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働く女性の約6割「職場のジェンダーギャップ」を感じている

(PR TIMES) 2022年03月08日(火)19時40分配信 PR TIMES

〜3月8日は「国際女性デー」。ジェンダーギャップ解消のカギは「柔軟な働き方ができる環境の整備」〜

個人と企業のワークシフト支援を行う株式会社LiB(所在地:東京都港区 代表取締役CEO:松本 洋介、以下「当社」)は、ジョブマッチングサービス「LIBZ」に登録する女性会員を対象に、3月8日の国際女性デーに合わせ、「職場のジェンダーギャップ」についてのアンケート調査を実施いたしました。(有効回答数:333人)
[画像1: https://prtimes.jp/i/10727/63/resize/d10727-63-b530f9f1da05d6f1ac4c-0.png ]




「職場のジェンダーギャップ」に関する調査アンケートの実施背景


2021年3月、 世界経済フォーラムが公表した「ジェンダーギャップ指数2021」では、 日本は156カ国中120位、 そのうちの経済面においては117位という結果でした。 LiBがForbes社と共に開催している「Forbes JAPAN WOMEN AWARD」では昨年、企業のジェンダー平等への取り組みについて調査しました。 その結果、「リモートワークをはじめとする柔軟な働き方の推進」と女性活躍に相関がみられるという考察が得られたため、この度3月8日の国際女性デーに合わせ、「リモートワーク」とジェンダーギャップとの関連について、改めてアンケート調査を実施いたしました。


「職場のジェンダーギャップ」に関する、調査結果概要


[1]64%の方が、「職場にジェンダーギャップがある」と回答
[2]職場のジェンダーギャップ解消に必要なこととして、83%が「経営層の意識が変わること」、61%が「リモートワークやフレックスなど柔軟な働き方が出来る環境を整えること」と回答
[3]56%の方が、「リモートワークをしている」と回答
[4]「リモートワークをしている」と回答した方のうち、「週4以上リモートワーク(週1出社)」をしている人が、61%と過半数
[5]「リモートワークをしている」と回答した方のうち、83%の方が「1年以上リモートワーク」で働いていると回答。そのうち83%が新型コロナウイルス感染症の影響でリモートワークを開始したと回答
[6]「リモートワークをしている」と回答した方のうち、「リモートワークの効果」として、91%が「通勤のストレスが軽減した」64%が「体調不良時(生理痛等)のストレスが軽減した」と回答


[1]64%の方が、「職場にジェンダーギャップがある」と回答

[画像2: https://prtimes.jp/i/10727/63/resize/d10727-63-a89f3752aefdfc92a89e-1.png ]

「職場にジェンダーギャップがある」と回答した方が、64%。「職場にジェンダーギャップがない」と回答した方が、23%という結果でした。

<「職場にジェンダーギャップがある」と回答した方のコメント>
・給与の差がある。同じ仕事量同じ内容でも男の方が基本給が高い。トイレ掃除や雑用は女の仕事だという考えで全くやらない(35〜39歳)
・女らしくなどの言葉が多用される(40〜44歳)
・一部の同僚や先輩に結婚したら辞めると思われている。また、男性で育児休暇を取っている人はいないし、女性が出産育児休暇を取った実績もない。男性が働くことを前提としていると感じてしまう(25〜29歳)

<「職場にジェンダーギャップがない」と回答した方のコメント>
・外資系ということもあるからか、経営陣は全員男性だが、性別による損得は感じたことがない。(25〜29歳)
・やる気と能力のある人は男女問わず評価されているから。女性管理職も多い(30〜34歳)
・男女を意識する機会がない。男性もよく育休を取得する(30〜34歳)


[2]職場のジェンダーギャップ解消に必要なこととして、83%が「経営層の意識が変わること」、61%が「リモートワークやフレックスなど柔軟な働き方が出来る環境を整えること」と回答

[画像3: https://prtimes.jp/i/10727/63/resize/d10727-63-a6a84b6a1d1b3f43edb5-9.png ]

「職場にジェンダーギャップがある」と回答した方が83%。「リモートワークやフレックスなど柔軟な働き方が出来る環境を整えること」と回答した方が61%という結果でした。

<フリーコメントから一部抜粋>
・現場にいる女性から率直な意見を聞き取ること、聞く耳を持つこと、せめて管理職に研修を行うことが大切だと思う(25〜29歳)
・全ての女性が結婚、出産したいわけではないしできる人ばかりではない。そういった人には何もなく、産休や育休のたびに負担がかからないように制度を設けるべき。独身男性も同じようにサポートがあれば、育休も取りやすいと思う(30〜34歳)
・ドロップアウトやスローダウンしてからも会社に戦力として戻れること。男女に関係なく、子育てや介護などで「普通に」働けない時期があったとしても、復帰した時にキャリアパスや出世からはじき出されていることがない環境作りが必要(40〜44歳)


[3]56%の方が「リモートワークをしている」と回答

[画像4: https://prtimes.jp/i/10727/63/resize/d10727-63-ef1b41da4e589b306e47-3.png ]

「リモートワークをしている」と回答した方が、56%いました。


[4]「リモートワークをしている」と回答した方のうち、「週4以上リモートワーク(週1出社)」をしている人が、61%と過半数

[画像5: https://prtimes.jp/i/10727/63/resize/d10727-63-a8c76447763192698f03-4.png ]

