医療知見の均てん化による医療システムの充実に貢献してまいります。

E-コンサル「診断なんでも相談窓口」へのご相談はこちらから
https://e-consult.medii.jp/NewChatRoom?target_group_id=GR28cc7057-6604-431d-b5f6-cc7015070436


※本サービスは医師専用で、利用には会員登録が必要です。
※会員登録およびサービスの利用は、すべて無料です。
※会員登録がお済みでない方は、「新規登録はこちら」からお進みください。

「診断なんでも相談窓口」エキスパート専門医チーム
獨協医科大学 総合診療科 主任教授・診療部長 志水 太郎 先生
さつきホームクリニック(内科、リウマチ膠原病科) 朝鳥 大介 先生
中部ろうさい病院 リウマチ膠原病・腎感染症内科 副部長 猪飼 浩樹 先生
諏訪中央病院 総合診療科 医長 玉井 道裕 先生
筑波メディカルセンター病院 感染症内科 寺田 教彦先生
国立精神神経医療研究センター 神経研究所疾病第三部・室長 土肥 栄祐 先生
天理よろづ相談所病院 総合内科 医長 長野 広之 先生

志水先生とMediiからのメッセージ
獨協医科大学 総合診療科 主任教授・診療部長 志水 太郎 先生

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60898/69/60898-69-fc009927774ab749fb0cdb9e07578a1e-1194x1194.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

診断の質を向上させることは医療における世界的な課題であり、これは日本の日々の医療現場でも同様です。とくに診断に難渋するケースの打開では、医師が一人で悩まず、その状況に長けたエキスパートの集合知(皆で考える)が良いとされています。実現のためにはインフラが必要と思っていたところ、学術顧問を務めるMediiの山田社長からそのようなチームを作りたいというご相談を受けたことは僥倖でした。エキスパートらは、私が尊敬し信頼する総合診療を中心とした医師集団であり、このチームがご担当の診断困難の患者さんのお役に立てるきっかけになると期待しています。






Medii 代表取締役医師 山田 裕揮
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60898/69/60898-69-d63002e986f3ee0a676b65a7941136e9-1024x1024.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

Mediiは、「誰も取り残さない医療を」実現するため、希少疾患や難病、希少がん領域を中心に、実効性のあるサポートを提供することに力を注いできました。私も難病患者の1人として診断が付くまで年単位で時間がかかった原体験や、医師として確定診断が難しい患者を外来や入院で1人は居た臨床医としての経験から、同じように悩む先生方とその先の患者のために、新しい仕組みを通じて早期診断と治療の最適化に貢献していくことを目指しています。今までなかなか光が当たりにくかった未診断患者を1人でも多く救うため、全国の先生方とともに、関わる医師全員で一致団結し邁進してまいります。




E-コンサルについて
E-コンサルは、患者の診断や治療方針に悩む主治医が、近くにいない専門領域の専門医に症例をチャットで相談できる、完全無料のオンラインマッチング相談サービスです。1,500名以上のエキスパート専門医の協力のもと、全ての専門領域の相談に対応しており、厚労省指定難病患者数の99%を占める疾患をカバーしています。相談内容に応じて最適なエキスパート専門医とマッチングされ、医師は匿名でチャット相談が可能です。1対1だけでなく、複数の専門領域のエキスパート専門医が所属するグループへの相談(特許取得済)もできます。
詳細を見る


会社名:株式会社Medii(メディ)
所在地:東京都新宿区新宿1-24-12 THE GATE 新宿御苑 2F
設立:2020年2月20日
資本金:1億円
代表者:代表取締役医師 山田 裕揮
URL:https://medii.jp

※E-コンサルは、株式会社Mediiの登録商標です。



プレスリリース提供:PR TIMES

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