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セイコーエプソン(株)

高解像度ヘッドアップディスプレイ向けコントローラIC『S2D13V42』サンプル出荷を開始

(PR TIMES) 2022年01月31日(月)14時15分配信 PR TIMES

ピッチ補正や充実した安全機能で先進のヘッドアップディスプレイシステム実現をサポート

セイコーエプソン株式会社(以下 エプソン)は、高解像度ヘッドアップディスプレイ専用コントローラIC『S2D13V42』を開発、このたびサンプル出荷を開始しました。月産10万個を予定しており、サンプル価格は1,500円(税別)です。
[画像: https://prtimes.jp/i/42912/65/resize/d42912-65-aabf5cbfc192c7c7fd38-0.jpg ]

 少ない視点移動で必要な表示を視認できる車載用ヘッドアップディスプレイ、安全性の向上・疲労の軽減を目的に搭載する自動車が近年増加しており、今後もさらなる需要の拡大が見込まれます。また表示情報の増加に伴い、高解像度化が進んでいく見込みです。一方で、システム開発のコストや工数などが課題となっています。このような背景から、エプソンは高解像度ヘッドアップディスプレイ専用コントローラIC『S2D13V42』を開発しました。

 本製品により、Host(SoC※1)からストリーミングされる最大1280×720の画像データに対し、外付けメモリなしに自動車のフロントガラス曲面に合わせた歪みの補正を行って投映することができ、スピーディーなヘッドアップディスプレイのシステム開発が可能となります。また、ピッチ補正機能や充実した表示安全機能を備えており、より信頼性の高いディスプレイシステム構築をサポートします。
また、本製品は最高105℃の動作温度ならびにAEC-Q100規格※2に対応し、車載向けの厳しい品質要求を満たしています。

 エプソンは2030年に向け、社会的要請でもある「持続可能な開発目標SDGs」の目標・課題に対し、私たちが長年培ってきた省エネルギー、小型化、高精度を実現する「省・小・精の技術」で解決することを目指し、産業構造の革新や循環型経済をけん引します。

 そして、エプソンは「デバイス技術によるスマート社会の実現」を目標に、高解像度・安全機能が要求される車載表示システム向けに本製品をはじめとしたさまざまな専用コントローラ・ドライバー製品の開発を行い、お客様製品のさらなる性能向上に貢献してまいります。

■本製品の特長
- 最大1280×720までの解像度をサポート
- ピッチ補正機能
- 充実した表示安全機能

【関連リンク】
製品の詳細情報は下記ウェブページをご参照ください。
ウェブサイト URL:https://www.epson.jp/prod/semicon/products/interface_auto/#ac06
製品紹介動画 URL:https://youtu.be/7rGK3jKEmzY
(注)本サービスは、YouTubeのサービスを使って提供いたします。
(注)YouTubeは、Google Inc.の商標です。

【お客様のお問い合わせ窓口】
セイコーエプソン株式会社 MD営業部 MD国内営業グループ
ウェブサイト URL:https://www.epson.jp/prod/semicon/information/support.htm

※1 SoC(System on Chip):あるシステムの動作に必要な機能の多く、または全てを、一つの半導体チップに実装するもの。システムにより構成は異なるが、CPU、メモリ、I/Oといった機能が統合されているものが一般的。
※2 AEC-Q100:AECは「Automotive Electronics Council(車載電子部品評議会)」の略で、米国の大手自動車メーカーと大手電子部品メーカーによる、車載用電子部品の信頼性や認定基準の規格化のための業界団体。AEC規格は車載用電子部品の規格として広く採用され、事実上の業界標準になっている。
                                                 


                                                 以上

プレスリリース提供:PR TIMES

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