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株式会社スギノマシン

独・フラウンホーファーとの共同研究契約に関するお知らせ

(PR TIMES) 2022年02月22日(火)14時15分配信 PR TIMES

新たな先端材料開発と製造技術確立を目指す

 株式会社スギノマシン(富山県魚津市 代表取締役社長:杉野 良暁)は、欧州最大の研究機関の一つであるドイツのフラウンホーファー・生産技術・オートメーション研究所(IPA)※1と共同研究契約を締結し、先端材料等の研究開発を進めています。契約期間は2021年9月1日から2024年12月末までです。
 共同実験室はシュツットガルトのIPA分散技術研究センター内に設置し、当社の湿式粉砕・分散加工装置「スターバースト」により先端材料開発を推進するとともに、2021年12月に設立した当社現地法人Sugino Europe GmbHと連携して、欧州における微粒化装置事業を強化してまいります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/70070/54/resize/d70070-54-b24f95effcf86e9116af-0.png ]

今回のフラウンホーファーIPAとの共同研究契約締結は、独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)からの紹介がきっかけとなっております。スギノマシンの有する、コーティング材料、電子部品ペースト・スラリー、バイオポリマーなどの製造・加工に関する優れた経験と技術が、フラウンホーファーIPA分散技術センターと粒子技術センターの表面技術ノウハウと融合することで、新たな先端材料開発とその製造技術確立に貢献するものと期待しております。

[画像2: https://prtimes.jp/i/70070/54/resize/d70070-54-6319020f7b61cc39423a-1.png ]

■商品概要

[画像3: https://prtimes.jp/i/70070/54/resize/d70070-54-9f48299b56bddb2f2a36-2.png ]


湿式微粒化装置「STAR BURST(スターバースト)」


超高圧に加圧した水流と原料同士を超高速(マッハ4の相対速度)で衝突させることで、微粒化(分散・乳化・粉砕・へき開※2等)を行う、湿式微粒化装置です。粉砕媒体を使用しないクリーンな工法で、電子部品材料、電池材料、半導体、顔料・塗料、医薬・化粧品原料など、幅広い用途で導入されています。


■用語・補足
※1:フラウンホーファー・生産技術・オートメーション研究所(IPA)
欧州最大の科学技術分野における応用研究機関であるフラウンホーファー研究機構の中でも、最も大きな研究所の一つで、1959年に設立され、約1000人の従業員を擁しています。製造業に関連する組織的・技術的問題を中心に研究開発を行っています。
https://www.ipa.fraunhofer.de/en.html

※2:へき開
ここでは、微粒子化の1つとして紹介しています。
結晶構造の物質が、平らに決まった面で割れる性質のことで、粒子をなるべく破壊せずに、層状の物質をより薄く剥がすことで、原料の機能を引き出します。



プレスリリース提供:PR TIMES

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