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【新入社員研修に関する調査結果】企業の人事担当者と研修受講者を対象に、研修の実施実態・Z世代が求める研修内容を調査

(PR TIMES) 2023年12月18日(月)18時45分配信 PR TIMES

- 2024年度もオンライン研修を活用する企業が約6割 -

学習管理システム*(LMS: Learning Management System)『CAREERSHIP(キャリアシップ)』およびeラーニング教材を開発・提供する株式会社ライトワークス(本社:東京都千代田区、代表取締役:江口夏郎)は、このたび「新入社員研修」に関する調査を実施し、結果を発表しました。
今回の調査は、研修の実施にかかわる人事担当者約220名と、近年の新入社員研修受講者約440名の双方にアンケートを行い、研修の実施実態やZ世代の新入社員の満足度が高い研修形式、求めているカリキュラムなどを明らかにしています。
社員研修実施にも大きな影響をもたらしたコロナウイルス感染症が5類に移行したことで、2023年度は従来のように対面形式での新入社員研修を実施する企業も増加しました。その一方で、コロナ禍に普及したオンライン形式での研修を引き続き活用する企業も少なくありませんでした。2024年度以降も約6割の企業がオンライン形式での実施を継続するなど新たな研修スタイルの定着が見られる結果となっています。

【調査結果の要点】
■人事担当者への回答
・新入社員研修の実施形式は、「対面形式とオンライン形式のハイブリッドで実施」すると回答した人が最も多く、オンライン形式のみで実施という回答も一定数ありました。
・新人社員研修を実施するうえで最も重視する目的として、仕事をする上で必要なスキルを身に付けることに次いで「新入社員の定着、エンゲージメントの向上」が挙がっています。

■新入社員研修受講者の回答
・研修の満足度は「eラーニング」が最も高く、「オンラインでの講義型研修」は「対面での講義型研修」に比べて低い満足度の回答が多くなっています。
・研修で学べて良かった内容としては「基本的なビジネスマナー」「自社の社員としての/ビジネスパーソンとしてのマインドセット」に回答が多く集まっています。反対にもっと学びたかった内容としては「パソコンスキル」「プレゼンテーション能力」などの実務スキルが挙げられています。

本調査のすべての設問と結果を収録した資料は以下URLにて無料でダウンロードいただけます。
https://content.lightworks.co.jp/material/ebook2023-new-enployee-traning/

【調査概要】
■人事担当者への調査
・調査対象:現在「人事・採用・人材開発」職種としてお勤めの男女
・調査期間:2023年10月26日〜10月29日
・調査方法:インターネット調査
・有効回答数:223件(男性:92件、女性:131件)
・実施機関:株式会社ライトワークス

■近年の研修受講者への調査
・調査対象:高等学校・専門学校・短期大学・大学・大学院を卒業し、新入社員研修が実施されている民間企業へ就職した本年22歳〜24歳の男女
・調査期間:2023年10月23日〜10月24日
・調査方法:インターネット調査
・有効回答数:442件(男性:221件、女性:221件)
・実施機関:株式会社ライトワークス


【人事担当者への調査・調査結果抜粋】
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/55281/63/55281-63-1ebcc4988f2a3bfe4ac7469ab1750591-1280x720.png ]

■新入社員研修における受講者1名あたりの予算のボリュームゾーンは4万円前後
新入社員研修への一人当たりの予算で最も多かった回答は4万円以上5万円未満(14.9%)でした。次に3万円以上4万円未満(11.4%)が続き、4万円程度がボリュームゾーンとなっています。

研修実施期間を長い期間と回答した方ほど研修予算も高い傾向にありますが、最も回答率が高かった「1ヶ月以上2ヶ月未満」の企業でも、7.3%が予算「10万円以上」と回答していました。企業によっては短期間でも平均以上の予算をかけている場合もあり、各社が多様な方針を持っていることが考えられます。


■2024年度の研修実施形式は今年度に引き続き対面・オンラインのハイブリッド開催が主流
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/55281/63/55281-63-12ffe7edc7f51d81883cfe545c055c86-1280x720.png ]

今年度(2023年度)の新入社員研修・実施形式の調査では、対面形式が23.9%、オンライン形式のみが27.9%、対面とオンライン形式のハイブリッドでの実施は35.8%と最も多い結果となりました。来年度(2024年度)の実施形式の予定も、対面とオンライン形式のハイブリッドでの実施が33.3%と対面のみ、オンラインのみを上回る回答結果でした。

まだ来年度に関しては「分からない、未定」の回答もある状態ですが、「オンライン形式のみで実施」という企業はやや減少する傾向にあるようです。ただ、23.4%は今後も「オンライン形式のみで実施」と回答しており、オンライン形式での研修も一般化していることがわかります。

■研修実施の最も重視する目的として約15%の人事担当者が「新入社員の定着」と回答
人事担当者が最も重視している新入社員研修の目的は、「ビジネスパーソンとして必要な知識・ソフトスキルの習得」が29.4%、「業務に必要な知識・ハードスキルの習得」が27.4%と、研修を通して働く上で必要なスキルを身につけることが最も大きな目標となっています。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/55281/63/55281-63-03afc95d30f2fc10cee967e1078dcf9d-1280x720.png ]

