プレスリリース
働く女性の家事負担率は平均70%男女でジェンダー不平等を感じる内容に認識の差
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「女性のエンパワーメントとジェンダー平等」を目指すHAPPY WOMAN実行委員会(実行委員長 小川孔一)は、「チョコラBBブランド」を販売するエーザイ株式会社コンシューマーhhc事業部と、2020年より働く女性の意識・行動実態調査を実施してきました。
国際機関「世界経済フォーラム」が公表した、世界の男女格差状況をまとめた2023年版のジェンダーギャップ指数では、対象146カ国のうち日本は125位で前年の116位から後退。主要7カ国(G7)では最下位で、2006年の調査開始以来、過去最低の結果となりました。
日本では、政治や経済分野だけでなく、家庭など日常に潜むジェンダーバイアスが多く存在しているのが現状です。
本調査にて、日本におけるジェンダー平等の課題として「家庭におけるジェンダー不平等」と 「性別によるアンコンシャスバイアス」が浮き彫りとなるデータをまとめました。
調査概要
■調査時期: 2023年4月 ■調査手法:Web調査 ■調査エリア:全国
■対象者:スクリーニング調査: 20〜59歳の男女 5,309名(女性3,024名、男性2,285名)本調査: 20〜59歳有職者(パート含む) 男女計 2,000名 20代/30代/40代/50代 各250名(年代別均等割付後、SCデータより本調査条件合致者の年代構成比に合わせてウェイトバック集計)
調査結果
男女でジェンダー不平等を感じる内容に認識の差女性1位は「家庭における家事負担割合」男性1位は「男性らしさを求められる」
女性がジェンダー不平等を感じることは、「家庭における家事負担割合に差を感じる」が33%で最も高い結果に。男性は、「女性らしさ、男性らしさを求められること」が最も高く、女性が感じる不平等1位「家庭における家事負担割合に差を感じる」と2位「子育てや介護における負担割合に差を感じる」は上位5位に入っておらず、男女の認識に差があることが伺えます。
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女性が7割の家事を負担 理想と現実で14ポイントのギャップ
女性の家事における負担割合の「理想と現実」の平均値について、女性は理想が56%なのに対し現実が70%と14ポイントのギャップが生じています。分担比率満足度も45%と男性よりも14ポイント下回る結果となりました。
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夫と妻、父親と母親という環境下でアンコンシャスバイアスが存在
子ども関連と一般的な家事での役割分担イメージを比較すると、各層で女性の「自分が対応」という回答が男性を上回る結果となりました。一方、「町内会・マンション理事会の役員就任や活動への参画」のような責任や役割が明確なシーンでは、子ども関連や一般的な家事に比べ男女差は均衡傾向に。つまり、一般的な家事においては、夫と妻、父親と母親という環境下で「(男性ではなく)女性が対応する」というアンコンシャスバイアス(無意識の思い込みや偏見)が存在していることが考えられます。
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ジェンダーバイアスの解消が幸せな社会づくりの鍵
人や社会が無意識のうちに性差や男女の役割について、固定的な思い込みや偏見を持つ「ジェンダーバイアス」。無意識の偏見が多く存在する日本の社会では、女性が男性よりもジェンダーバイアスの影響を受けやすいことが明らかになっています。ジェンダーの平等を達成するためには、このジェンダーバイアスの解消が重要な要素です。
政府や企業だけでなく、日常生活の中でも一人ひとりが考え、行動していくことが大切です。最も身近な家庭の中でも、ジェンダーの平等を考えることはできます。家事や育児など、自分の家庭内におけるジェンダーギャップを見つけることがあるかもしれません。仕事や家事、子育てをシェアしていくことがジェンダーの平等を達成する一歩になります。
すべての人がいきいきと活躍し、幸せに生きられる社会を共に目指していきましょう。
(HAPPY WOMAN実行委員会 実行委員長 小川孔一)
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【チョコラBBブランドのHAPPY WOMAN活動支援について】チョコラBBブランドは、1952年から女性のキレイと元気を応援する商品を販売しており、ジェンダー平等社会実現などを目指すHAPPY WOMAN実行委員会の活動に共感し、今後も協賛・支援をしてまいります。
チョコラBBブランドは、キレイと元気をサポートする商品提供を通じて、少しでも多くの生活者の皆様の肌や元気への自信づくりに貢献することを目指し、いきいきと自分らしく前向きに行動したい方を応援します。
プレスリリース提供:PR TIMES