プレスリリース
海士町が海外の自治体との間で覚書に署名したのは本件が初
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海士町は、令和6年9月25日(水)、ブータン王国チュカ県と国際交流覚書に署名しました。この国際交流覚書は、海士町とチュカ県が対等な立場で、双方の教育魅力化、地域の活性化、人材育成の促進を図ることを目的としています。海士町が海外の自治体との間で覚書に署名したのは本件が初めてです。
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チュカ県の風景
チュカ県はブータン国の首都ティンプーから南へ車で約3時間の山岳地帯の中にあります。自然豊かな山間で農業が営まれており、地元の伝統的な生活が色濃く残る地域です。ブータンの生活を支える水力発電所であるチュカ・ダムがあります。インド国境に位置しているため、物資の流通拠点でもあります。
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チュカ県庁
海士町は、2016年以降、毎年、ブータン国からの研修員を受け入れ、教育魅力化、地域振興、観光などの分野で学び合いを行ってきました。2022年からは、JICA草の根技術協力「地方活性化のための教育魅力化」を開始し、ブータン教育省やチュカ県の高校と連携して地域課題解決型学習の推進に取り組んでいます。その中では、隠岐島前高校の高校生をブータン国チュカ県に派遣しブータンの高校生と学び合う等のユニークな活動を行っています。
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チュカ県の高校の授業風景
2024年1月には、万博国際交流プログラムの支援を得て、3名のブータン人高校生が海士町に来島し、隠岐島前高校生と学習成果発表を行いました。また、9月からブータンの短期留学生が隠岐島前高校で学んでいます。
海士町は、ブータン国チュカ県とのパートナーシップを通じ、魅力ある人づくり、地域や世界とのつながり、交流・関係人口の拡大を進めていきます。
海士町とは
持続可能な島づくりを目指して海士町は、「自立・挑戦・交流 × 継承・団結」を町政の経営指針に掲げ、「ないものはない」を合言葉に、島国であるが故の価値や生き様を島内外に発信しながら、様々な分野で島の生き残りをかけた挑戦を続けています。
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これからも引き続き、島の歴史や伝統文化を「継承」し、島に根付いた半農半漁の暮らし、地域の絆や信頼から生まれる支え合いの気持ちを大切にしながら、「団結」して、みんなでしゃばる(方言:強く引っ張るの意)島づくりを目指していきます。
■海士町らしい価値観
「ないものはない」(なくてもよい、大事なことはすべてここにある)
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プレスリリース提供:PR TIMES