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株式会社サンゲツ

「TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)」提言に賛同を表明 気候変動に対する情報開示を強化

(PR TIMES) 2022年02月08日(火)12時15分配信 PR TIMES

株式会社サンゲツ(本社:愛知県名古屋市、代表取締役 社長執行役員:安田正介)は、このたび、「TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)」の提言に賛同しました。
当社グループでは「事業活動における環境負荷の低減」を経営の重要課題と位置付け、気候変動に伴うリスクと機会をふまえ、課題解決に向けた取り組みを進めています。
今後はTCFD提言に沿った計画の着実な実行、取り組みの充実および情報開示の拡充を進めることで、地球環境を守るサステイナブルな社会の実現に貢献していきます。
◆プレスリリース原本(PDF):https://prtimes.jp/a/?f=d54227-20220204-9c943530d35cd55eea5ddd394940f9d5.pdf
◆WEBサイト:https://www.sangetsu.co.jp/information/detail/20220204120004.html


■サンゲツグループの気候変動に関する取り組み
当社は、サンゲツグループ長期ビジョン【 DESIGN 2030 】で目指す社会的価値として、「みんなで(Inclusive) いつまでも(Sustainable) 楽しさあふれる(Enjoyable)社会の実現」を掲げ、グループ全体での環境負荷の低減に取り組んでいます。
GHG(温室効果ガス)排出量の削減については、サンゲツ単体(Scope1・2)としての目標に「2030年度カーボンニュートラル」を掲げ、2018年度比削減率で2022年度に30%減、2030年度には排出量を実質ゼロとすることを目指しています。また、仕入先の事業活動などを含むScope3での取り組みや、グループ連結での目標設定の検討を行っています。

※Scope1…サンゲツの事業活動による排出、燃料使用に伴う直接排出
 Scope2…外部から購入する電力や熱の使用に伴う間接排出


「2030年度カーボンニュートラル」に向けた取り組みについて
サンゲツ単体での「2030年度カーボンニュートラル」目標達成のために、当社は、自社設備での省エネ、太陽光発電などでの創エネ、排出係数の低い電力の調達など、さまざまな取り組みを進めています。

1.営業車両における低燃費への推進
営業車両においてハイブリッド車両を中心とする環境対応/低燃費車への全面移行を進め、2022年度には対象車両すべてを移行する予定です。また、全営業車両にGPSを利用したテレマティクスを装備し、急加速・急ブレーキ・スピード超過等の情報を収集することで、安全管理とともに温室効果ガスの削減につながるエコドライブを強化しています。
これらの施策により、2020年度のガソリン使用量は、対策前の2014年度と比較して51%改善しました。

ガソリン使用量の推移
[画像1: https://prtimes.jp/i/54227/57/resize/d54227-57-bd54678d1cec9269736e-2.png ]



2.太陽光発電によるエネルギーの創出
2014年に、当社の物流拠点である中部ロジスティクスセンターIの屋上に太陽光発電パネルを搭載し、自然エネルギーの有効活用に取り組んでいます。2020年度は、※508,251kWhの電力を発電したほか、2022年度には新たな拠点への太陽光発電パネルの追加搭載を予定しています。
※一般家庭166世帯分の年間電力量に相当。
参考:一般家庭(30A契約)1 世帯あたりの1ヵ月分の使用電力量255kWh(2014年度、東京電力)

3.新電力の導入
当社のScope1・2におけるGHG 排出量のうち、約7割が電気使用によるものです。当社では2016年1月より、電気を多く使う高圧電力の拠点を、CO2排出係数の少ない新電力を提供する供給元に随時切り替えることで、GHG排出量の削減に取り組んでいます。

4.電気使用効率の向上
設備そのものを更新する取り組みだけでなく、運用によってエネルギーを削減する対策も推進しています。自社製品である遮熱フィルムをガラス面に施し、空調効率を向上させているほか、最大電力の制御や冷暖房温度の上げ下げ、運転時間の短縮による空調管理の厳密化、クールビズ・ウォームビズの積極的導入、働き方の見直しなどを実施しています。
2018年度には、クラウド化によるサーバーの削減、省電力タイプパソコンの全社導入を実施し、CO2排出量を削減しました。

・サンゲツ 会社情報サイト>> サステナビリティ>> (E)環境「気候変動」
https://www.sangetsu.co.jp/company/sustainability/environment/climatechange.html


■TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)

[画像2: https://prtimes.jp/i/54227/57/resize/d54227-57-199895ab13d5d8222534-0.png ]

TCFDとは、G20の要請を受けて金融安定理事会(FSB)が設立した、企業の気候変動に関する情報開示および金融機関の対応を検討するタスクフォースです。企業に対し、気候変動関連リスクおよび機会に関する、ガバナンスや戦略、リスク管理、指標と目標について開示することを推奨しています。

・TCFD WEB サイト
https://www.fsb-tcfd.org/


◆株式会社サンゲツについて
住宅から非住宅分野まで、人々の暮らしに利用される壁装材(国内シェアの約50%)、床材、ファブリック(カーテン・椅子生地)を中心に、自社での商品企画・開発、販売を行っています。ブランドステートメント「Joy of Design」を掲げ、新しい空間を創りだす人々にデザインするよろこびを提供しています。
社名     :株式会社サンゲツ(Sangetsu Corporation)
代表者名   :代表取締役 社長執行役員 安田 正介
売上高(連結):1,453億円(2021年3月期)
本社所在地  :愛知県名古屋市西区幅下一丁目4番1号
https://www.sangetsu.co.jp/



プレスリリース提供:PR TIMES

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