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東急不動産・東急リゾーツ&ステイのリゾート施設で、WOTAの分散型水供給システム構築に向けた実証を開始

(PR TIMES) 2023年06月01日(木)14時15分配信 PR TIMES

全生活排水を再生循環するWOTAのシステムを設置し、水道インフラに依存しない水供給システムの実現を目指す

WOTA株式会社(以下「WOTA」)、ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)、東急不動産株式会社(以下「東急不動産」)および東急リゾーツ&ステイ株式会社(以下「東急リゾーツ&ステイ」)の4社は、東急不動産が保有し東急リゾーツ&ステイが運営するリゾート施設(以下「東急不動産・東急リゾーツ&ステイのリゾート施設」)において、全生活排水を再生循環するWOTAの「小規模分散型水循環システム」(*1)を設置し、水道インフラに依存しない新たな分散型水供給システムの構築に向けた実証を2023年5月に開始しました。
*1 : WOTAが現在製品化に向けて開発中のシステム(詳細は後述の通り)
過疎化が進む地方自治体の他、点在する宿泊・レジャー施設をつなぐように水道管が敷設された広大なリゾート施設では、水道管の修繕費用など水道インフラの維持に関する課題があります。4社は、東急不動産・東急リゾーツ&ステイのリゾート施設で、施設に接続することで全生活排水を再生循環するWOTAの小規模分散型水循環システムを活用した実証を行い、リゾート施設が共通で抱える水問題の解決に向けて取り組みます。最初の取り組みとして2023年5〜7月(予定)に千葉県市原市にあるゴルフ場 「鶴舞カントリー倶楽部」のコース内(1カ所)にWOTAの小規模分散型水循環システムを設置し、まずはトイレの排水の再生循環利用を行い、運用方法や可用性を検証します。その後、「東急リゾートタウン蓼科」をはじめとしたリゾート施設でWOTAの小規模分散型水循環システムによる全生活排水の再生循環利用を行い、利用者の受容性や安定的な運用方法を検証する予定です。検証結果を踏まえて、将来は、東急不動産・東急リゾーツ&ステイのリゾート施設にWOTAの小規模分散型水循環システムを展開し、水道インフラに依存しない新たな水供給システムを構築して水問題の解決を目指します。

■各社の役割
・WOTA:「小規模分散型水循環システム」の提供および運用・管理、関連データの収集・分析 
・ソフトバンク:取り組みの全体統括、通信環境の提供、実証に関するサポート(センサーの提供など)
・東急不動産、東急リゾーツ&ステイ:実証フィールドの提供、「小規模分散型水循環システム」の設置工事

<本件に関する法人のお客さまからの問い合わせ先>
https://tm.softbank.jp/form/iot/wosh/index.php

■WOTAの「小規模分散型水循環システム」について
WOTAが開発する世界最小規模の水再生システムです。排水を欠かさず回収し、膜処理や生物処理、殺菌処理などにより、再生、安全に循環利用することができるシステムです。独自開発の「水処理自律制御システム」を用い、生活排水の変動に対し水処理を柔軟に制御することによって、大規模処理場レベルの高度管理を実現し、WHO(世界保健機関)基準の細菌・ウイルス除去率での水安全を維持した上で、さまざまな生活排水の再生に対応しています(*2)。
*2 : WOTAの実験環境下での評価

・WOTAの「小規模分散型水循環システム」(イメージ)
[画像: https://prtimes.jp/i/33781/66/resize/d33781-66-6d5116663d4e4b508507-0.png ]

・SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
・その他、このプレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。

プレスリリース提供:PR TIMES

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