プレスリリース
2021年12月26日(日)上尾運動公園陸上競技場にて、聴覚障がいを持つ子供たち34名を対象に開催された、公益財団法人山田昇記念財団主催の「デフ陸上教室」にヤマダホールディングス陸上競技部T&F(以降ヤマダ陸上部)所属の柏村亮太 選手、小田大樹 選手、2021年東京オリンピック400mH日本代表の安部孝駿 選手ら3名が講師として参加いたしました。
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デフ陸上教室とは
デフ陸上教室とは、聴覚に障がいを持つ方を対象として、障がい者スポーツの振興および子供の健全な育成などを目的に陸上の専門知識やパフォーマンスを通じて、子供の教育、夢を持つことの大切さなどを伝えるための教室として2018年より公益財団法人山田昇記念財団、株式会社ヤマダホールディングス、一般社団法人日本デフ陸上競技協会が協力し開催している活動です。
デフ陸上教室について
聴覚に障がいを持つ方を対象として、日本で初めて実業団陸上チームがメイン講師として参加した本教室では、小田選手による走幅跳、ヤマダ陸上部とデフアスリートによるスタートランプを使用した30m走、2つのデモンストレーションを行った後、選手たちによる「走る、跳ぶ、投げる」をテーマとした基礎的技術指導を行いました。
デモンストレーションでは、小田選手が走幅跳を披露すると子供達も驚き、アンコールが要求され、再度走幅跳を披露し盛り上げました。
また、デフアスリートによるスタートランプの紹介の後、デフアスリートとヤマダ陸上部によるスタートランプを使用した30m対決を披露しイベントを盛り上げました。
【ヤマダ陸上部とデフアスリートによる30mデモンストレーション】
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基礎技術指導では、「短・中距離」「跳躍」「投てき」の3分野に分かれ、それら各分野に関する基礎的な技術やそれぞれの選手が意識しているポイントなどを伝え指導を行いました。
日本初の実業団陸上チームによる聴覚障がいを持つ方を対象として行われた本教室では、情報伝達方法として、耳が聞こえる人と聞こえない人をつなぐため選手ひとりひとりに対し、手話通訳を付けることで子供たちと積極的にコミュニケーションをとることができました。
【手話通訳を通して指導を行う安部選手】
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2021年東京オリンピック400mH日本代表の安部孝駿 選手は「自身としても新しい体験ではじめは緊張していましたが、子供たちの笑顔を見て今後もこのような活動を継続して続けていきたい」と今後の抱負を手話通訳を通じて伝えました。
また、最後にヤマダホールディングス陸上競技部T&F監督の田中宏昌監督より「選手たちにとっても貴重な体験ができました。今後このような活動を広く行っていきます。本日はありがとうございました。」と感謝を伝え、締めくくられました。
【ヤマダホールディングス陸上競技部T&F 田中宏昌 監督】
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【今回参加した選手たち】
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2021年度社会貢献活動
ヤマダホールディングス陸上競技部は、スポーツ振興および子供の健全な育成などを目的に社会貢献活動を行っております。
2021年度は、デフ陸上教室をはじめとする陸上教室や甘楽町さくらマラソン大会のゲストランナーなど様々なイベントに合計7回参加し、競技活動のみではなく幅広い活動を行っております。
詳しくは、ヤマダホールディングス陸上競技部ホームページ社会貢献活動よりご覧ください。
これからも社会貢献の一環として、陸上競技部の活動を通じたスポーツ振興と、地域貢献に取り組んでまいります。
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プレスリリース提供:PR TIMES