プレスリリース
心やすらぐ風が吹く「風待ちの丘」で出会ったのは、絵から出てきた一人の不思議な少年だった――。胸にすっと爽やかな風が吹きこむ作品『不思議や「風待ち」』。
中学生向けの児童書です。絵の中に入り込める不思議な少女の冒険描いた物語です。
株式会社新興出版社啓林館(本社:大阪市、代表取締役社長:佐藤諭史)は、2022年3月31日(木)より『不思議屋「風待ち」』(文研じゅべにーるYAシリーズ)を、文研出版ブランドにて全国の書店で順次発売いたします。
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★あらすじ
ここで待っていると、必ず風が吹くんだよ。
だから風待ちの丘。
少しくらい嫌なことがあってもさ、ここで胸いっぱいに息を吸い込むと、そんなもん全部吹き飛んじまう。
この子はね、いつか飛び立つ日のために風を待っているんだ。
-私はどんな風を待っているのだろうか。
★編集者より
母とけんかをして、画廊「風待ち」に家出をしてきた美音は、ある特殊な能力を持っていた。
それは、絵の中の世界に入り込むこと。
それぞれ個性豊かな絵に入り込むことで母の思いに気づく美音。
またその過程でこの能力の秘密が明かされます。
母の思いと美音の思いがつながるまでに紡ぐ美音の心情の変化を美しく描き出す作品です。
★著作者紹介
西村友里(作)
京都市内の小学校に35年勤務。そのかたわら、創作活動を続ける。『たっくんのあさがお』(PHP研究所)で第25回ひろすけ童話賞受賞。『消えた時間割』(学研プラス)は第52回緑陰図書。その他著書に『占い屋敷の夏休み』シリーズ(金の星社)、『オムレツ屋へようこそ!』(国土社)などがある。
こがしわかおり(絵)
埼玉県に生まれる。出版社勤務を経て、フリーに。
作絵の作品に、『ツツミマスさんと3つのおくりもの』(小峰出版)、絵に『わらうきいろオニ』(講談社)、『チキン!』『おうちずきん』(文研出版)、『さよならのドライブ』(フレーベル館)、『ちいさなおはなしやさんのおはなし』(小峰書店)、『料理しなんしょ』(偕成社)、『ダジャレーヌちゃん 世界のたび』(303BOOKS)などがある。
★商品情報
書名 『不思議屋「風待ち」』
作 西村友里
絵 こがしわかおり
定価 1,650円(本体1,500円+税10%)
ISBN 978-4-580-82493-5
発売日 2022年3月31日(木)より発売
プレスリリース提供:PR TIMES