プレスリリース
〜設計開発業務における生成AI活用余地を共同で検証〜
AI・ディープラーニング技術のコンサルティングと開発を行う株式会社Ridge-i (本社:東京都千代田区、代表取締役:柳原尚史。以下『リッジアイ』) は、株式会社SUBARU(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長: 大崎篤。以下『SUBARU』)向けに、生成AI活用コンサルティングサービスの提供を開始いたしました。
今回のプロジェクトではリッジアイの「生成AI活用コンサルティングサービス」※1における、生成AI活用戦略の策定を始めとするサービスを提供します。最初は設計開発業務における生成AI活用の戦略実効性を検証します。
■背景
急速なデジタル化の波が押し寄せる中で、事業成長や業務効率化を図る企業にとってDXは急務の課題となっています。一方で、SUBARUの設計開発部門は長い歴史を持つため、蓄積された設計図・写真・文書などの情報量が膨大でその管理は困難を極めています。過去の事例を調査し、有効利用することが難しい状況にあるため潜在的な価値を活用できていない可能性も社内の課題となっていました。
そこで今回は、生成AI活用を軸にした取り組みを実施することで、属人的な知見や、部門内での共有活用に制限されがちな過去の検討結果に効率的にアクセスし、設計開発業務の質の向上や効率化、およびその結果として製品の品質の向上につなげられるかを想定しながら検証を進めます。
■ 概要
設計開発業務において、リッジアイが提供する「生成AI活用コンサルティングサービス」の情報収集フェーズおよび戦略構築・企画フェーズの業務整理や、トライアルケース実施結果などの分析を行うことで、ユースケースの洗い出しおよび実効性を検証します。
[リッジアイが提供するコンサルティングの主業務]
ChatGPTの業務利活用の方法、および留意すべき点の整理
ChatGPTのAPIを活用した社内文書活用の精度検証
業務変革に役立つChatGPTを始めとした生成AI技術の活用方法の検討(プロンプトエンジニアリングや、システム構成検討 等)
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/26963/62/26963-62-5cc70da261f626deeee49e6825ca446f-891x375.png ]
生成AI活用コンサルティングサービス 概念図
■ 今後の展望
本プロジェクトを通じて得られた生成AI活用に関する各種知見を総合し、SUBARUでは本格的な生成AI活用戦略の検討へと活かしていく予定です。それらの検証およびトライアル結果をユースケースとし、より幅広い業務範囲での生成AI展開やその可能性、実際の業務に適用する際のポイントを洗い出していきます。そして業務インパクトおよび実現可能性の両面から、どのようなツールを開発すべきかなど全社活用を想定した検討を実施する予定です。
リッジアイでは、引き続き生成AI活用コンサルティングサービスの提供を通じて、企業がAI技術を安全に導入・活用するための支援を行います。業界および社会全体でのAI活用を推進し、社会に新たな価値をもたらしていけるよう、更なる成長に向けて取り組んでまいります。
(※1)弊社プレスリリース Ridge-iが生成AI活用コンサルティングサービスを開始 〜戦略構築からシステムの設計開発、人財育成に至るまで ワンストップでサービスを提供〜(https://ridge-i.com/news/3940/ )(2023年7月12日)
株式会社Ridge-i(リッジアイ)について
リッジアイは、AI・ディープラーニング技術を活用したソリューションにより、経営・社会課題の解決に挑むテ ックイノベーションファームです。特に、画像解析ディープラーニング、センサーによる異常検知AI、最適化AIなど様々なデータに対応するAIを組み合わせた「マルチモーダルAI」に強みを持ちます。戦略策定から要件定義フェーズに始まり、現場のコンサルテーションから開発・運用保守まで、投資対効果を実感するまで一気通貫で伴走し、多くの実績をあげています。また社会課題にも積極的に取り組んでおり、SDGs課題と環境変化を衛星画像から発見する「GRASP EARTH」などで第4回、第5回宇宙開発利用大賞を連続受賞しました。今後とも技術とビジネスの高みを追求し、社会・顧客が持続的に効果を実感できる最高峰のソリューションを提供します。
会社名: 株式会社Ridge-i
設立: 2016年7月
所在地: 東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル438
代表: 代表取締役社長 柳原 尚史
資本金: 365,650,000円
事業内容:
1. AI・ディープラーニング技術のコンサルティングおよび開発
2. 共同事業、ライセンス、保守モデル、自社開発等によるプロダクトの提供
3. 人工衛星データAI分析サービスの提供
URL: https://ridge-i.com
プレスリリース提供:PR TIMES