プレスリリース
クレジットカード・カードローンの支払いに関する意識調査
ウェブスターマーケティング株式会社(所在地:東京都渋谷、代表取締役:吉岡政人)は、全国の男女283人を対象に「クレジットカード・カードローンの支払いを延滞した理由」「延滞した結果」に関するアンケート調査を実施しました。
クレジットカードの支払いやカードローンの返済は、支払い期日までにおこなうのが原則です。
しかし中には「うっかり忘れていた」「お金が用意できなかった」などの理由で、延滞してしまうケースもあります。
今回、ウェブスターマーケティング株式会社が運営するいつのマニー(https://webstar-marketing.co.jp/itsuno-money/)は、クレジットカードやカードローンの支払いを延滞したことがある283人に「クレジットカード・カードローンの支払いを延滞した理由」「延滞した結果」についてアンケート調査を実施しました。
調査概要
調査対象:クレジットカードやカードローンの支払いを延滞したことがある人
調査期間:2023年4月7日〜16日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:283人(男性146人/女性137人)
回答者の年代:20代 17.7%/30代 39.9%/40代 26.9%/50代 13.4%/60代以上 2.1%
詳細はこちら:https://webstar-marketing.co.jp/itsuno-money/payment-delay/
調査結果サマリー
・クレジットカードやカードローンの支払い延滞理由1位は「うっかりしていた」
・クレジットカードやカードローンの支払い延滞回数の平均は2.6回
・クレジットカードやカードローンの支払いを延滞しないために行ったこと1位は「カード・カードローンの利用を減らす」
■クレジットカードやカードローンの支払い延滞理由1位は「うっかりしていた」
[画像1: https://prtimes.jp/i/44001/62/resize/d44001-62-32dcf27fb2eafe31a273-0.jpg ]
クレジットカードやカードローンの支払いを延滞したことがある283人に「延滞した理由」を聞いたところ、圧倒的1位は「うっかりしていた(153人)」でした。
支払日を勘違いしていたり、たまたま引き落とし用口座の残高が少なかったりして延滞した人が多いとわかります。
次ぐ2位は「生活が苦しくお金がなかった(25人)」、3位は「支払・返済額が多かった(20人)」、4位「予定外の出費があった(19人)」でした。
<1位 うっかりしていた>
カードを作ったばかりで引き落としの日を勘違いしていて、引き落とし口座への入金を忘れていました(28歳 女性)
銀行に充分なお金が入っていると思っていたら、入っていなかった(44歳 男性)
ボーナス払いにしていたのを忘れていた(55歳 男性)
1位は「うっかりしていた」でした。
支払日を勘違いしていたり、引き落とし用口座への入金を忘れてしまったりして、支払い・返済ができなかったという人が多数。
複数のカードを所有していて、普段あまり使わないカードを使った場合には、引き落とし口座を勘違いしていることもありそうですね。
「給与口座と引き落とし口座が違う場合」「給与振り込み日と引き落とし日が離れている場合」などは、口座残高があるかどうかもしっかりチェックしておきたいところです。
<2位 生活が苦しくお金がなかった>
収入が少なく資金不足だった(38歳 男性)
支払う余裕もないくらい、金銭的にひっ迫していた時だったから(40歳 女性)
当時の生活費が大変厳しい状況だった(51歳 女性)
2位は「生活が苦しくお金がなかった」でした。
生活が苦しくて「カードローン」「キャッシング」「クレジットカードでの後払い」を利用している場合、支払日・返済日に現金を用意できないことも。
「返済すると生活費が足りなくなるため返済できない」という理由で延滞してしまった人も多くなりました。
<3位 支払・返済額が多かった>
支払額が予定より多く、お金が足りなくなった(30歳 男性)
月の給料よりも、使ったカードローンの利用額が多くなったため(48歳 男性)
借金の支払いが多すぎて、一部の借金は延滞になりました(57歳 男性)
3位は「支払・返済額が多かった」です。
予想以上にカードを使いすぎてしまったため、収入より支払い・返済額のほうが大きくなってしまったという人も目立ちます。
支払額が収入を超えていれば、給料以外でお金を工面しないかぎりは払えませんね。
カードローンやキャッシングの返済では、利息の負担が大きくて金額が膨れていったというパターンもありました。
<4位 予定外の出費があった>
車の故障など想定外の出費(28歳 男性)
