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楽天メディカル株式会社

楽天メディカル、インド法人設立を機に、Co-CEO三木谷浩史がインドトップクラスの医療機関を訪問

(PR TIMES) 2022年10月04日(火)06時40分配信 PR TIMES

革新的ながん治療法を開発するための技術基盤「アルミノックス(TM)プラットフォーム」のインドでの展開を目指す

※米国楽天メディカル社が、2022年9月28日(米国時間)に発表したプレスリリースの和訳です。内容については、英語原文が優先されます。

楽天メディカル社(本社:米国 カリフォルニア州 サンディエゴ、共同チーフ・エグゼクティブ・オフィサー(以下、Co-CEO):三木谷 浩史/以下、楽天メディカル)は、同社の子会社としてインドに「Rakuten Medical Private Limited」(本社:インド ムンバイ/以下、楽天メディカルインド社)を新たに設立しました。これにより、楽天メディカルは、インドでのビジネス基盤を強化するとともに、グローバルでさらなる事業拡大に取り組みます。楽天メディカルインド社は、アルミノックス(TM)プラットフォームを基に、同国において頭頸部がんをはじめとする様々な疾患に対する治療法の開発と実用化を目指します。ビジネス基盤をより強固なものにするため、楽天メディカルのCo-CEOである三木谷 浩史は、インドの主要な医療機関を訪問し、がん治療の現状と今後の発展について意見交換しました。

[画像1: https://prtimes.jp/i/43244/56/resize/d43244-56-e5b764335ff564c2c2c4-0.jpg ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/43244/56/resize/d43244-56-c1e371e5d1ff03407e23-1.jpg ]




インドにおける2020年の新規がん患者数は130万人を超え、世界で4番目に多い数となっています¹。なかでも頭頸部がんの患者数は多く、がん全体の約30%を占めています²。また、インドの頭頸部がん患者数は世界全体の約26%を占めています¹。同疾患の患者さんの多くは、がんが進行した状態にあるため¹、予後不良であることが多く、死亡率も高くなっています。

アルミノックス™プラットフォームは、医薬品、医療機器、医療技術、その他周辺技術を総合的に利用した楽天メディカル独自の技術基盤です。この技術基盤を用いて開発された革新的な治療は、1)薬剤の投与、2)光の照射、の2段階で構成されます。特定の細胞に選択的に集積した薬剤に、特定の波長の光を照射すると、薬剤が活性化し、同細胞を迅速かつ選択的に壊死させ、あるいは、排除すると考えられています。この技術基盤を基にした治療法は、第5のがん治療法になる可能性があります。

楽天メディカルCo-CEOの三木谷 浩史は、次のように述べています。「インドに独自の拠点を設け、同国の著名な医療関係者と意見交換できたことを大変嬉しく思います。世界的にみて、極めて多くの頭頸部がん患者さんがいるインドにおいて、当社の治療法を展開し、がん治療を発展させることにより、より多くの患者さんの命を救えるよう尽力したいと考えています。」

Tata Memorial CentreのDirector and Head of Surgical OncologyであるRajendra Achyut Badwe医師は、次のように述べています。「楽天メディカルの治療技術は、標的とする細胞を選択的に攻撃するという、これまでにない作用機序を有しています。楽天メディカルがこの新しいがん治療法のインドでの展開を目指していることを嬉しく思います。本治療法の頭頸部がんに対する十分なエビデンスを収集し、有効性を検討できればと考えています。」

Narayana HealthのFounder and ChairmanであるDevi Prasad Shetty医師は、次のように述べています。「楽天メディカルの先駆的な治療技術は、インドの人々がより健やかな生活を送るための後押しとなる可能性があります。同社のミッションである『ガン克服。』の実現を心より応援しています。」

¹ J Ferlay, M Ervik, F Lam, et al, eds. Global Cancer Observatory: Cancer Today. International Agency for Research on Cancer; 2020. Accessed, August 23, 2022. http://gco.iarc.fr/today
² Kulkarni MR. Head and Neck Cancer Burden in India. Int J Head and Neck Surg 2013;4(1):29-35

* アルミノックス™プラットフォームを基にした治療法は、日本以外では臨床試験の段階にあり、インドでは臨床試験の実施および実用化に向けた承認はまだ取得していません。


