プレスリリース

　当社の完全親会社の株式会社ファイントゥデイホールディングス（以下「FTHD」）は、2022年8月1日付プレスリリース＊1のとおり、株式会社資生堂（以下「資生堂」）が久喜工場において営んできたパーソナルケア製品等の生産事業を2023年4月1日付で取得し、「株式会社ファイントゥデイインダストリーズ」（以下「FTI」）の営業を開始したことをお知らせします。
＊1　2022年8月1日付「資生堂のパーソナルケア製品等の生産事業取得に関するお知らせ」https://www.finetoday.com/jp/news/newsrelease/20220801/
■新会社において目指すもの
　当社は、資生堂からパーソナルケア事業を引き継ぎ2021年7月にビジネスを開始し、「世界中の誰もが、素晴らしい一日を紡ぎ、いつまでも美しく、豊かな人生を送れるようにすること」というパーパス（存在意義）を経営の起点としています。長年培ってきた美意識を礎とした高品質な製品をお届けするため、技術開発から生産、販売に至るまで一貫したビジネスシステムの構築を着実に進めてきました。
　こうした中、今般のFTIの営業開始に伴い、ファイントゥデイグループに独自の生産基盤が加わったことで、生産と販売の一体体制が整い、各地域の市場ニーズに合わせた多様な製品の適量供給をより迅速、柔軟に行うことが可能となります。今後はグループ全体で、マーケティング・生産など各機能が緊密に連携し、サプライチェーン全体の最適化を推進してまいります。また、環境配慮の観点からも、これまで推進してきた電力・水使用量の見える化や再生可能エネルギーの導入を通じた温室効果ガス削減などをベースとし、今後も一層取り組みを進化させ、グループとしてのさらなる企業価値向上を目指します。

■FTIの概要

[表1: https://prtimes.jp/data/corp/81704/table/66_1_ca1e04fc5c778deb24cda4ce242c7795.jpg ]



■FTIの前身 資生堂久喜工場の歩み
　1983年に敷地面積約10万平方メートルの大型工場として稼働開始し、資生堂におけるパーソナルケア製品の主力工場として、信頼できる高品質の製品を生産しお客さまへお届けしてきました。
　原材料の供給から製品の出荷に至るまで多くの工程をオートメーション化し、高効率生産技術を追求する次世代のモノづくりに取り組むとともに、徹底した品質管理のもとで生産を行っており、2022年にはISO22716（化粧品の製造に関する品質・安全性に関する国際規格）を取得しています。
　また、いち早く環境に配慮した運営にも取り組み、1997年にISO14001（環境マネジメントシステムに関する国際規格）認証を取得しています。

【ご参考：工場外観】
[画像: https://prtimes.jp/i/81704/66/resize/d81704-66-82974966a1139631c0c0-0.jpg ]



＜株式会社ファイントゥデイについて＞
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/81704/table/66_2_6760f28884717f7abe834640fc5c038c.jpg ]

（資生堂は、引き続きFTHDの株式の20.1％を保有し、間接的にパーソナルケア事業を合弁事業として展開します）

＜関連URL＞
公式ウェブサイト：https://www.finetoday.com/
生産拠点（株式会社ファイントゥデイインダストリーズ）：https://www.finetoday.com/jp/company/fti/

プレスリリース提供：PR TIMES