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GROUND、AIを活用した物流施設統合管理・最適化システム『GWES(ジーダブルイーエス)』を新たに自社開発し、2021年8月2日より提供開始

(PR TIMES) 2021年06月15日(火)17時45分配信 PR TIMES

〜 次世代型物流施設の基盤構築と物流DXを支援 〜

日本のLogiTech(R)※1をリードするGROUND株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 CEO:宮田 啓友、以下「GROUND」)は、自社開発した物流施設統合管理・最適化システム『GWES』(:『GROUND Warehouse Execution System』)を2021年8月2日(月)より提供開始し、トラスコ中山株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:中山 哲也)が2024年に本格稼働させる同社最大の物流施設「プラネット愛知」に導入される予定であることをお知らせします。
同システムは、2020年9月末より提供を開始したAI物流ソフトウェア『DyAS(ディアス)』で培ったノウハウを基に、新たに追加開発した機能を拡充した、汎用性・拡張性の高いパッケージシステムです。
今後、『DyAS』は『GWES』へ統合されるとともに、販売・導入支援・保守サポート体制を再構築し、GROUNDからの直接販売に加え、広くパートナーシップを募り、代理店を通した提供も開始します。

また、『GWES』は、今後国内で需要が高まることが予想されるWarehouse Execution System(倉庫実行システム)として、ミドルウェアとなる共通データ基盤、そしてAIを適用した各種機能モジュール群で構成されています。メーカーを問わず、さまざまなハードウェア(マテハン・ロボット)やソフトウェア(Warehouse Management System、以下「WMS」・Warehouse Control System、以下「WCS」)とシームレスに連携することによりデジタル化を推進し、物流施設全体の最適化や可視化を実現します。

[画像1: https://prtimes.jp/i/19139/60/resize/d19139-60-122870-0.png ]


■ 『GWES』の概要

<販売形態>
お客様の目的や課題に合わせ、1モジュールのみの導入やモジュールの段階導入が可能です。

<構成>
『GWES』は、以下の4つの役割、7モジュールで構成されます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/19139/60/resize/d19139-60-245306-1.png ]

<特長>
1.物流施設の可視化・分析
・作業の進捗状況をリアルタイムに可視化することにより、作業遅延の監視や遅延リカバリー対策が可能です。また、予測が困難とされる翌日以降の作業量をシミュレーションすることができます。
・外部システム(WMS・WCSなど)と連携した作業実績データをさまざまな角度で集計・分析・可視化し、工程別の作業量や時間帯別の作業実績を確認することが可能です。
・地図作成モジュール『Map Editor』で作成する物流施設内の地図情報を利用し、在庫を可視化します。

2.業務自動化・リソース最適化
・商品の格納場所が近いオーダーを1台の作業台車(フォークリフト/ロボット/カゴ車など)の積載可能量を踏まえて集約し、ピッキング順序をコントロールします。これにより、ピッキング作業時の移動距離を短縮し、スループット向上に寄与します。
・人では計算の難しい多数のパラメーターを同時解析し、作業効率、保管効率の高い在庫配置のロケーションを提案します。

3.物流施設内ハードウェア・ソフトウェアの統合管理
・物流施設内のさまざまなハードウェアやソフトウェアが有する各種情報を統合管理し、デジタル化を促進する接続基盤です。外部システム(WMS・WCS等)と連携したデータはGWES標準データに変換され、既存システムの大幅な改修をすることなく、システム間のデータ入出力が可能となります。

4.物流施設内地図のデジタル化
・物流オペレーションの効率化に必要な物流施設内の地図情報(日々のレイアウト変更や動線ルールなども含む)を簡単にデジタル化します。

■ EC・物流業界を取り巻く環境

EC市場の急速な成長により、この10年で世界の流通モデルは変化しました。消費者ニーズの高度化や多様化、配送短期化、人件費や運送費の高騰、物流施設管理者においては膨大な在庫管理や複数リソースの稼働管理など、流通・物流を取り巻く環境は厳しさを増し、ロボットやAIといった新しいテクノロジーやデータの活用に大きな期待が寄せられています。
また、少子高齢化の加速に伴い、2010年から2060年までの50年間における生産年齢人口の半減※2が大きな社会課題の一つとなっていること、そして新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う緊急事態宣言や外出自粛要請により、社会インフラとしてECや物流への需要が拡大し、その持続可能なあり方が問われるようになりました。 こういった背景を受け、今後、物流倉庫内の最適化に向けたニーズがさらに高まることが予想されます。

※1:『LogiTech(R)』、『Intelligent Logistics(R)』は、GROUND株式会社の登録商標または商標です。
※2:出典 国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集2016」

<参考資料>
これまでにトラスコ中山株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:中山 哲也)および三菱倉庫株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:藤倉 正夫)とそれぞれAI物流ソフトウェア『DyAS』の共同実証実験を行い、両社の物流施設内作業の生産性向上に寄与しました。
また、日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:平岡 昭良)と共に、『DyAS』を基盤とした物流エコシステムの創出を目指しています。

2020年
自社開発のAI物流ソフトウェア『DyAS』を2020年9月28日より提供開始
https://groundinc.co.jp/blog/2020/09/28/release-20200928/

2020年
日本ユニシスと 物流エコシステム共同事業の立ち上げへ -2億円の資金調達を実施し、物流の社会課題解決を目指す-
https://groundinc.co.jp/blog/2020/06/04/release-20200604/

2020年
AI物流ソフトウェア『DyAS』を三菱倉庫へ提供
https://groundinc.co.jp/blog/2020/04/30/release-20200430/

2018年
NEDOの助成事業“AIシステム共同開発支援事業”に採択され、GROUNDが自社開発するAI物流ソフトウェア『DyAS』をトラスコ中山と共に物流現場での実証実験へ
https://groundinc.co.jp/blog/2018/07/12/release_20180712/

■ GROUND株式会社について
GROUNDは、“Intelligent Logistics(R)”の実現を目指して、物流領域における世界の最先端テクノロジー(LogiTech(R))に基づく革新的ソリューションの提供を行う企業です。代表の宮田をはじめとするGROUNDメンバーは、ロジスティクス、サプライチェーンだけでなく、データサイエンスやマーケティングにおいても豊富な経験を持ち、国内外の最新のテクノロジーに関して幅広い知識やネットワークを有しています。これらを背景に、日々高度化・複雑化する物流オペレーションに対して、需要と供給のバランスを考慮する最適なハードウェア及びソフトウェアで構成されたソリューションを提供しています。

社名: GROUND株式会社
事業概要: テクノロジーを活用した物流ソリューションの提供
設立: 2015年4月
所在地: 東京都江東区青海二丁目7-4 the SOHO 3F
代表者: 代表取締役 宮田 啓友
資本金: 11億円(2020年7月末)
URL: https://groundinc.co.jp



プレスリリース提供:PR TIMES

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