プレスリリース
公共空間に人が集う心地良い居場所を
摂南大学(学長:久保康之)建築学科の大谷由紀子教授のゼミに所属する学生らが3年生の授業「建築ゼミIII」において、「まちなかの居場所づくり」をテーマに京阪本線寝屋川市駅東側の駅前広場にある歩行者デッキ下を活用し、プレイスメイキングの社会実験を行います。
本件のポイント
●建築を学ぶ学生が公共空間の使われ方を考え、にぎわいのある場づくりを提案
●展示やゲームに段ボールやペットボトルを再利用し、参加者の環境意識を高める
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学生が設計した組み立て式の段ボールハウス
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巨大ジェンガなど子供らが楽しめるゲームも
プレイスメイキングとは、公的施設等を活用した居心地の良い空間づくりによって、コンテンツが生まれ、そこからにぎわいや魅力が増し、まちの価値が高まっていくという概念です。国土交通省が2014年に「プレイスメイキングを推進する」と明言したことで国内の注目度も高まり、さまざまな取り組みが各地で展開されています。
大谷教授のゼミでは、本学が位置する寝屋川市の駅前広場の一角にほとんど活用されていない空間があることに着目。観察調査から若年層やファミリー層の通行が少ないことが分かりました。そこで、段ボールで作った小型の家(床は1.7m×1.7m)やクリスマスツリー、子供が体を使って楽しめるゲームを設けたイベントを企画しました。SDGsの実現にも貢献できるよう、使用する材料は廃棄予定のペットボトルや学科の展示で使用した段ボールを再利用します。クリスマスが近いことから、段ボールのツリーやイルミネーションなどの明かりもつけ、日ごろ通行している住民に新たな空間活用の可能性に気づいてもらいます。
まちと人を結び付け、心地よい居場所づくりに向けた検証を行います。
Setsunan × Neyagawa 〜暖ボールで暮らすマス〜
1. 開催日時:2023年12月9日(土)14:00〜17:00
※11:30から会場で段ボールハウスとツリーを組み立てます。
2. 場 所:京阪本線 寝屋川市駅 東側駅前広場歩行者デッキ下(寝屋川市早子町16-11)
3. 協 力:都市再生推進法人アドバンス寝屋川マネジメント、BestenDank、タカムラ産業
ポスター
https://prtimes.jp/a/?f=d40230-59-5d6feb1a63da564fdca25b0b6365ab73.pdf
https://prtimes.jp/a/?f=d40230-59-58930f7a74b0911150baf9fce52f8b86.pdf
プレスリリース提供:PR TIMES