プレスリリース
AIを活用したテスト自動化のAutify、ChatGPTを活用したテストシナリオ作成補助機能「Step Suggestions」をローンチ
AIでソフトウェア検証作業を効率化、製品開発のDXを推進
AIを活用した開発生産性の向上を実現するテスト自動化ツールの「Autify」を提供するオーティファイ株式会社(本社:米国サンフランシスコ、代表取締役CEO:近澤良、以下オーティファイ)は、ChatGPTを活用したテストシナリオ作成補助機能、Step Suggestionsの特許を出願し、機能のリリースを行いました。
※記事の後半にデモ動画がございます。
Step Suggestionsは、テストシナリオの各ステップ(手順)をAIが提案する機能です。テストシナリオの作成をAIがサポートすることにより、テスト自動化に最適なテストシナリオを作成することが可能となります。
Step Suggestionsのご利用方法
既にAutifyをご利用のお客様
以下のURLからChromeの拡張機能をダウンロードします。
https://chrome.google.com/webstore/detail/autify-step-suggestions-a/ckakdcagkiidpnaoakmahgopbignmogd
トークンの取得をお申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSckOkYlm_MrFcZEDGIFbuNpfN1JsAsW-FU46sAyy17jkhD9uA/viewform
まだAutifyをご利用でないお客様
まずは、14日間のフリートライアルをお申し込みください。
https://app.autify.com/trial?locale=ja
顧客の声を素早く反映する「アジャイル開発」もAIで効率化する時代に
市場の移り変わりが激しく顧客のニーズがすぐに変化する現代において、企業が競争力を高めビジネスを成長させるためには、製品やサービスを競合他社より早く市場に投入することが重要です。
また、初期のリリースを成功させるだけでなく、顧客の要望に素早く応えて要望の多い機能を追加したり、使いやすいページに変更するなど、顧客のロイヤリティを育てるためには継続的な製品の改善が必要となります。
このような背景から、アジャイル開発によってリリース速度を早めることが、顧客から選ばれるサービスとなるために必要不可欠になってきました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/49466/55/resize/d49466-55-076d4a5fe7603015c872-0.png ]
AutifyはAIを活用したテスト自動化で「開発スピード」と「製品の品質」を同時に向上させ、高品質の製品をより早くアップデートし、ビジネスの競争力を高めます。
製造業の7割弱で「AIの活用に前向き」
製造業の技術者向け専門誌「日経ものづくり」が実施した読者(主な読者は製造業)に対する生成AIの活用調査によると、製品開発の際にAIを活用したツールの採用に前向きな企業は68.1%となりました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/49466/55/resize/d49466-55-0f58dfe5425ea2cd0d66-1.png ]
引用元:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC015CQ0R00C23A8000000/
AutifyはIT業界だけではなく、金融、行政、製造業など様々な業界で、ソフトウェア開発における業務効率化のために幅広く導入されています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/49466/55/resize/d49466-55-fa7c61b112ee5220eede-2.png ]
Chat GPTを活用したテストシナリオ作成補助機能開発の背景
企業の競争力向上を支えるアジャイル開発ですが、製品開発の速度向上に伴い品質管理の作業も増加するため、「開発速度」と「品質保証」の両立は長く課題となっていました。
テスト自動化には、「自動化におけるエンジニア人員不足」と「メンテナンス工数の肥大化」という大きな二つの問題が存在していました。Autifyはノーコードで誰でも自動化できるようにし、AIがメンテナンスを自動化することで、開発速度を速めながら、高品質な製品のリリースを可能にしました。
一方で、もう1つの大きな課題として、「品質保証に十分なテストカバレッジの保証が難しい」というものがありました。Autifyをご使用のお客様に品質保証の悩みを伺ったところ「これまで手作業で検証していたテスト項目を、自動化に適した形に設計しなおすノウハウがなく困っている」「何をテストすべきか分からない」という声が多く寄せられました。
