プレスリリース
株式会社ProVision(横浜本社:神奈川県横浜市、社長:佐藤 瞳、以下:ProVision)所属パラアスリート社員の馬場圭美選手(パラアルペンスキー)が、2023年1月14日(土)に行われる『令和4年度神奈川県スポーツ優秀選手表彰式』にて、受賞者として選出されました。馬場選手は、日本障害者スキー連盟強化選手に指定されており、2021-22シーズンは計6大会14種目に出場し全ての大会で入賞、うち4大会9種目で優勝という結果を残しております。
『令和4年度神奈川県スポーツ優秀選手表彰式』について
神奈川県スポーツ優秀選手表彰は、令和3年12月1日から令和4年11月30日までのスポーツの競技大会において優秀な成績を収め、神奈川県のスポーツ水準の向上に功績のあった個人及び団体を表彰するものです。
表彰の内容は、全国大会優勝(個人) 163人、国際大会優秀成績(個人) 51人、新記録樹立(個人)10人、全国大会優勝(団体)33団体 330人となります。
■表彰式
・日時:令和5年1月14日(土曜日) 11時00分から12時00分まで
・会場:神奈川県立総合教育センター 講堂(藤沢市善行7丁目1-1)
・内容:令和4年度神奈川県スポーツ功労者表彰式
令和4年度神奈川県スポーツ優秀選手表彰式
■表彰式詳細について
神奈川県記者発表資料
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/tz5/prs/r6950651.html
馬場選手について
[画像1: https://prtimes.jp/i/99874/57/resize/d99874-57-08dd3430522bd3408c07-0.jpg ]
1990年11月30日生まれ。神奈川県川崎市出身。幼少期からスキーや水泳を始め、現在はProVisionに所属するアスリート社員の中で、唯一のパラアスリートとして活動している。主にパラアルペンスキー(知的障害クラス)、パラ水泳(聴覚障害クラス)の大会に出場しており、日本ID※アルペンスキー競技大会優勝、日本パラ水泳選手権大会優勝など輝かしい成績を残している。2021年には、日本障害者スキー連盟強化指定選手に選出された。2022-23シーズンでは、国内大会での活躍はもちろん国際大会への出場も期待されている。
※ID:知的能力障害(Intellectual Disability)
■馬場選手の2021-22シーズン結果の詳細はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000099874.html
■日本障害者スキー連盟強化指定選手(IDアルペン)
https://jps-ski.com/players/game_type/id-alpine
障がい者アスリートの現状
ProVisionでは、ラクロス、ビーチサッカー、ホッケー、カバディ、eスポーツなど様々な競技のアスリートが在籍しておりますが、障がいの有無に関わらず選手としての収入が少なく大会参加費などを含めると出費の方が多くなってしまうスポーツも多くあります。馬場選手の場合、IDアルペンスキーは北海道や長野にて合宿や大会が行われるため、遠征費等も必要となります。また、障がい者の所得は一般雇用枠と比べ平均月収が低く、さらに、身体障がいや発達障がいと比較しても、知的障がいの平均賃金が最も低いという状況にあります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/99874/57/resize/d99874-57-daaaeaa72137dfa526ae-3.jpg ]
馬場選手はこういった厳しい環境の中でも「パラアスリートのすそ野を広げたい」「障がい者の新たなキャリアを創りたい」という想いのもとIDアルペンスキーを続け、2021年にProVisionへ入社しました。ProVisionではこのような背景を踏まえ、移動費など活動費の支援や練習拠点からのリモート業務・時短業務などの柔軟な働き方の導入を行いました。その結果、デュアルキャリアで競技と業務を両立し馬場選手はパラアスリートとして結果を残しています。
馬場選手の働く環境
[画像3: https://prtimes.jp/i/99874/57/resize/d99874-57-adcdf40854e2fc738bb1-5.png ]
<馬場選手の働き方>
障がい当事者の方と一緒に働くうえで、周りの社員の障害に対する理解や、合理的配慮が不可欠です。馬場選手は軽度の知的障害と聴覚障害を持っていますが、対面でのコミュニケーションの際は、マスクを外して口の動きが見えやすいようにする、会議の際はタブレット端末の音声認識アプリを活用するなど、周りの社員と協力することで滞りなく業務を進めています。馬場選手は、業務管理部としてチラシ詰めの作業や備品整理など、社員が集中して働けるよう環境整備を行っています。
<仕事と競技との両立>
馬場選手は毎年スキーシーズンに入ると、テレワークの割合を増やすなどして競技練習の時間を確保しています。特に12月頃からは拠点となる長野県で合宿が始まり、週末は大会に参加するなど競技活動の割合が増えるため、部署内のメンバーと業務量を調整しながら競技活動に取り組んでいます。
ProVisionのアスリート採用について
[画像4: https://prtimes.jp/i/99874/57/resize/d99874-57-e3e41c2c6f4a856f9a05-2.png ]
ProVisionは、コーポレートアイデンティティとして「百花繚乱」を掲げており、様々な個性・バックグラウンドを持つ社員が、それぞれの特性を生かして活躍しています。その中で、2020年からスタートした取り組みが「アスリート採用」です。
競技活動を続けながら仕事に取り組みたい現役アスリートを「アスリート社員」という形で採用し、仕事と競技活動をどちらも並行して取り組むデュアルキャリアを推進してきました。現在はラクロス、ビーチサッカー、ホッケー、カバディ、eスポーツなど様々な競技のアスリートが在籍し、競技活動と仕事を両立して取り組んでいます。
ProVisionは今後も、パラアルペンスキーをはじめとするパラスポーツ競技の発展と、競技と仕事を両立するアスリート社員の活躍を応援してまいります。
【株式会社ProVision(プロビジョン)について】
横浜本社:〒220-8140 神奈川県横浜市西区みなとみらい2丁目2番1号 横浜ランドマークタワー40階/33階・38階(検証ラボ)
代表者:社長 佐藤 瞳
設立:2005年4月
電話番号:045-872-4000
URL:https://www.pro-vision.jp/
横浜本社事業内容:
・品質検証事業
・品質コンサルタント事業
・業務DX・RPA導入サポート事業
・ニアショア事業
・オフショア事業
・ビジネスマッチングサービス「PRO∞LINK」開発・運営
https://www.pv-prolink.jp/
*記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
*本文書に記載している情報は、発表日時点のものです。
プレスリリース提供:PR TIMES