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双日、次世代ワクチン技術を開発する米/ VLP Therapeutics, Inc.に追加出資

(PR TIMES) 2021年12月27日(月)14時45分配信 PR TIMES

双日株式会社は、マラリア、デング熱、がんなどのワクチンを研究開発する米国バイオテクノロジー企業VLP Therapeutics,Inc.(本社:米国メリーランド州ゲイサーズバーグ、CEO:赤畑渉、以下「VLPT」)が実施する第三者割当増資に参画、出資しました。双日は2021年3月の出資に続き、今回の増資引き受けや事業運営サポートを通じ、VLPTの研究開発の加速と早期の治験開始・実用化に向けた取り組みをサポートします。
VLPTは、2013年、世界の「満たされていないメディカル・ニーズ」に応え、従来のワクチン療法を一変する革新的な治療法の開発を目的に、米国立衛生研究所ワクチン研究センターでワクチンの研究・開発を行っていた赤畑渉氏が設立しました。赤畑氏が開発した独自のVLP(ウイルス様粒子)*1を基盤技術として、がんに対する治療  ワクチンとマラリア、デング熱等に対する予防ワクチンの研究開発を進めています。
*1:Virus Like Particlesの略称。ウイルスのゲノム情報を含まないウイルスの殻と同形の無害な粒子。
無力化したウイルスと同形のVLPを体内に投与することで、免疫反応を起こし、予め抗体を作らせる。

 また、VLPT100%子会社のVLP Therapeutics Japan合同会社(本社:東京都千代田区、代表職務執行者:赤畑渉)は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構および 厚生労働省の支援により、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)に対するワクチンをVLPT のレプリコン(次世代mRNA)技術*2を用いて研究・開発に取り組み、   2021年10月から第1相治験を進めています。
*2:接種したmRNAが体内で一定期間、自己増殖するタイプのmRNAワクチン技術。
現行のmRNAワクチンと比べて10〜100分の1程度の接種量が見込まれることから短期間で日本全人口分の
製造が可能となることと、副反応が低減されることが期待される。

双日はアジア、南米、アフリカなどの需要地に有する緊密な海外ネットワークや 様々な事業活動で培った事業化の知見を活用し、今後のVLPTの世界的な事業展開を支援し、世界中の多くの人々の健やかな暮らしや医療の発展に貢献して参ります。

(ご参考)
【VLPTの概要】
[表: https://prtimes.jp/data/corp/73843/table/57_1_506d25f92180be36680ef8e82856d961.jpg ]


プレスリリース提供:PR TIMES

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