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介護を「個人の課題」から「みんなの話題」へ。介護当事者や従事者、クリエイターなど、業種横断で介護の課題について議論し、解決に向けたアクションを推進する「OPEN CARE PROJECT」発足。

(PR TIMES) 2023年03月16日(木)20時15分配信 PR TIMES

経済産業省は、介護を「個人の課題」から「みんなの話題」へ転換することを目指すプロジェクト「OPEN CARE PROJECT」を発足。介護当事者や介護業務従事者・クリエーター・企業による議論から出た、介護が抱える課題の解決に向け、多様な主体が横断したコミュニティを拡充し、介護に携わるプレイヤーを後押ししていきます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/82634/60/resize/d82634-60-c39d4f8ef7b822468811-0.jpg ]




背景

2025年、第一次ベビーブーム(1947〜1949年)に生まれた「団塊の世代」約800万人の方が後期高齢者になり、日本は世界に類を見ない超高齢社会を迎えます。さらに高齢者の増加に加え、少子高齢化・共働き世帯の増加という日本社会のメガトレンドを踏まえれば、自身の人生設計の中に「介護」というライフイベントを考慮せざるを得ないのは明白であり、介護の当事者も増加傾向になることが見込まれます。

また、従業員の介護発生に伴う労働生産性減少によるインパクトは大きく、働く家族介護者(ビジネスケアラー)の課題に向き合っていくことは急務であり、仕事と介護の両立に関しては、介護休業・休暇等の制度的な対応に加えて、より実効的な支援が必要になります。

こうした課題への対応を進めていくに当たっては、介護離職等のネガティブな側面だけでなく、広く「介護」に係る話題の社会での露出を上げていき、介護の実態を可視化するとともに、その課題について異業種含めて解決していくことが重要です。


プロジェクト概要

「OPEN CARE PROJECT」は、介護を「個人の課題」から「みんなの話題」へ転換することを目的としており、介護当事者や介護業務従事者、メディア、クリエイター、企業等、多様な主体を横断して、介護に関する話題を議論し、課題解決に向けたアクションを推進するプロジェクトです。

具体的には、本プロジェクト趣旨に賛同する団体・個人等が主体となる取組につき、ロゴマークの提供等を通じて後押しするとともに、介護当事者やクリエイターといった業種横断での対話・マッチングの場を設けることでコミュニティ拡充や社会機運の醸成を図ります。

「OPEN CARE PROJECT」ホームページ
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/opencareproject/index.html


「OPEN CARE PROJECT」ステートメント

長寿大国、日本。
生きる時間が伸びたことで、しあわせな瞬間も増えた。
だけど、 不安が増えたのも事実。
たとえば、認知症や老後資金に関する不安。

2025年、団塊の世代である800万人が
後期高齢者へ。

その前に、介護を誰かの問題だと片付けるのは、
もう終わりにしよう。

みんなで介護をアップデートしよう。
みんなで現状を知って、
みんなで課題解決するためのアイデアを考えよう。

ひとりひとりタイミングは異なれど、
介護は誰しもに関係があることなのだから。

長生きしてみたい未来が、今はじまる。

介護を、「個人の課題」から「みんなの話題」へ。
OPEN CARE PROJECT


「OPEN CARE PROJECT」ロゴマークについて

「OPEN CARE PROJECT」では、プロジェクトのキャッチコピーである『介護を「個人の課題」から「みんなの話題」へ』をわかりやすく表現したロゴを開発。
会話がなかった状態を、OPENの「O」で、会話が生まれた状態をCAREの「C」で表現しました。

なお、本プロジェクトロゴは、使用規約に同意の上、申請をいただければ、どなたでもご活用いただことが可能です。商品やイベント、キャンペーンに合わせてご活用いただけるようロゴマークをご用意していますので、ぜひ取組にご活用ください。


「OPEN CARE TALKS」について


[画像2: https://prtimes.jp/i/82634/60/resize/d82634-60-a7aeb9cbedcaad359903-1.jpg ]


「OPEN CARE PROJECT」では、本日の立ち上げに至るまでに、介護当事者、介護業務従事者に加え、クリエイターも交えた討論会「OPEN CARE TALKS」を3度開催。多様な背景を持つ参加者同士で、「介護」が抱える課題の共有から、解決に向けたアイデア開発に関する議論まで実施してきました。

<「OPEN CARE TALKS」3つのポイント>
1、多様な背景を持つ参加者同士で議論を行う
介護当事者、介護業務従事者、企画者の3組が議論する場を設計。
異なる視点を持つ三者が意見を持ち寄り、議論を深めました。

2、課題共有だけでなく、アイデア開発まで行う
介護に関する実態を把握すると共に、課題を解決するためのアイデアをみんなで議論。
トークセッションで出たアイデアは、実現に向けて、動くことも視野に入れます。

3、TALKSで出たアイデアは、みんなで形に。
議論の中で出たアイデアは、みんなのもの。そのまま取り組んでみるのも、議論内容をもとにアイデアを考えるのも自由です。

<スタッフリスト>
Creative Director / Planner: 小林 大地 氏(The Breakthrough Company GO)
Copywriter: 奥山 光子 氏(The Breakthrough Company GO)
Planner: 金指 孝章 氏(The Breakthrough Company GO)
Business Producer: 大長 敬典 氏(The Breakthrough Company GO)
Creative Director / Art Director: 小川 貴之 氏(Right Design Inc.)
Project Producer: 秋本 可愛 氏(Blanket)

<「OPEN CARE TALKS」#1 登壇者>
Right Design Inc. 代表 小川 貴之 氏
テレビ東京 演出・プロデューサー 工藤 里紗 氏
一般社団法人マリーゴールド 理事/NPO法人 理事 島影 真奈美 氏
タレント ハリー 杉山 氏
司法書士 村山 澄江 氏
一般社団法人マリーゴールド 代表理事 矢尾 眞理子 氏

<「OPEN CARE TALKS」#2 登壇者>
リクルートワークス研究所 主任研究員 大嶋 寧子 氏
ハウス食品グループ本社株式会社 ダイバーシティ推進部 部長 加藤 淳子 氏
白梅学園大学研究員/介護福祉士 上条 百里奈 氏
HARKEN クリエイティブディレクター 木本 梨絵 氏
The Breakthrough Company GO代表取締役 三浦 崇宏 氏
株式会社電通 ソリューション・デザイン局 ビジネス・コンサルティング部 山田 愛純 氏

<「OPEN CARE TALKS」#3 登壇者>
The Breakthrough Company GO Creative Director 小林 大地 氏
株式会社musbun CEO 鈴村 萌芽 氏
一般社団法人えんがお 代表理事 濱野 将行 氏
DAYS BLG! 代表 前田 隆行 氏
毎日放送 東京制作部 テレビプロデューサー/演出家 水野 雅之 氏
一般社団法人ヤングケアラー協会 代表理事 宮崎 成悟 氏


「OPEN CARE PROJECT」発足発表会について

「OPEN CARE PROJECT」では、プロジェクトの立ち上げを記念し、「OPEN CARE PROJECT」発足発表会を、本日3月16日(水)に開催しました。発表会では、「OPEN CARE TALKS」の振り返りや、今後プロジェクトに期待することについてトークセッションを実施しました。

[画像3: https://prtimes.jp/i/82634/60/resize/d82634-60-d2ef2b802a9bb58bb68e-2.jpg ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/82634/60/resize/d82634-60-a22d54fe23d6864d4cc4-3.jpg ]



プレスリリース提供:PR TIMES

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