楽天メディカル社について
楽天メディカル社は、アルミノックス™プラットフォームと呼ぶ技術基盤を基に、薬剤と光を組み合わせた、がんをはじめとした様々な疾患に対する新しい治療法の開発を行うグローバルバイオテクノロジー企業です。同プラットフォームを基に開発された医薬品・医療機器の前臨床試験では、特定の細胞の速やか、かつ選択的な壊死をもたらすデータが示されています。楽天メディカル社は、がんを克服するというミッションを掲げ、がん患者さんがより良い生活を送れる社会の実現を目指しています。米国に、本社と研究開発拠点を構え、日本、オランダ、台湾、インド、スイスの世界6カ国を拠点としています。楽天メディカル株式会社は、楽天メディカル社(米国法人)の日本法人です。詳しくは、https://rakuten-med.com/jp/をご覧ください。

アルミノックス™プラットフォームについて
アルミノックス™プラットフォームは、治療技術基盤の名称であり、米国国立がん研究所の小林久隆先生らが開発したがん光免疫療法が基となっています。同プラットフォームは、医薬品、医療機器、医療技術、その他周辺技術を総合的に利用した技術基盤であり、楽天メディカル社は、これに基づき製品や治療法の開発を進めています。アルミノックス™プラットフォームとは、薬剤と光を組み合わせた、がんをはじめとした様々な疾患に対する新しい治療法を開発するための技術基盤です。同プラットフォームを用いた治療は、「薬剤の投与」と「光の照射」の 2 段階で構成されます。薬剤は、光感受性物質 (光に反応する物質) と、キャリア (特定の細胞に選択的に集積する成分) から組成される複合体です。同薬剤を投与し、特定の細胞に選択的に集積させた後、その細胞に特定の光を照射することで光感受性物質を活性化させ、生化学・物理学的プロセスにより、特定の細胞を壊死させ、あるいは、排除します。

フォワード・ルッキング・ステートメント(将来予想に関する記述)
このプレスリリースに含まれる表現は、1995年米国民事証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)セーフ・ハーバー条項にある将来の見通しに関する声明に相当します。同声明は、様々なリスクや不確定要素、仮定を含むため、楽天メディカル社の事業計画及び結果は、本声明で想定された結果や公開された予想と異なる場合があります。「将来の見通し」に関する声明では、アルミノックス™プラットフォームで開発された当社製品に関連するサービスの商業化、その他の規制、販売承認の取り組みに関する情報を含みます。製品の販売承認や商業的成功は、達成されない場合もあります。将来の見通しに関する表明は、潜在的な利益、アルミノックス™プラットフォームで開発された当社製品の有効性と安全性、薬事申請状況を示します。このような声明では、「予期する」、「信じる」、「希望する」、「推定する」、「見通す」、「期待する」、「意図する」、「可能性のある」、「場合がある」、「提案する」、「計画する」、「戦略を立てる」、「するであろう」、「する」などの表現が使われ、いずれも現在の当社の信念に基づいて用いられます。さらに、このプレスリリースでは治験データに関する意見を述べる上で、「重要な」、「注目すべき」、「全般的に忍容性が良好」「管理可能な」「異常な」というような表現が使用されます。継続的である治験研究は、様々なリスクや不確定要素を含み、特に当社製品の製造段階での問題、安全性に関わる有害事象の発生、治療効果が見込めない状況など、合理的なもの、不合理なものを含め様々なリスク、不確定要素に左右されることがあります。そのため、規制当局による承認や当社製品の商業化の不確定要素を含め、実際の結果が公開された情報と異なる場合があります。当社は、準拠法で義務付けられた範囲を除き、新しい情報が得られたかどうか、将来何らかの展開または出来事が生じたかどうか、仮定に変化が見られたかどうか、将来予想に関する記述に影響する要因に変化があったかどうか、もしくはその他の理由の如何によらず、将来予想に関する本記述あるいは、他の記述を公式に改定する義務を負いません。当社が1つ以上の将来予想に関する記述を改定する場合も、その改定が、あるいはその他の将来予想に関する記述が、さらに改定されると推論すべきではありません。



プレスリリース提供:PR TIMES

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