「リモートワークをしている」と回答した方のうち、43%の人が「週5リモートワーク (フルリモート)」で働いている方が43%。「週4リモート勤務(週1出社)」で働いている方が18%という結果でした。

また実際のリモートワーク日より、平均1.5日以上長くリモートワークを希望していることがわかりました。(現在、フルリモート日を選択した方を除く)


[5]「リモートワークをしている」と回答した方のうち、83%の方が「1年以上リモートワーク」で働いていると回答。そのうち83%が新型コロナウイルス感染症の影響でリモートワークを開始したと回答

[画像6: https://prtimes.jp/i/10727/63/resize/d10727-63-e841661c59c880ee7c97-5.png ]



「リモートワークをしている」と回答した方のうち、83%の人が「1年以上リモートワーク」で働いていると回答。


[画像7: https://prtimes.jp/i/10727/63/resize/d10727-63-f998a089f4e2178bb66e-10.png ]

そのうち83%が新型コロナウイルス感染症の影響でリモートワークを開始したと回答。


[6]「リモートワークをしている」と回答した方のうち、「リモートワークの効果」として、91%が「通勤のストレスが軽減した」64%が「体調不良時(生理痛等)のストレスが軽減した」と回答


[画像8: https://prtimes.jp/i/10727/63/resize/d10727-63-a6a84b6a1d1b3f43edb5-9.png ]

「リモートワークをしている」と回答した方のうち、「リモートワークの効果」として、91%が「通勤のストレスが軽減した」64%が「体調不良時(生理痛等)のストレスが軽減した」と回答。

<フリーコメントから一部抜粋>
・残業が多くても睡眠時間がしっかり取れるようになった(25〜29歳)
・家事の質が向上した。家族やペットと過ごす時間が増えた(30〜34歳)
・地元に移住した(住居のコスパが上がり、住環境が改善し、母の介護を手伝えるようになった)(35〜39歳)


[画像9: https://prtimes.jp/i/10727/63/resize/d10727-63-624c660aa5d79f18dfb9-12.png ]

リモートワークによる課題は、社内メンバーとのコミュニケーション量が減ったと回答した方は、68%。
仕事の生産性においては、高まったと回答した方は38%。下がったと回答した方は17%でした。

▼調査概要
・調査対象者:「LIBZ」に登録する女性ユーザー
・実施期間 :2022年2月21日〜2月28日
・調査機関 :株式会社LiB
・調査方法 :インターネット
・調査人数 :333人


総括


「職場のジェンダーギャップ」を、働く女性の6割が感じていることがわかりました。ジェンダーギャップを感じている方は、「女性らしさ、女性はXXをやるべき」というような発言や空気感が職場にあったり、基本給の違いがあると回答しました。一方で、ジェンダーギャップを感じていない方は、パフォーマンスを発揮していれば、性別問わず評価されるとの回答。

ジェンダーギャップ解消に必要なこととして、「経営層の意識変化」「リモートワークやフレックスなど、柔軟な働き方の整備」が上位回答にありました。

帝国データバンクの調査では、2021年の女性の管理職比率の割合は8.9%であり、まだまだ重要な意思決定の場に、女性が関わる機会が少ないことが明らかになっています。性別を問わない、環境環境を整えた次のステップとしては、意欲ある女性がより責任ある立場に挑戦することの支援や、固定概念に対する意識を変革するための適切なサポートをすることが期待されます。

また、リモートワークの普及はオフィス前提であった従来の働き方では難しかった人たち(特に女性)が「時間と場所の制約」を超えて、可能性を広げるきっかけとなりました。性別問わずに働きやすい環境をつくることが意欲や自信が生まれるきっかけになり、結果としてパフォーマンスや待遇が上がることにつながり、ジェンダーギャップの解消に繋がるのではないかと考えます。

当社では、「働き方の柔軟性は、個人と組織が高いパフォーマンスを発揮するためのものである」というコンセプトで、個人と企業のワークシフト支援を行なっておりますが、今後もリモートワークやフレックスなど柔軟な働き方を進める企業と協力し、会員の皆様の生き方に合った働き方の選択肢を提供できるよう、サポートしてまいります。


株式会社LiBについて


<LiB会社概要>
代表者:代表取締役CEO 松本洋介
設立:2014年4月1日
所在地:東京都港区芝公園1-1-1 住友不動産御成門タワー9階
資本金:6.9億円(資本準備金含む)
URL:https://www.libinc.co.jp/

転職支援サービス「LIBZ」について
自分らしい生き方と働き方を叶えたい人が、時間や場所の制約に捉われることなく、経験を活かして活躍できる仕事に出会える転職サービスです。サービスコンセプトは「Best workstyle for Best performance」。働き方の柔軟性は、個人と組織が高いパフォーマンスを発揮するためのものである、という意味が込められています。

▼特徴
(1)リモートやフレックスなど、新しい働き方に対応している企業情報が充実
(2)正社員転職はもちろん、業務委託案件、年収600万円以上のハイクラス求人まで網羅
(3)活躍のイメージを掴めるよう、求人情報には、求める期待役割や解決してほしい課題まで記載

「LIBZ」サービスサイトはこちら:https://career.prismy.jp



プレスリリース提供:PR TIMES

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