冠婚葬祭がたて続けに発生し、お金が足りなくなり遅延しました(31歳 女性)
親の葬儀費用として大きな出費があったから(55歳 女性)
4位は「予定外の出費があった」でした。
通常なら支払い・返済できる状態だったものの、予定外の出費が発生してしまい、延滞したケースもあるとわかります。
急な出費用の予備費があっても、金額が大きすぎると対応できない場合もあるでしょう。
<5位 収入が減った>
給与が減額になったため(34歳 男性)
仕事を辞めて収入が減ったから(55歳 女性)
「収入が減った」が5位でした。
退職して収入がなくなったり休業して収入が減ったりして、支払いが難しくなった人も。
解雇や病気休業など、自分の意思とは関係なく急に収入が減ってしまった場合には、対応できない人も多いのではないでしょうか。
<同率5位 計画性がなかった>
無計画に、欲しいものを買っていた。他のカード会社からお金を借りて返済すればいいと思っていた(26歳 女性)
返済日の前日に、食事に行って散財してしまった(33歳 男性)
家計簿をつけておらず、支払いに関してルーズだったから(46歳 女性)
同率5位は「計画性がなかった」でした。
「返済のことを考えず浪費してしまった」「無計画にお金を使っていた」などの回答が寄せられています。
「延滞するとどうなるか、デメリットがわかっていなかった」という回答も。
借金や返済についての知識が少ないせいで、無計画なカード利用・借金をしていた人もいると推測できます。
<7位 他の支払いを優先した>
他の支払いにお金を回してしまった結果、延滞してしまった(26歳 男性)
他の支払いを優先してしまった(40歳 女性)
7位は「他の支払いを優先した」でした。
カードの支払いやカードローン返済以外の支払いを優先してしまったという回答も。
優先順位は本人にしかわかりませんが、延滞することのデメリットもきちんと認識しておくべきでしょう。
■クレジットカードやカードローンの支払い延滞回数は2.6回
[画像2: https://prtimes.jp/i/44001/62/resize/d44001-62-4ca1ca301e1755204edf-1.jpg ]
次に「クレジットカードやカードローンの支払い延滞回数」を聞いたところ、平均の延滞回数は2.6回でした。
ただ、もっとも多かったのは「1回だけ」という人たち。
延滞理由は「うっかり忘れ」が多かったので、「うっかりしていたけど、次からは気をつけよう」と意識した人が多いと推測できます。
■クレジットカードやカードローンの支払いを延滞したら「督促の連絡が来た」
[画像3: https://prtimes.jp/i/44001/62/resize/d44001-62-260f341a862a67440a42-2.jpg ]
続いて、「クレジットカードやカードローンの支払いを延滞した結果どうなったか」を聞きました。
その結果もっとも多かったのは「督促の連絡が来た(150人)」、2位は「延滞料・手数料が発生した(106人)」でした。
督促の連絡が来たことで、家族に「延滞や借金」「お金に困っていること」がバレることもあるでしょう。
また支払い・返済を延滞すると「延滞金」「振込手数料」などがかかり、支払い総額が増えてしまうデメリットもあります。
「とくに問題は起こらなかった」という人もいた一方で、「カード・サービスが使えなくなった」「カードの審査に通らなくなった」など、深刻な影響が出た人も。
なお「とくに問題は起こらなかった」という人からは、「延滞が判明した時点ですぐにカード会社や金融機関に連絡した」「延滞してすぐに振り込んだので、延滞料はかからなかった」という体験談が寄せられています。
うっかり延滞しても、すぐに対応すれば延滞料がかからないケースもあるとわかります。
■クレジットカードやカードローンの支払いを延滞しないために行ったことは「カード・カードローンの利用を減らす」
[画像4: https://prtimes.jp/i/44001/62/resize/d44001-62-5cf3b64fd3210620f815-3.jpg ]
最後に「延滞予防のためにしたこと」を聞いたところ、1位は「カード・カードローンの利用を減らす(63人)」でした。
2位「計画的にお金を使う(46人)」、3位「予め多めに入金しておく(43人)」、4位「支払日のリマインダー(41人)」と続きます。
カード・カードローンの利用を減らせば、延滞する可能性も低くなるでしょう。
また「予め多めに入金しておく」「支払日のリマインダー」「支払予定額や口座残高を確認する」など、「うっかり延滞」の対策をしている人も多くなりました。
<1位 カード・カードローンの利用を減らす>
カードを使わず、現金を使うようにした(27歳 女性)
カードを解約し、物理的に使用できないようにした(34歳 男性)
