プレスリリース
大学初、対話エンジンとMicrosoft Teamsを連動させ窓口業務のDXを実現
株式会社PKSHA Technology(代表取締役:上野山 勝也、以下PKSHA)は、グループ会社である株式会社PKSHA Workplace(本社:東京都文京区、代表取締役:上野山 勝也)が、京都橘大学(所在地:京都府京都市、学長:日比野 英子)において、深層学習と自然言語処理 (NLP) を活用した対話エンジン「PKSHA Chatbot」(※)を運用することになりましたので、お知らせします。PKSHA Workplaceは、多様なAI SaaSプロダクトにより、働く人々とソフトウエアが相互に関わり合いながら共に進化していく新たな関係性を実現し、企業のDX推進を支援します。
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導入の背景:既存チャットボットの改善と通信教育課程での活用検討
京都橘大学では、DX(デジタルトランスフォーメーション)の取組みを進める中で以前より窓口業務の省人化・可視化に向け包括的にプロジェクトを進めていました。通学課程においては、学内問合せの効率化を目指し、一部チャットボットを導入していましたが、定着・定常的な活用のハードルが高く、全学的な活用までには至っていませんでした。
一方、近隣大学で恒常的な活用が進み、効率化を実現していたシステムの事例から、大学で多数の導入実績があるPKSHA Workplace社との連携及び通信教育課程への新規導入検討が進み、今回のPoC(Proof of Concept:概念実証)に至りました。
導入に向けた焦点:Microsoft Teamsとの連携による機能性の高さを評価
通信教育課程におけるチャットボットの活用領域として、主に、学外からの受験希望者に向けた入試問い合わせ対応及び、学内における在学生に向けた教務関連の問い合わせ対応を前提としていました。PoCの中では、窓口の効率化に加え、付加価値向上を視野に、主に以下の3点が重要視されていました。
・精度 :学内の用語を正確に回答可能か
・運用性 :業務部門においても既存の運用に加えて、問題なく管理・運用が可能か
・データ活用:学生の集約や、入学の資料請求につながるようなマーケティング用途での活用が可能か
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通信教育課程のメンバーによる1か月間の試験運用を通じて、各メンバーが通常の運用に加え、資料請求につながるような運用フローを問題なく組めることが確認出来ました。また、PKSHA ChatbotはMicrosoft Teamsと連携している唯一のチャットツールであることから、大学内で広く浸透しているMicrosoft Teamsとの連携を通じた将来的な活用が見込まれる事も、今回の決定要因として評価されました。チャットボットによる一次応答の対応だけでなく、最終的な有人対応を組み合わせる事により、Microsoft Teams上で在学生からの問合せを集約できる可能性も見据えられています。また、学生からの問合せだけでなく、大学教職員間のコミュニケーションにも活用できるテーマとして期待されています。
今後の展望:学内全体へのチャットボットの導入を目指す
短期的には、通信教育課程での活用と定着化を進めていきます。同時に実運用での問題点を整理しながら通学課程や教職員全体にも利用を促進させ、中長期的に導入範囲を学内全体へと拡大する予定です。
※ :2022年秋より同名称(現名称BEDORE Conversation)、PKSHAグループのAI SaaS製品の名称を「PKSHA(パークシャ)」ブランドに統一いたします。(9月5日発表)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000022705.html
◆京都橘大学概要(2022.5.1 現在)
京都橘大学は、国際・人文・教育・社会・工学・看護・医療系の8学部15学科、5研究科と通信教育課程を有する総合大学です。本学は、教学理念に「自立・共生・臨床の知」を掲げています。本学での学びが多角的に物事を検討し、判断し、決定できる「自立」の力を育み、世界中のさまざまな文化や経済の仕組みをもつ人々と理解しあえる「共生」の姿勢を身につけ、学内外のフィールドで学んだ成果を社会へ還元する「臨床の知」へつなげることを目標にしています。
・学園創立と建学の精神
学園名:学校法人京都橘学園(1902年学園創立)
創立者:中森 孟夫
建学の精神:「力を実業教育に注ぎて、将来自営独立の実力を得しめん」
・大学概要
大学名: 京都橘大学(1967年大学開学)
所在地: 京都市山科区大宅山田町34
学長: 日比野 英子
教学理念:「自立 共生 臨床の知」
学生数: 5,977名 (学部:5,891名、大学院:86名)
専任教員数:229名(助手含む)*学外からの出向者、看護研修センター教員、非常勤教員は含めず。
◆PKSHA Workplaceについて
未来の日本の働き方を提案すべく、PKSHA AI SaaS製品の開発・販売を行っています。日本特有の働き方の課題解決に向き合い、従業員体験の向上に日々悩まれる経営者の方々に対して、コロナ禍で変容した新たな環境でも社員の才能や熱意が最大限発揮されることを支援するAI SaaS製品を企画・開発・販売していくべく設立されました。ハイブリッド・ワーク時代に合わせた社内での新しいコミュニケーションのあり方を提案して参ります。
◆PKSHA Technology グループについて
「未来のソフトウエアを形にする」をミッションに、企業と顧客の未来の関係性を創るべく自社開発した機械学習/深層学習領域のアルゴリズムを用いたAIソリューションの開発・AI SaaSの提供を行っています。自然言語処理技術を用いた自動応答や、画像/動画認識、予測モデルなど多岐に渡る技術をベースにお客様の課題にあわせた解決策を提供する他、共通課題を解決するAI SaaSの展開により、日本のDX推進を多面的に支援し、人とソフトウエアが共進化する豊かな社会を目指します。
会社名:株式会社PKSHA Technology
所在地:東京都文京区本郷 2-35-10 本郷瀬川ビル 4F
代表者:代表取締役 上野山 勝也URL: https://www.pkshatech.com/
プレスリリース提供:PR TIMES