プレスリリース
スポーツチームと地域のステークホルダーが連携・協創して SDGs 活動を 推進するための“地域協創型デジタルプラットフォーム”の構築を開始
湘南ベルマーレは、デジタルイノベーションパートナーとしてご支援いただいている KPMG コンサルティング株式会社と共同で、“スポーツ×SDGs”をテーマに、地域の住民や企業・団体などさまざまステークホルダーと連携しながら、スポーツを通じた SDGs(持続可能な開発目標)活動の推進を支援する“地域協創型デジタルプラットフォーム”の構築を開始しました。
【プロジェクト発足の経緯及び概要】
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大をはじめとした環境・経済・社会構造の変化を受け、SDGs の重要度 は一層増しており、J リーグが社会連携活動(シャレン!)を掲げて進めているとおり、すでに各スポーツチームにおい ても積極的に地域連携活動に取り組み始めています。 一方で、SDGs 活動は“足の長い取組み”であり、一過性かつ労働集約型の“アドホックイベント”で推進していくモ デルでは運営側の負荷や企業体力などの制約を受け、活動の持続性もインパクトも限定的にならざるを得ない点は構造 的な問題といえます。
このような構造的な課題の解決に向けて、デジタルプラットフォームを物理的に構築し 地域住民や企業・団体、自治体 などが一体となって SDGs 活動に参画出来る“場”の実現を、KPMG コンサルティングの支援のもと挑戦します。参 画企業が主体的に SDGs 活動を企画し、協賛企業を募り、協働で実施していくための「企画機能」や、先進的な取組み 事例やトレンドを知ることができる「ニュース機能」、参画企業同士が直接対談したり、さまざまな社会課題をテーマに した研修が享受できる「対談・SDGs 研修機能」などを順次実装していきます。加えて、KPMGコンサルティングが有 する「社会的活動がもたらす価値算定モデル」の機能実装も進め、本プラットフォームを通じて行ったさまざまな社会 貢献・SDGs 活動から生み出された「社会的な貢献価値」を、定量・定性的にモニタリング・レポートしていく仕組み の提供も進めていきます。
“デジタル”という眠ることの無い仕組みを活用することで、一過性でない SDGs 活動の地域連携・活動・成果の見え る化を実現し「Act(地域・社会活動)」「Excite(ファン・地域の認知・盛り上がり)」「Extend(コアサポーター・ス ポンサーの維持・増加)」「Grow(チーム強化・成績向上・地域活性)」のサイクルを回すことにより、SDGs 活動とい う社会連携活動とチーム本体の強化が常に循環し、サステナブルに成長していくための仕組みの実現を目指します。
本プラットフォームを活用することで、パートナー企業をはじめ湘南地域のさまざまな企業や団体から、社会課題の解 決に向けた企画やプロジェクトなどを広く募ることできるようになります。さらに、本プラットフォームを基に湘南ベ ルマーレが推進するプロジェクトに参画した企業や団体は、お互いに情報交換や連携が可能になるとともに、湘南ベル マーレが企画やプロジェクトの実現までを支援することから、活動のさらなる推進につながります。 なお、本プラットフォームを活用した取組みの第一弾として、I&D(インクルージョン&ダイバーシティ)の推進を目的 としたブラインドサッカーイベントや IT 教育の促進を目的とした「プログラミング教室」をパートナー企業立案のもと 開催予定です。第一弾を皮切りに、他パートナー企業との SDGs に関する取組みの実施を加速させていきます。
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【補足】 KPMG コンサルティングとは 2020 年にオフィシャルクラブパートナー契約を締結し、「デジタルイノベーションパー トナー」として、湘南ベルマーレのデジタル変革の戦略策定から施策推進までを支援していただいています。さらに、 ファンエンゲージメントの向上や潜在ファンの取り込み、スポーツを通じた地域社会・地域経済の活性化に向けた湘南 ベルマーレのさまざまな取組みを支援していただいています。
プレスリリース提供:PR TIMES