金銭面で余裕ができるまでは、カードの利用をやめた(51歳 女性)
1位は「カード・カードローンの利用を減らす」でした。
「公共料金などの固定費以外では、クレジットカードを使わないようにした」「カードローンやキャッシングを使わないようにした」などの回答が寄せられています。
ついついクレジットカードやカードローンに頼りがちな人にとっては、効果的な方法ではないでしょうか。
金利がかかるリボ払いや、2回を超える分割払いの利用も控えたいですね。
<2位 計画的にお金を使う>
計画的に利用するようにした(28歳 男性)
無理な買い物はしない(49歳 男性)
日々節約し、毎月貯金する(55歳 女性)
2位は「計画的にお金を使う」です。
「クレジットカードがあるからと、無計画に買い物しない」「節約を心掛ける」などの回答が寄せられました。
衝動買いが多い方にとっては、今月はカードを使いすぎていないかなと振り返る時間も大切でしょう。
<3位 予め多めに入金しておく>
支払いの延滞を回避するために、いつも少し余裕を持ってお金を入れるようにしました(31歳 女性)
銀行口座に「2回分程度の支払いに耐えられる金額」を入金するようにしました(44歳 男性)
前もって銀行口座に支払額よりも多めに入金しておくようになりました(52歳 女性)
3位は「予め多めに入金しておく」でした。
支払額が予想より多かったり、カード料金・カードローン返済以外の支払いが引き落とされたりして、残高が足りなくなることもあります。
そのため少し多めに入金しておくのは、うっかりを予防するのに効果的な方法だと思われます。
とくに、引き落とし口座が給与口座と違う方にとっては、有効なのではないでしょうか。
<4位 支払日のリマインダー>
引き落とし前日にアラームをかけるようにした(35歳 女性)
支払い期日を手帳に記入しておいた(48歳 女性)
リマインダー機能を活用して、自分に通知する(55歳 男性)
4位は「支払日のリマインダー」でした。
支払日を忘れないよう、スマホや手帳を使ってメモした人も多数。
支払日がいつも目につくようになっていれば、入金漏れが防げそうですね。
<5位 支払予定額を確認する>
カードの利用状況をこまめに確認する(21歳 女性)
定期的にカードの使用状況を確認するようにしています(32歳 男性)
引き落とし金額を何回も確認する(42歳 男性)
「支払予定額を確認する」が5位でした。
最近はアプリやWebサイトでカード利用額を簡単に確認できるようになっています。
支払予定額が正確にわかれば、「入金したのに、額が足りなかった」という失敗はなくなるでしょう。
今月すでにいくら使ったかもわかるので、利用額が増えすぎないよう自分にストップをかける効果もありそうですね。
<6位 口座残高を確認する>
こまめに銀行口座の残高を確認するようにした(32歳 女性)
必ず引き落とし日までに、引き落とし口座の残高確認をする(45歳 男性)
6位は「口座残高を確認する」でした。
支払日直前に口座残高を確認しておけば、うっかり延滞することは防げるでしょう。
ネットバンキングを利用すれば、わざわざ通帳記入に行かなくても口座残高を確認できます。
<7位 引き落とし用口座を変えた>
引き落としをメインの口座にする(39歳 男性)
給与振込口座から引き落としてもらうよう、引き落とし口座を変更しました(56歳 女性)
7位は「引き落とし用口座を変えた」でした。
引き落とし口座を「給与口座」や「メインで使っている銀行口座」に変更することで、残高不足を防ぎやすくしている人も多いとわかります。
給与口座からの引き落としなら、お金を移動させる手間がなくなります。
■まとめ
クレジットカードやカードローンの支払い・返済を延滞した理由としては、「うっかり」が多数。
支払日や支払額を勘違いしていたり、口座残高が少ないことを忘れていて延滞してしまった人が多いとわかります。
うっかり延滞してしまった場合には、カード会社やカードローン会社に連絡して、口座への入金や振込を行いましょう。
すぐに対応すれば延滞金がかからないケースもあるからです。
延滞の原因によって延滞予防策は異なりますが、うっかり忘れなら「残高に余裕のある銀行口座を引き落とし口座にする」のがおすすめ。
ついクレジットカードを使いすぎて支払いに困ってしまう人は、デビットカード(使ったお金が即時銀行口座から引き落とされるカード)を使うのもおすすめです。
■会社概要
会社名:ウェブスターマーケティング株式会社
所在地:〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ33階
設立:2011年10月
URL: https://webstar-marketing.co.jp/
プレスリリース提供:PR TIMES