続いて、「新入社員の定着、エンゲージメント向上」を最も重視しているという回答も14.9%ありました。また「自社の社員としてのマインド獲得」も挙げられており、新入社員の離職が課題となっている企業も少なくない状況を反映した結果といえるかもしれません。

【近年の研修受講者への調査・調査結果抜粋】
■「eラーニング」での研修実施は他の形式と比較して高い満足度に
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/55281/63/55281-63-fc1a064e34188cd6acada5cd314fd6cc-1280x720.png ]

新入社員研修を受講した対象者に、「対面での講義型研修」「オンラインでの講義型研修」「参加型研修」「eラーニング」に関するそれぞれの満足度を伺いました。

「オンラインでの講義型研修」は「対面での講義型研修」に比べて低い満足度の回答が多くなっています。オンラインは高い利便性という大きなメリットがある反面、双方向コミュニケーションのしやすさは対面には劣る部分が反映されているのかもしれません。

一方で「eラーニング」は、他の実施形式と比べて高い満足度の回答が多くなっています。実施の割合による回答数の違いはありますが、比較的好意的な所感が多いようです。

■新入社員研修には、パソコンスキルなどハードスキルのカリキュラムが不足?
実際に働き始めてから新入社員研修を振り返り、「研修で学べて良かったと感じたこと」と「もっと学びたかったと感じたこと」について質問しました。

ビジネスパーソンとしての基本スキルや「協調性」、「コミュニケーション能力」といった部分は、「学べて良かった」という回答が「もっと学びたかった」という回答を大きく上回っています。新入社員でも取り上げられやすい学習内容のため、ある程度教育が行き届いている部分であると考えられます。

「もっと学びたかった」という回答が「学べて良かった」という回答を上回っているのは「パソコンスキル」「プレゼンテーション能力」「セルフマネジメント能力」「語学、グローバル教育」「セルフマネジメント能力」でした。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/55281/63/55281-63-76b21630ba5393b55a1ec35a367b2727-1280x720.png ]

【調査結果からの考察】
これからの新入社員研修は「対面とオンラインのハイブリッド形式」など、オンライン形式での実施が一般化することが予想されます。その一方で、対面形式と比較してオンライン形式での研修は満足度が低いという結果も見られます。そのため、オンラインでの研修内容をより工夫していくことが求められるでしょう。

また、研修内容としては、基本的なビジネスマナーや社員としてのマインドセットに加えて、現場で働き始めてからもっと学びたかったと要望の高かった「パソコンスキル」「プレゼンテーション能力」などの実践的な項目を取り入れることで、新入社員研修がより効果的なものになっていくことが考えられます。

【本調査結果を詳しく解説!新入社員研修にも活用できる学習サービスのウェビナーを開催】
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/55281/63/55281-63-c038281a90b9eb34c224667f7989c781-600x314.png ]

新入社員研修をはじめとした人材育成を推進する上で、「コストの都合で一部の社員にしか学習環境を届けられない」「研修、eラーニング、OJT…いろいろな教育施策を実施しているが、だんだん管理が大変になってきた」「社員ひとりひとりにもっと自主的に学習してほしい」といったお悩みをお持ちの企業様も多いのではないでしょうか。このような声に応えるべく、ライトワークスでは、企業の研修やリスキリングを支援するeラーニング受け放題サービス「まなびプレミアム」の提供を開始いたしました。

本ウェビナーでは、「まなびプレミアム」の具体的なサービス内容を紹介するとともに、当社のインストラクショナルデザイナー(IDer)櫻井康一が今回の調査結果についても解説。研修を成功させるポイントを解説いたします。

■開催概要
・開催日時:2023年12月26日(火)11:00〜11:45
・形式:ウェビナー(Zoom)
・スピーカー:株式会社ライトワークス ビジネスソリューション本部 HCMソリューション推進部 サービスディレクターHRDスペシャリスト兼IDer 櫻井 康一
・費用:無料
・申込URL:https://www.lightworks.co.jp/news/15337

■トピック
・プレゼンテーション(35分)
 ‐ライトワークスの紹介
 -「新入社員研修」に関する調査結果の解説
 ‐まなびプレミアムの特徴と魅力
 ‐新規教材の案内
・Q&A(10分)

■こんな方にオススメ
・効果的な教育・研修について知りたい方
・新入社員研修に関する調査について知りたい方
・eラーニング受け放題サービスに興味がある方
・まなびプレミアムの詳細を知りたい方

当社は、これからも企業の教育や人材開発の現場を支え、企業の成長とより明るいミライの創造に貢献すべく、人材開発や組織開発に役立つ調査を今後も実施してまいります。

<過去に実施した調査結果もこちらでご覧いただけます>
・内定者研修に関する調査結果(2023年9月発表)
https://www.lightworks.co.jp/news/17559

<ライトワークスが提供する新入社員研修向けeラーニングについて詳しくはこちら>
https://content.lightworks.co.jp/new-employee-training/

<LMS『CAREERSHIP』について>
大企業・グローバル企業の学習管理におけるニーズを網羅的に満たした機能を有し、戦略的な人材育成を可能にする統合型の学習管理プラットフォームです。上場企業売上TOP100社では47%の企業に導入*され、2023年7月時点で利用ユーザー数が約455万IDとなりました。 *2021年4月現在、当社調べ。
https://www.lightworks.co.jp/services/careership



プレスリリース提供:PR TIMES

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