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世界最大級の技術経営の国際学会にて「デザイン思考テスト」におけるスコアと課題解決経験の組み合わせ相関を裏付ける論文を発表

(PR TIMES) 2023年10月05日(木)16時15分配信 PR TIMES

VISITS Technologies株式会社(所在地:東京都港区、代表:松本勝 以下、VISITS)の「デザイン思考テスト」で定量化されるデザイン思考スコア(R)と大学生の課題解決経験の組み合わせに関して、慶應義塾大学岩本隆特任教授と共著で研究・投稿を行った論文が、2023年7月「2023 Portland International Conference on Management of Engineering and Technology (PICMET)」(IEEEと連携した国際学会・査読あり)にて採択・発表されました。デザイン思考スコア(R)の有用性については、昨年8月の国際学会でも認められており、今回の採択によって更なる信頼性が担保されました。
デザイン思考スコア(R)は、AI時代に活躍できる人材の見極めにも有効です。VISITSでは、デザイン思考テストを通じ、人材観点でのDX推進支援を目指すとともに、海外における認知獲得も視野に入れ研究を続けてまいります。
論文概要


“Study on Experiences to Enhance Design Thinking Skills”, Takashi Iwamoto, Masaru Matsumoto, Minoru Kuriyama, Ryoji Minami and Kazuma Murao.
(邦訳:『デザイン思考力を高める経験についての研究』, 岩本隆, 松本勝, 栗山実, 見並良治, 村尾一真)
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/19054/62/19054-62-546367b4607240f45600282d8accd1ad-850x487.png ]

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/19054/62/19054-62-bbaae60c562748157b924d47156b8a92-850x463.png ]

「課題発見力・解決策創造力」をスコアリングするデザイン思考テストのスコア有用性の実証のため、大学生受検者のデザイン思考スコア(R)とデザイン思考に関わる経験の有無を取得したデータ※との間で回帰分析を行いました。その結果、3種類の課題解決経験(長期インターンなどの実務経験、ビジネスコンテストへの参加、事業企画経験)と受検スコアとの間に正の相関が認められました。(いずれかの経験のある学生グループとデザイン思考スコアとの相関係数は約0.6)

※事前に許諾を得た約1万人の参加者によるデータを対象とした
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/19054/62/19054-62-0f9edb38738fa12df6643a9e2d0bd579-512x232.png ]

一方で、大学等での授業や企業研修の経験と受検スコアとの間には正の相関は認められませんでした。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/19054/62/19054-62-a93f950e2a39633cd3e4f60d2f8070b9-512x91.png ]

この分析によって、デザイン思考スコアの有用性については、デザイン思考的な考え方が求められる課題解決経験との相関からより強く裏付けられることが実証されました。

国際学会「Portland International Conference on Management of Engineering and Technology (PICMET)」とは


PICMETは、技術経営に関する世界最大規模の国際学会。米国オレゴン州ポートランド市にあるPortland State Universityの技術経営学部を母体として設立された非営利団体が毎年開催しています。

慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任教授岩本隆氏からのコメントと今後の展開


[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/19054/62/19054-62-be8462779aae85c229aa735facfb7ba0-300x300.jpg ]

昨年8月の国際学会での発表内容のネクストステップの研究を実施し、デザイン思考力と経験とのより強い相関性や経験の効果の大小が見い出されたことを発表しました。発表の場では世界各国から集まった研究者の方々から質問やコメントが出され、世界的にデザイン思考への関心が高いことが窺えました。今回は、学生を対象として研究したため大学におけるデザイン思考教育への示唆を出すことができましたが、本研究成果は企業でのデザイン思考力強化にも応用できるものと考えられます。さまざまな場でデザイン思考テストが活用され、デザイン思考に関する研究が更に深まることを期待しています。

VISITS Technologies代表取締役 松本勝からのコメント


[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/19054/62/19054-62-56798eee57ae680d26d9e344f8af41d1-339x339.jpg ]

ChatGPTなどの生成AIが急速に進化し、人々の生活に普及してきました。これまで人間が行っていた作業や、答えのある問いへの解答はAIが行うようになる一方、人には「創造力」や「課題発見・解決力」「目利き力」といったデザイン思考力がますます重要になります。
弊社は不可能と言われていた人の創造力を数値化する「CI技術」を開発し、日米で特許を取得。その技術を駆使して、創造力に関するスコアとタイプ(6 分類)が分かるデザイン思考テストを開発して、2019 年より提供を開始しました。既存の手法では把握できない個人の能力や特徴を知ることができるため、採用・育成・登用領域で活用され、すでに33万人以上が受検しています。昨年に続いて国際学会で発表できたことで、スコアの有効性と信用性が更に学術的に証明され嬉しく思います。これを機に、より幅広い分野でデザイン思考テストが活用され、AI時代を自分らしく生き抜く人が増えるよう尽力してまいります。

「デザイン思考テスト」とは  


[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/19054/62/19054-62-e75f8aa7e146e5acd2d957c828e3dabc-1200x630.jpg ]

デザイン思考は、GAFAを始めとした世界の革新的企業で広く使われている事業創造アプローチです。「デザイン思考テスト」では、VISITSが開発したCI技術(日米特許取得)により、デザイン思考力(創造力や共感力など)が数値化され、デザイン思考スコア(R)として算出されます。2019年7月のサービス提供開始以降、大手コンサルや総合商社など300社以上で導入。主に、採用試験や人材の発掘・育成領域においてスキルを可視化するために活用されています。
サービスサイト:https://design-thinking-test.com/

VISITS Technologiesについて                      


人と組織を変革させることによって、企業のイノベーション創出を支援するスタートアップです。創造力やアイデアの価値を数値化する世界初の技術(日米特許)を開発し、目には見えない人・組織の創造力や多様性など人的資本を可視化する「DXクラウド(デザイン思考テスト)」、共感をベースに多様な人材が繋がり変革サイクルを高速に回す「VISITS forms」といった独自サービスを展開。一人ひとりが自分の才能を最大限発揮して生き生きと働き、多様性を活かして共創できる社会の実現を目指します。

企業概要                                


設立 :2014年6月
資本金 :1億円
所在地 :東京都港区六本木6丁目10番1号 六本木ヒルズ森タワー17階
事業内容 :「創造性を科学し、世界中の誰もが社会価値創造に貢献できるエコシステムを構築する」をミッションとし、合意形成アルゴリズム「コンセンサスインテリジェンス技術」を活用した様々なプロダクトの企画・開発・運営
コーポレートサイト:https://visits.world/



プレスリリース提供:PR TIMES

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