プレスリリース

　一般社団法人日本音楽事業者協会（所在地：東京都渋谷区、会長：瀧藤 雅朝、以下：音楽事業者協会）、株式会社NexTone（本社：東京都渋谷区、代表取締役ＣＥＯ：阿南 雅浩、以下：NexTone、読み：ネクストーン）の2者は共同で、学校法人慶應義塾（所在地：東京都港区、理事長：伊藤 公平、以下：慶應大学）において、産業とアカデミズム双方の視点からエンターテインメントを学ぶことを目的とした寄附講座を設置することになりましたので、下記の通りお知らせいたします。
記

１.寄附講座設置の趣旨
　現在の日本において「エンターテインメント」の要素が産業のあらゆるシーンにおいて非常に重要になっていることに論を俟ちません。放送や出版はもちろんのこと、旅行や飲食店業、教育や一般営業にいたるまで、娯楽の要素が大きな成功をもたらす可能性があることに異を唱える人は誰もいないでしょう。「楽しませる」という発想は、特に他者に何かを伝えようとする時、また考えを共有しようとする時にはきわめて有益です。「エンターテインメント」を私的および社会的な次元のコミュニケーションの重要な要素とみなし、多様なコミュニケーションの現場においてエンターテインメントの要素がどのように生かされうるか、また、よりグローバル化し、より多層化し、多様な技術が導入されるはずのこれからの社会に娯楽の要素をどう生かしていくべきかを学生たちに伝え、共に考える場所を提供していくため、本講座を設置することとなりました。

２．寄附講座実施の概要
名　称：一般社団法人音楽事業者協会・株式会社NexTone寄附講座
「エンターテインメント・コミュニケーションズ論I」（春学期）
「エンターテインメント・コミュニケーションズ論II」（秋学期）
授　業：慶應大学アート・センター所員が担当する他、アーティストらを含む学内外の専門家に講師を委嘱する。
対　象：慶應大学在学の全学部生を対象に開講する。
期　間：2022年4月1日〜2025年3月31日（3年間）

■慶應大学 コメント
　「エンターテインメント」の知見を学ぶことは、現代人のスキルとしても、教養としても、きわめてパワフルなことと存じます。日本音楽事業者協会様、株式会社 Nextone 様のお力をお借りしつつ「エンタメ」を総合的に学ぶ講座を発足できましたことを、心より嬉しく思っております。（慶應義塾大学アート・センター副所長　粂川 麻里生）

■音楽事業者協会 コメント
　社会的行動の基本はコミュニケーションにあるが故に、その不全によって様々な紛争やロスが起こるにも関わらず、なかなか改善できない現実に、エンターテインメントという最も洗練されたコミュニケーションが何を成し得るのか、どう変えることができるのかを考える講座にしたいと考えます。（専務理事　中井 秀範）　

■NexToneコメント
　エンターテインメントは人々の内面を映し出す鏡でありコミュニケーションそのものであり、そして大きな可能性を持つ産業です。世界規模の技術革新やメディアの変容に影響を受けながら日々変化し進化するエンタメ産業のダイナミズムを体感できる、そんな講座になることを期待しています。（代表取締役ＣＯＯ　荒川 祐二）

以　上


■一般社団法人日本音楽事業者協会
名称：一般社団法人日本音楽事業者協会　
URL：https://www.jame.or.jp/
設立：1963年
代表者：会長　瀧藤 雅朝
所在地：東京都渋谷区千駄ヶ谷一丁目26番3号
事業内容：音楽事業及び周辺事業に関する調査・研究、著作隣接権・肖像権パブリシティ権等の知的財産権の管理及び保全、各種社会貢献事業 等

■株式会社NexTone
名称：株式会社NexTone
URL：https://www.nex-tone.co.jp/
設立：2000年
代表者：代表取締役ＣＥＯ 阿南 雅浩　 代表取締役ＣＯＯ 荒川 祐二
所在地：東京都渋谷区広尾一丁目1番39号 恵比寿プライムスクエアタワー20Ｆ
事業内容：著作権管理業務、デジタルコンテンツディストリビューション事業、キャスティング事業 等

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社NexTone　経営企画部
ir@nex-tone.co.jp

プレスリリース提供：PR TIMES