オーティファイは、このような悩みを解決する手段として、テスト内の1つ1つのステップを、OpenAI社のGPT-4を使用して提案することでテストシナリオの作成を支援する「Step Suggestion」を開発しました。
Chat GPTを活用したAutify独自のAI機能「Step Suggestions」とは
オーティファイが提供する「Step Suggestions」はChromeの拡張機能として提供しています。この拡張機能をインストールした状態で、テストシナリオのレコーディングセッションを開始すると、表示されているテスト対象アプリケーションのページ内で、どの要素をどのようにテストするべきか3つの提案が表示されます。
ユーザはこれらの提案に従って、要素のクリック、テキスト入力、アサーション(正常に動作するかのチェック項目:アサーションとは、ページ上の特定の要素を検証することです。)の追加を行うことで、価値の高いテストシナリオを作成できます。
また、提案項目が適切ではない場合、項目の横に表示される×印をクリックし、提案項目を削除することで、別の提案を表示することができます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/49466/55/resize/d49466-55-f084d0206f9c66a8cf93-4.png ]
Step Suggestionsの使用事例
弊社オーティファイのトップページにおけるUIテストを行う場合、ユーザーのメインの動作として、「サインイン」や「無料トライアル」が考えられます。ですが、ユーザーは必ずしも直接的に「サインイン」のボタンを押すとは限りません。
実際にStep Suggestionsを使用してAutify.comのウェブサイトを開くと、AIによって以下のような3つの提案が表示されます。
「Got it」ボタンをクリックして、クッキーの同意を確認し、機能をテストする
「導入事例」をクリックして、導入事例へのナビゲーション機能をテストする
テスト用のEmailアドレス「test@example.com」を勤務先Eメールの欄に入力してサブミッションの機能を確認する
[画像5: https://prtimes.jp/i/49466/55/resize/d49466-55-33279ff04bff59802f98-6.png ]
この提案に従い、「導入事例」をクリックした場合、ユーザーがこのページ上で取る可能性がある次の動作候補として、また新たな3つの提案を受けることができます。
[画像6: https://prtimes.jp/i/49466/55/resize/d49466-55-b9c9acdca7337c7e6376-4.png ]
その後、提案された「サインイン」をクリックすると、実際にサインインに必要な項目をテスト手順として組み込む提案を受け取ります。
[画像7: https://prtimes.jp/i/49466/55/resize/d49466-55-8fd696b156d99921fa62-5.png ]
このように、提案を元に複数のテストシナリオを作成することで、ユーザーが行う様々な使用方法を網羅したUIテストのシナリオを作成することができ、カバレッジを100%へと近づけることができます。
動画で体験する、Step Suggestions
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=6QlORqpfAVY ]
オーティファイ株式会社について
本 社: 米国カリフォルニア州 サンフランシスコ
設 立: 2016年9月2日
事業内容:AIを用いたソフトウェアテスト自動化ツール「Autify」の開発・販売
オーティファイは「技術の力で世界中の人々の創造性を高める」をミッションに掲げ、世界中の開発者がAutifyを使用して開発を始めることで、テストフェーズを無くし、ユーザーのニーズがより早く実現する世界を目指します。
テスト自動化ツール「Autify」はリリースサイクルの高速化と品質管理の両立を解決するソリューションです。国内外でエンジニアとしてキャリアを積んだCEO近澤の「多様化するユーザーのニーズに即座に対応するために、開発に集中できる環境を作りたい」という想いから生まれました。AIを活用したノーコードソリューションで、コーディングの知識が無くてもテストを自動化できます。また、AIがテストのメンテナンスも自動で行います。
オーティファイは、AIの積極的活用でソフトウェア開発に関わる全ての方に高いQuality(品質)とAgility(開発速度)を実現できる環境を提供し、全ての顧客の競争力を高めます。
プレスリリース提供:PR TIMES